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2024年7月の読書メーターまとめ

ひな
読んだ本
23
読んだページ
7427ページ
感想・レビュー
23
ナイス
750ナイス

2024年7月に読んだ本
23

2024年7月のお気に入られ登録
2

  • ぱぴい
  • もちこ

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひな
ネタバレ新しいタイプの主人公で、読了後の爽快感は心地よく。娘の親友に少しだけ成瀬の気がある子がいる(さすがに成瀬ほど突き抜けてはいないが)ので、ラストの成瀬目線の章はあの子もこんなふうに感じてるのかなと微笑ましく。でも何と言っても私は成瀬の友人島崎ちゃんを推したい。成瀬もすごい子だと思うけど、そんな成瀬に結局とことん付き合ってあげる彼女こそめっちゃ良い子じゃない?と思う。タイトルはちょっと煽りすぎかなという気がしますが、楽しい読書となりました。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

ひな

6月のベストは椿の恋文、かな。雨続きで出かけられず憂鬱な時も、本があれば幸せ。雨の音を聴きながら読書も楽しいです。ともあれ、6月もナイス、コメント有難うございました😊2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4848ページ ナイス数:403ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/505064/summary/monthly/2024/6

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
23

ひな
ネタバレシリーズ第19弾。プロローグが奈津さんだったので、今作は彼女の話かなと思ったら海里の兄一憲メインのお話でした。ずいぶんと重いものを背負ってたんだね、お兄ちゃんは。彼が奈津さんのような人と出会えて本当に良かった。ラスト、兄弟共に父との思い出共有出来て良かった。
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ひな
ネタバレ冒頭からヴィクトリア朝京都にホームズお馴染みの面々が闊歩するのが不思議だけど妙にマッチしてるのがさすが。京都警視庁のルビがスコットランドヤードなのに吹き出し、ホームズが詭弁論部に入ってたという過去に大笑い。寺町通B221(!)の一室でモリアーティ教授と仲良くなっちゃうのがまた笑える。京都とロンドン、多重構造の世界が広がり「東の東の間」で繋がる不思議。相応に面白かったのですが、個人的には今作や熱帯のような作風より他の作品の方が好みなので、少し読み疲れたかな。でも久々にモリミーワールドを堪能できて良かったです
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ひな
ネタバレシリーズ第11弾。今作は大きな転機がはじめ食堂に。再開発計画の話は現実にもありそうな手口で、不祥事で呆気なくご破算はうまくいきすぎ感がありつつもホッとした。そしていつのまにかはじめ食堂にとって大きな存在になっていた万里くんの旅立ち。割烹での修行で大きくはばたいてほしい。後釜にメイちゃんはナイスな展開。メイちゃん加入の新生はじめ食堂がどうなっていくのか、これからも楽しみ。
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ひな
ネタバレ戦争ものは苦手なので気になりつつも今まで読まずにいたが、それを後悔するくらい良かった。凄まじい物語なので読むのに気力がいるけど、一方でセラフィマ視線で描かれる物語は読みやすくもあり。序盤の訓練学校時代を背景にラストまで読み進むと、タイトルの意味の重さに圧倒される。簡単に面白かったと言ってはいけない物語がそこにあり、国問わず犠牲になった人々の数の多さと、戦争という大義を掲げることの虚しさと復讐の意味に、思うこと、考えなくてはならないことが溢れて処理が追いつかず、読み終えてしばし茫然。とにかく読めて良かった。
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ひな
ネタバレこちらも角川夏フェアから気になった本。福井県のコンビニで高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違えて起こした事故でコンビニ店長が死亡した。フリージャーナリストの主人公が事件を取材していくうちに事故に隠された闇に勘付き、それを追いかけていくのだが。主人公がジャーナリストというだけあって取材のやり口がかなり強引で嫌な気持ちになる。最終的に何故彼がコンビニに突っ込んだのかは明らかにされないが、タイトル含め納得のいくラストではあった。でも染井さんなら前に読んだ正義の申し子の方が好みだったかな。
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ひな
ネタバレ角川夏フェアで気になった一冊。数学の世界に生きる人々を描く物語だが数式などについて深掘りされたりしないので、ド文系の私でも問題なく読める。三ツ矢は天才的な数学的才能を持つが周囲には彼の見えている世界が見えない。正解は見えているのにそこに辿り着く過程を他人がわかるように説明出来る術がなく、そのギャップに苦悩する彼が哀しい。同じ世界に生きる熊沢や指導教授の小沼であっても、完全に彼の世界を分かち合うことはできなくて、中途半端に期待を描いてしまったせいか後半瞬く間に堕落していく三ツ矢の脆さがいたたまれなかった。
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ひな
ネタバレシリーズ第18弾。今作は海里、李英君の話もありますが、何といっても夏神さんの話が素敵。ついに雪山で亡くなった恋人香苗さんが幽霊として彼の前に現れる。これまで出てこなかった理由も納得のいくもので頷けるし、ロイドの2人きりで話せるようにフォローしてくれたり黙っててくれたりする優しさがまた良い。2人で話せた時間は短かったけど、夏神さんが気持ちを一区切りさせることができて良かったなあ。思い出のオープンサンドのシーンもぐっとくる。それにしても巻末のレシピ、いつも話のメインで登場するものと全然違ってちょっと残念。
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ひな
ネタバレ成瀬第二弾。大学生になった成瀬あかりが、彼女をとりまく周りの人たち目線で描かれる。前作同様爽やかな読み心地。ほんとは撮り鉄のびわこ観光大使の子との話が良かった。あと島崎ちゃん推しなので彼女が出てくる回は楽しい。どちらかというとやはり前作の方が面白かったかなあとは思いますが、今作も変わらず爽快な物語でした。
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ひな
ネタバレどんな人も隔たりなく暮らせる未来都市という触れ込みで地下に新設された街。地下ってだけで何だか危険な予感でしたが、やはり活断層地震で呆気なく崩落。崩れ落ちた街の最下層に取り残されたのは、目も見えず耳も聞こえず話せないという女性。主人公の高木は、開発された救助用ドローンを使って彼女を防災シェルターへ誘導する役目を担うことに。 先が気になり一気読み。章ごとに挟まる現在地と浸水までの残り時間の記載がハラハラ度を高める。障害は詐称では?という謎はラストに判明。意外にあっさり終わってしまいましたが、面白かったです。
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ひな
ネタバレ姫川玲子シリーズ最新作。ついに姫川班に魚住さん加入。2人それぞれの目線からのお互いの印象がわかって楽しい。危なっかしい姫川と落ち着いた魚住さんの組み合わせはなかなか面白かった。途中ちらっと登場する井岡さんも相変わらずで思わず笑ってしまった。武見さんと上手くいくかはわからないけど、今まで大変な人生を歩んできた分、姫川さんにはぜひ幸せになってほしいところ。
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ひな
ネタバレ今作はネット、SNSの闇を描く。「市民調査室」というアカウントから発信される、日常の投稿に紛れ込んでいるフェイクニュース。サイバー犯罪対策課の延藤が、犯人の化けの皮を剥がすべく捜査する。登場人物がそれほど多くないので犯人当てはそこまで難しくないけど、それよりも容赦なく描かれるSNSの闇にゾッとする。「同じ趣味・思想の人とつながることができる」場で起こりやすいというエコーチェンバー現象が自分も陥りそうで怖い。犯人がそれ程罪悪感を持ってなさそうなのもまた恐ろしかった。
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ひな
ネタバレ江戸の吉原で起こる花魁殺し。犯人は黒い狐面を被った集団で、殺された花魁にはある繋がりがあり。北町奉行所同心の今村と元花魁、かつ元忍!の彩音が事件を追う。時代物でも誉田さんらしい物語で一気読み。読了後に妖シリーズのスピンオフと知り驚き。どのあたりがスピンオフだったのかいまいちわからずでしたが、時代物でも誉田作品は相変わらず面白かったです。
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ひな
ネタバレ岬シリーズ第8弾。今作の舞台は大統領選挙で共和党が勝利した年のNY。読んでる最中にアメリカでのあの銃撃事件のニュースが舞い込み、あまりのタイムリーさにゾワっとした。今作はショパンコンクールファイナリストの1人である、エドワードとの競演。大好きなラプソディインブルーがどんなふうに描かれるのかが楽しみで、聴きながら読む。このシリーズの魅力である、素晴らしい音楽描写はやはり圧巻。このシリーズはミステリより音楽描写を楽しみに読んでるので、ラスト犯人わかってあっさり終わる展開でも気にならず。次のモスクワ編も楽しみ。
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ひな
ネタバレ読み始めは引き込まれて読んでいたのだけど、途中から竜崎先生のキャラ崩壊してるしラストの方はドタバタでなんだかなあとなってしまった。その上読み始めからずっと1番気になってた、澪の姉が掴んだ火村教授の隠していた真実がちゃんと明かされると思っていたのに、全く語られないまま終わってしまいものすごく消化不良。ドラマも観てなかったし単発ものだと思ってたので、1番気になる謎が解決されないままのラストはかなりモヤモヤが残り残念。続編ありきと知ってたらまた違った感想だったかな。
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ひな
ネタバレ久々に柚月さん。南部鉄器罪職人の父子が罪を犯した少年、春斗を補導委託として受け入れ、彼らもまた家族として再生していく物語。孝雄は確かに自分の辛い経験から息子に自由に生きてほしいと思って接してたのだろうけど、わかりにくすぎでしょうと思う。それだけに、健司もマリママも盛祥の会長も皆孝雄のことを知ってるから一様に悟に対して勘違いしてると言うけど、悟からしてみればそれは致し方ないことだし、一方的に責め立てるのはちょっと違うんじゃないかなぁと違和感。いずれにせよ、だから親子といえど対話が大事なんだよなあと痛感。
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ひな
ネタバレ新しいタイプの主人公で、読了後の爽快感は心地よく。娘の親友に少しだけ成瀬の気がある子がいる(さすがに成瀬ほど突き抜けてはいないが)ので、ラストの成瀬目線の章はあの子もこんなふうに感じてるのかなと微笑ましく。でも何と言っても私は成瀬の友人島崎ちゃんを推したい。成瀬もすごい子だと思うけど、そんな成瀬に結局とことん付き合ってあげる彼女こそめっちゃ良い子じゃない?と思う。タイトルはちょっと煽りすぎかなという気がしますが、楽しい読書となりました。
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ひな
ネタバレBrother編と交互に読んだのだけど、Brother編の四兄弟よりこちらの三姉妹の方がキャラが立ってたからか、個人的にはこちらのSister編の方が好きでした。次女目線で描かれるけど、天然でほんわか長女の佐々美ちゃんが1番年長なのに可愛らしくて良かったなあ。彼女にはぜひ幸せになってほしい。
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ひな
ネタバレ長女がSister編とセットで借りてきてくれたので、章ごとに交互に読むことができて忘れっぽい私には有難かった。Sister編とそれぞれの話が補完し合っているので、片方で語られなかった話がもう一方でわかったりして面白い構成でした。でも、ちょっと期待しすぎたか、交互に読んだせいか、ミステリとしては軽めだったからか、個人的には探偵が早すぎるの方が好みだったかな。
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ひな
ネタバレ夏川さんの医療ものはやっぱり素敵だ。夏の京都を舞台に小さな町病院で終末医療に真摯に向き合い患者に寄り添うマチ先生、大学病院で最先端医療に向き合い責任を負い続ける花垣先生、2人ともそれぞれの葛藤と信念があり、どちらのタイプの医師も必要だという花垣先生の言葉に胸打たれた。マチ先生が患者を看取った後茹だるような夏の京都の街で佇む場面や、狂気の果てを垣間見てもなお戦い続ける秋鹿先生のバーでのシーンが心に残る。ちょうど物語と同じ夏に読めたのも良かったな。久々に食べたくなった長五郎餅、買いに行こう。
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ひな
ネタバレ予約本が底をつき途方に暮れて、なんとなく江國さんが読みたくなり、目についたこの本を再読。読了後、初読の時の自分の感想が今と全く逆の感想で驚き。不倫を肯定する気はないし、姉妹の関係性とか理解できないと思う部分ももちろんあるけれど、何故かミカエラや佐和子にはある種共感する部分もあったりして。住んでいる場所は違えどそこまで環境が変わったとは思わないのに、8年前の私には見えなかった世界が見えるようになったのか、それとも過去には見えていた部分が見えなくなってしまったのか。いずれにしてもこれだから読書は面白い、と思う
が「ナイス!」と言っています。
ひな
ネタバレ久々に村上作品を。物語に登場する“five spot after dark”が気になったので、検索して聴きながら読む。深夜から夜明けまでの一晩を描く物語はまさにこの曲がぴったりな雰囲気を纏っているなあと思う。2ヶ月以上眠ったままの姉を気にする妹マリは深夜のファミレスにいて、急にやってきた男に話しかけられる。些末な部分だけどマリが読んでた分厚い本がどんな内容だったのか気になってしまった。相変わらずの村上節を堪能し、また昔読んだノルウェイの森やねじまき鳥を読み返したくなった。
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ひな
ネタバレ前科持ちのMillieがやっと手に入れた仕事は裕福なWinchester家に住み込みで家政婦をすること。Mille視点で始まる第1章は、雇い主Ninaの奇妙な行動が次々と描かれ、対して外見も性格も完璧な夫Andrewが何故彼女と結婚生活を続けてるのかが謎に見える。第2章のNina視点の話は何となく予想がついたけど、その後の展開は全く予想外だった。読み終えてみると1番まともなのはNinaだったなあ。Milleも大概だけど、1番ヤバいのはAndrewママ、怖すぎ。するする読めるレベルの英語も読みやすかった。
が「ナイス!」と言っています。
ひな
ネタバレ森沢作品に感動できずに落ち込んだところに爆弾を落とされた気分。読み始めた時からこれは好きなやつだとわかったけれど、こんなにも心揺さぶられるとは。友情の物語なのに癒しも温かさもなく、セイディもサムも好きになれないのに、ずっとずっと物語から目が離せなかった。この物語で1番好きだったマークス(本文の通りまさに「好きにならずにはいられない」)の事件の際はぎゅっと胸を掴まれて息が詰まりそうになった。そのあたりを読むのが辛すぎるので今は無理だけど、いつかこれは原文で再読したい。久しぶりに素晴らしい読書体験で幸せでした
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/09/20(3744日経過)
記録初日
2014/05/28(3859日経過)
読んだ本
2056冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
610913ページ(1日平均158ページ)
感想・レビュー
1774件(投稿率86.3%)
本棚
54棚
性別
年齢
45歳
血液型
A型
職業
主婦
現住所
京都府
自己紹介

子供の頃から本を読むのが好きでした。
学生の頃は推理小説ばかり読んでいましたが、友人が江國香織さんの「きらきらひかる」をおすすめしてくれたのをきっかけに他ジャンルの本も読むようになり、世界が広がりました。

読書メーターに登録してから、他の読書家さんの感想や読まれた本などを参考にさせていただいて、ものすごく読書の幅が広がりました。これからも新しい本にたくさん出会えていけたら嬉しいです。

今年で読書メーターも10年目になりました。読むペースは年々落ちているものの、こんなに長く続けられるとは思ってもなくて、本当にありがたいです。これからもゆるゆる続けていけたら良いなあと思います。

追記:
感想は読メ登録以降に読んだものに記載しています。

2015年 260冊 2016年 221冊
2017年 213冊 2018年 268冊
2019年 180冊 2020年 114冊
2021年 94冊 2022年 71冊
2023年 103冊

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