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2024年10月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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ナイス
246ナイス

2024年10月に読んだ本
31

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

訪問者
途中まではユーモア小説かと思っていたら、最後にとびきりの恐怖がやってくる「さきのばし」が一番の傑作。他にも「血」、「無題」、「冷たい時間」、「かみさまとにんげん」と澤村伊智ならではの恐怖が続く短編集。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
31

訪問者
イアンと共にボストンからイギリスへ帰ったジェルミ。バレンタインの双子の兄エリックやナディアの妹マージョリー等の登場人物も加わり物語は進んでゆく。そしてイアンとジェルミの関係は新たな局面を迎える。
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訪問者
前作『破果』があまりに面白かったので、こちらも読了。『破果』の主役である65歳の女性殺し屋(こんな設定は初めて読んだ)爪角が殺し屋の修業をする若き日を描く。こちらも面白い。
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訪問者
65歳の女性殺し屋が主人公という韓国のノワール小説。しかも岩波書店という組み合わせ。読み始めは独特の文体もあって少し戸惑ったが、すぐに圧倒的な物語の迫力に飲み込まれていった。これは傑作!
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訪問者
これは書評を漫画でやっているのか。本の内容のことはあまり書かれていないが、それでも面白い。カズオ・イシグロ『わたしたちが孤児だったころ』、大道珠貴『背く子』は読んでみたい。
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訪問者
繰り返し読む本書であるが、碁楽選書の中でもこの方の著書が一番分かりやすく、頭に入ってくる。それが実践で生かされていないのは不徳の致す所なのだが。まさかコンピューター囲碁がこんなに強くなるとは、しばらく前までは想像もつかなかった。
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江戸時代の性風俗というよりも、当時の人々の性意識についての考察。江戸末期の川路聖謨や明治初期の徳冨蘆花の日記など極めて面白い。
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萩尾先生の絵は本当に素晴らしい。イアンが悲愴を感じる246頁から255頁の10頁はまさに至芸。そして最終頁でボストンに帰り男娼になったジェルミと再開するイアン。前半の5巻が終わり、この物語は一体どこにたどり着くのだろうか?
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交通事故でグレッグとサンドラが亡くなり、グレッグとジェルミの物語は現実には終了する。これから始まるのはイアンとジェルミの長い物語なのか。果たしてどんな物語になるのだろう。
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萩尾作品の中でも最も陰惨な話であるが、最も絵が素晴らしい作品ではなかろうか。登場人物もローランド家のグレッグ、ジェルミ、サンドラ、イアンが中心ではあるが、ナディア、オーソン、バレンタインと魅力的な脇役も多く、目が話せない。
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義父による性的虐待という陰惨な話を扱いながら、萩尾先生はそれをあくまでも静謐な美しさを持った絵で描き出す。まさに問題作にして不朽の名作。
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こちらも長年の懸案であった作品。陰惨な話であり葬儀の場面から始まるが、最初の頁から萩尾さん独特の印象的な立木の絵に引き込まれる。本書の271頁のイアンとジェルミの上下の構図とか読む手が止まることが度々ありながら読み進める。
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2040年に1100万人の働き手が不足する危機を、機械化・自動化、ワーキッシュアクト、シニアの活動、企業のムダ改革によって軟着陸させようとする。それでも、10年の猶予が生まれるだけではあるのだが。巻末の未来予測①「消費者と労働者の境目が曖昧になる」、②「働き手が神様です」、③「労働が楽しくなる」は本当にその通りで、①は現実化しつつあるし、②、③もその方向に進んでほしい。
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久しぶりに読む酒井順子であるが、やはりこの人のエッセイは面白い。「おたくが先達、〝好く力〟格差」、「世代で異なる斜陽日本の眺め方」あたりは普段なんとなく思っていたことが言語化されていて、うなづきながら読んでいた。
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訪問者
10年ぶりに読み返した本書の感想。①「電子・金融空間」による資本主義の延命は継続中。②中産階級の没落、格差の拡大も継続。③資本主義が立ち行かなくなるとして、それに変わるものが何であるかは依然不明確のまま世界は動いている。
が「ナイス!」と言っています。
訪問者
途中まではユーモア小説かと思っていたら、最後にとびきりの恐怖がやってくる「さきのばし」が一番の傑作。他にも「血」、「無題」、「冷たい時間」、「かみさまとにんげん」と澤村伊智ならではの恐怖が続く短編集。
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本書も凄い一冊。「笛を吹く家」、「苦々陀の仮面」、「こうとげい」を始め、傑作ぞろいの怪談小説。
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怖ガラセ屋サンを巡る7話を収める。どの話も面白いが、巧みなプロットで思わぬ展開を見せる第6話「見知らぬ人の」が傑作。
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訪問者
前半は少女の手記で、彼女が同年齢の少女をカルト宗教の家庭から救出する顛末と、その後に続く不可解な集団死が描かれる。後半になり、その手記の少女が今は別のカルト教団の教主となっており、その団体への潜入が描かれる。二転三転する結末。本書も傑作。
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訪問者
碁楽選書も色々読んでいるが、この方の書くものがわかり易く一番参考になる。それにしても囲碁ブラウザゲームCOSUMIのLevel5に中々勝てない。何とかしたいものである。
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訪問者
国内各地の、そして遠くはフランスのいろいろな食堂の料理を紹介している。どれも大変美味しそう。
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訪問者
比嘉姉妹シリーズの中編3編を収めるが、母と娘の葛藤がテーマか。表題作は比嘉琴子が一旦はミステリーとして解決するが、最後はホラーとして終わる澤村伊智らしい傑作。
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訪問者
タイトルとカバーデザインから予想していた物語とは違い、第1話から結構陰惨な話で驚く。その後、最終2話に至り、隠されていた全体の構図が明らかになる。巧みな伏線も含め、ミステリーとしても卓越した作家である澤村伊智の傑作!
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訪問者
羊、猪、鹿、鳩、鴨、牛、内蔵、馬、すっぽん、鯨と最初から最後まで肉食に対する熱い思いが詰まった平松洋子さん渾身の一冊。
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2001年の作であるが、20年たった今も版を重ねているのは大したもの。作品というシミュラークルが宿る表層と設定というデーターベースが宿る深層の二重構造から、オタク系文化、ポストモダン、日本社会を読み解く名著。
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Ⅴ巻に引き続き今回が初読。ルシウス設計の浴場でハドリアヌス帝が崩御し、最後はルシウスとさつきの大団円となる。こんな漫画はヤマザキマリさんにしか描けなかっただろう。
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訪問者
実はテルマエ発売時にⅣ巻までは読んでいたのだが、Ⅴ巻以降は今回が初読。前巻から続く「平たい顔族」の伊藤温泉長期滞在編も街中の「ベン・ハー」チャリオットやルシウスの恋を経て、いよいよ古代ローマに理想の温泉街を築く流れか?
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ヤマザキマリさんが老いと死について語る一冊。「自分の中に潜んでいるエネルギーを見くびらず、苦悩や悲しみも含め、命にたくさんの栄養を与えて存分に満足させてあげてください。」
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内容的には『男性論』とかぶるが、こちらは26人のポートレイトを個々に論じている。
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男性論であるが、興行収入60億円の『テルマエ・ロマエ』映画化の原作使用料100万円問題が書かれている。「もう左うちわですね」と言われるのが嫌で発表したとの事だが、そもそも映画化以前に結構な印税が入っているのではないかと思うのだが、果たして?
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訪問者
ヤマザキマリによって息子デルス君のことが語られる。ちなみにデルスという名前は黒澤明監督の映画でも有名になった「デルス・ウザーラ」から取られている。
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訪問者
14歳で欧州一人旅。17歳でイタリア留学。その後もカイロ、ダマスカス、リスボン、シカゴ、パドヴァと移動がデフォルトだというヤマザキさん。動くことが嫌いな当方からすると途轍もない人生だが、読んでいる分にはなかなか面白い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/10/07(3705日経過)
記録初日
2014/10/13(3699日経過)
読んだ本
3845冊(1日平均1.04冊)
読んだページ
1010584ページ(1日平均273ページ)
感想・レビュー
3845件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

主な読書 夏目漱石:新潮文庫の小説全17冊を読破。芥川龍之介:ちくま文庫の全集8巻を読破。谷崎潤一郎:中央公論新社の全集26巻を読破。吉田秀和:白水社の全集24巻を読破。栗本薫:グイン・サーガ153冊を読破。恩田陸:最新作「月曜日は水玉の犬」まで83冊を読破。他に森博嗣、ドストエフスキー、プルーストを愛読。

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