”だけど、もっと深刻な代償は「独身」だった。私の独身は、何か型なる力に護られているのか?と疑うほどに婚活はことことく失敗した。バッタには孤独相と群生相、転移相があるが、私の相は今や「可哀相」だ“
2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:2891ページ ナイス数:189ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/511967/summary/monthly/2024/8
やっぱヒュームの直接の後継者はルイス(そしてイーガン?)なのかー、、とおもいつつ、様相実在論は哲学者にすら受け入れるのが難しいのだな、、、、といういまさらな感想。
「外界からの刺激が感覚を生じさせる」とか「連続して起こる出来事に相関を見出す」といったヒュームの説明は、すでに因果関係を前提してるんじゃないの(論点先取)? という指摘はごもっともな感じがした。因果をほかの概念に還元して説明するのではなく、そもそも人間の認識の先験的な形態である、、、とカントは言ってないか。。でも近接性と時間先行性は、そのまま時空の性質の話だし、なんらかの対応付けはできそうな感じがする。因果律を原初的なものだとすると充足理由率になるんかな https://t.co/HSDm39Xq0D
モラヴェック先生は、ちゃんと量子力学のエベレット多世界解釈とルイスの可能世界論( https://bookmeter.com/books/11643870 ) のつながりについても言及してて流石である。 いま「順列都市」読むと「ああマトリクスとかシミュレーション仮説みたいな話だね」と思うかもしれないが、「順列都市」のがずっと先だし(1994年出版)思考の強度も物語としての面白さも圧倒的に高い。
本作は、「都市と星」「果てしなき流れの果てに」「三体」といった最高のSF群の一角を成す。いずれの作品でも主人公は、時間と空間と情報の果てまで辿り着くわけだが、その極地でもまだ「人間」のことが問題になるのはなぜなんだろか。やっぱ、人間が出てこないと物語にならないのか、物語にはなるけど誰も読みたがらないのか。
物理本はとっくにどこかに埋もれているため、 Kindle で読んでたのだが、下巻があるのすっかり忘れてて、「え?ここで終わり? まじ?? 打ち切りなの??」ってなった (^^;)
メソポタミアでは都市国家と貨幣がほぼ同時に発生したようなのだが、実際はどっちかが先にできて、もう片方はその後に続いたのだろうか。MMT的な表券主義なら、まず国家ができて徴税などを行う手段として貨幣を作り出すと説明するわけだが、中世の日本は中国がつくった銭を輸入して使っていたので、あてはまらない。
もちろん今だってドルがそのまま通用する国がたくさんあるわけだが(https://stripe.com/jp/resources/more/which-countries-use-the-us-dollar-heres-a-complete-list ) これらの国も政治的には独立しているし、アメリカに税金を払ってるわけでもない。当時の日本も、こんな感じだったのかな、、、と思ってたんだけど、本書を読むとまったく状況が異なることがわかる。なんてったって世界通貨たる銀を中国に供給してたのは、日本なんだし。
ウルドさんが、西遊妖猿伝に出てくる蝗婆々(こうばば)の弟子たちのような女性と出会える日も遠くないが、そういう幸福なエピソードは決して出版されないであろう(断言) https://comic.pixiv.net/store/variants/0029x5fd
”だけど、もっと深刻な代償は「独身」だった。私の独身は、何か型なる力に護られているのか?と疑うほどに婚活はことことく失敗した。バッタには孤独相と群生相、転移相があるが、私の相は今や「可哀相」だ“
えすえふ、歴史もの、科学もの
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ウルドさんが、西遊妖猿伝に出てくる蝗婆々(こうばば)の弟子たちのような女性と出会える日も遠くないが、そういう幸福なエピソードは決して出版されないであろう(断言) https://comic.pixiv.net/store/variants/0029x5fd