久しぶりの著者でした。さすがです人気作家。なのでひねくれた感想を述べよう笑　実父が殺されたのに、気丈というかあまり落ち込まないのは突然現れたおじさんのせい？大人気キャラの加賀や湯川がやってたことを新キャラがなぞっていた気もする。あまりにもキレッキレな推測がことごとく大当たりってのも出来すぎだし。と、文句ばかり言いましたが動機や人間関係は種明かしされるときちっと納得のいく無理のない範囲で落ち着いてるように思うし、腕は確かですね。続編も最近発行されたようですが、さて読もうかどうしようか。

久しぶりの著者でした。さすがです人気作家。なのでひねくれた感想を述べよう笑　実父が殺されたのに、気丈というかあまり落ち込まないのは突然現れたおじさんのせい？大人気キャラの加賀や湯川がやってたことを新キャラがなぞっていた気もする。あまりにもキレッキレな推測がことごとく大当たりってのも出来すぎだし。と、文句ばかり言いましたが動機や人間関係は種明かしされるときちっと納得のいく無理のない範囲で落ち着いてるように思うし、腕は確かですね。続編も最近発行されたようですが、さて読もうかどうしようか。

仕事柄というか、勤め先がモロこちらの系統なので、社内的にも必読の書です笑笑　知ってること7割知らないこと3割、いろいろ書いてたけど、著者の近鉄愛には恐れ入ったわ筋金入りよね。いちおう、定年まで勤めるつもりなのでまたときどきは読み返してみるかな。ビギナーの鉄ちゃんや、近鉄小僧はぜひ手に取るべきベーシック本と思いました。

良くも悪くも、ネット記事。そりゃそうだ、ネット記事を改めて新書にしたんだからさ。一つ一つの章は、今の日本、こういう困ったことがあって、で面白い。でも、それぞれが少ページだから、そんなことになってる背景や理由とその解決策が薄くって、現状こんな感じ！で済ませてしまってる感が。個人的に、ラストふたつのレイシズムをテーマにした話はとても興味深かったし、マジで掘り下げてほしかった。全体的にもったいなかったなー。

上巻に引き続き時代を全く感じさせない疾走感であっという間に読破しました！そうか、そこと結婚するんだ。でもそのことで初めて人間味を滲ませる描写はさすが。懐いた弟分の狂気もなかなかの嫌悪感だわね。ただ、その心理の綴り方は十分ではあったが、そこで冷静になれず、結局あのような結末を迎えるのは、そこまでの客観的な沈着ぶりを思えば、不可解といえば不可解かな。とはいえ長編山岳小説、山知識ゼロのわたしもじゅうぶんに堪能しました！

いやー、面白かった。むしろ日本みたいな陸続きの国境を持たない島国が特殊だし、千年以上も「日本」という国家であり続けるのは例外中の例外なので、逆に地球上の陸地は領土と国境線が何度も何度も変わってきた歴史なのだ。加えてかつて列強と言われた国の横暴と、つい最近まで人間ひとり一人が平等な基本的人権を有していなかったという事実。勉強になりました。なぜか、文庫版あとがきで、さいたま市に対するボヤキが炸裂するというドローカルなお話はオチでしかない笑

大正〜昭和の話なので、ほぼ100年前の時代設定ということになるけど、まったく色褪せないではないか！登山とは全く無縁なわたしですが、思いっきり没頭してお話が進むにつれてページを繰るスピードもサクサク上がっていった！山に登る理由、それはそこに山があるから！なんて単純な話ではない、という物語が下巻でどのように収斂していくか、本当に楽しみです！時代を超えた名著！

今思えば、なんでこの本を手にとってお買い上げしたのか、わたし笑　まあ、家田荘子の名前にたぶんに惹かれたのは有る。ほとんど全ての人が普通に経験している性交を、経験していない9人の大人女子にインタビューしたもので、まさに九人九色といった感じ。そしてインタビュアーである著者の主観も含めてまとめているのだが、それ以上でも以下でもなかった。わたしは女性ではないので共感もしないし、淡々と読み進めただけだったかな。きっと男性が読むものではなかったのかも。