読書メーター KADOKAWA Group

読書グラフ

1/11/41/71/101/131/161/1925681257862589125996261012620626311ページ数75767778798081冊数読書ページ数読書冊数
パトリシア・コーンウェル(3)マーサ・ウェルズ(2)皆川 博子(2)小西 マサテル(1)青波 杏(1)齊藤 彩(1)オルナ・ドーナト(1)朝比奈 秋(1)逢坂 冬馬(1)ディーリア・オーエンズ(1)21%パトリシア・コーンウ…14%マーサ・ウェルズ14%皆川 博子7%小西 マサテル7%青波 杏7%齊藤 彩7%オルナ・ドーナト7%朝比奈 秋7%逢坂 冬馬7%ディーリア・オーエン…著者グラフ上位10名
もっと見る

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

茉莉花
新着
ネタバレ結末が平穏すぎる。 戦時下の中国が舞台で、物語序盤は密告や暗殺が日常茶飯事だったのに追手もなくリリーが逃げおおせるのが違和感。血なまぐさい展開を予想させていたのに、中盤の長い回想で失速した印象。 回想以外の文章も過去形で淡々としていて臨場感に欠ける。冒頭が筆力を感じさせる語り口だっただけに勿体無い。ナツカとヤンファが旧知の仲であったことが物語の肝かと思うが、リリー自身が後半ダラダラしてるので肝心の思い出した瞬間も感情移入しづらい。 リリーが悲しみや痛みを感じる描写がもっとあれば全体的に印象が変わっていた。
0255文字
茉莉花
新着
愉快な箇所はほぼないが文学的には名作。 物語の核心に触れるまでの冒頭約100ページは、モヤモヤした状態で話が進むカズオイシグロ作品あるある。 それなのに気がつくと引き込まれていくのは著者の筆力の高さか。 舞台は6世紀頃のイギリスで、RPG風の世界観に楽しい冒険が始まる予感がするが、物語は暗い方向へと進み予想を裏切られる 結末は解釈が分かれるところだが、他にない読後感を与えてくれた 「忘れられた巨人」として暗示される物語のテーマ含め、作品全体にメタファーが散りばめられているので、一読では理解しきれない作品。
0255文字
茉莉花
新着
ネタバレ読む人を選ぶな、というが第一印象。古典ミステリの引用やトリックの描写が多いので、取り上げられている作品を読んだことがある人なら面白く読めそう。ミステリに詳しくないと読み進めづらい。 また、本作自体も古典ミステリの形式にのっとって語られる部分が多く冗長。構成もイマイチ。 文体はライトで情景描写が少なく、主人公の感情の描写がダイレクトすぎるので、物語に奥行きがない。肝心の謎解きもどうもしっくりこないし、楽しみにしていた恋の行方も進展なし。 ミステリ談義にページを費やし、全体的に尻切れトンボなのが残念だった。
0255文字
茉莉花
新着
情景描写は素晴らしい。が、ストーリーが面白くない。 いわゆる高等遊民で妻子持ちの主人公が、雪国の芸者と恋愛ごっこをしているだけにしか見えない。何故なら、主人公は前述した通りで魅力がないし、芸者の方はひたむきに生きてはいるけれど、今風にいうと振る舞いがメンヘラでくどい感じがする。 文章は綺麗ではあるけれど、登場人物に感情移入できず主人公には終始イライラさせられた。 名作として読んでみたものの、再び読もうとは思えない。
0255文字
茉莉花
新着
暗い本が読める人ならオススメ。 戦時下の異常な状況で浮き彫りにされる人間の本質が、リアルに描かれている。 作品のテーマは人の死や良心の呵責で、捕虜の生体解剖というショッキングな事件に巻き込まれる登場人物の姿を通して、このテーマについて読者に問いかけてくる。 あらすじからは、事件後の主人公の葛藤を描いた作品かと思ったがそうではなかった。 が、心理描写が繊細で、ウッとくるほどに人の本質を捉えており感動した。 最後に、実際の事件を元にしているが作品はフィクションであり、詳細は異なるということを言及しておきたい。
0255文字
茉莉花
新着
オススメしません。ストーリーも人物も作り込みが浅すぎて、セリフと場面設定だけの台本を読まされているよう。 「連絡先を交換せず木曜日だけ会う」という設定に惹かれて読みましたが、それ以上のものはありませんでした。主人公は仕事には熱心ですが他は人任せ、登場人物は主人公の手伝いをするという役割だけを与えられたキャストに過ぎず、感情移入もできません。 世界観も古く、時代設定は現代なのにデザイナーである主人公がパソコンを使えないというありえない設定。作者が作者だけに大御所らしい時代錯誤な価値観が透けて見え残念でした。
0255文字
茉莉花
新着
「人間の心のめざすものが悪であることは、はっきりと聖書に書いてある。われわれは毎日その実証を見ている」 物語の核心部分ではないが、印象に残った言葉。 宗教色の強い作品だが、この言葉に妙に納得というか、安心した。
0255文字
茉莉花
新着
ネタバレ「一生に一どかならず軍服をつけるのと、袈裟をきるのと、どちらのほうがいいのか、どちらがすすんでいるのか? 国民として、人間として、どちらが上なのか?」 読み進める中でこの言葉に目が留まり、のちに物語のテーマと紐づく問いであると気づいた。 美しい文体に一気に引き込まれる。 ストーリーの合間に人の生き方や暮らし方が織り込まれ、水島に導かれるように戦争への反省と人間としてのあるべき姿に思い至る。 鮮やかな南国の描写が、のちに明かされる戦場の悲惨さを深く印象づける。 平和への祈りを感じる一冊。
0255文字

読んだ本
79

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/10/04(3761日経過)
記録初日
2014/06/27(3860日経過)
読んだ本
79冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
26280ページ(1日平均6ページ)
感想・レビュー
22件(投稿率27.8%)
本棚
0棚
性別
年齢
31歳
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
奈良県
自己紹介

翻訳小説を主に読みます。子どもの頃から本が大好きで、硬めの文体が好みです。冗長な文章はいけますが、ライトすぎるのは苦手で最後まで読めません。
好きな作家はスペインのサフォン。
読んだ本の感想を言い合える相手が欲しくて始めました。また、感想を書いたり読んだりして相手や自分が面白い本を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
本に対する批評が厳しめなこともあります。不快にさせてしまいましたら申し訳ございません。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう