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2024年4月の読書メーターまとめ

橘
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感想・レビュー
12
ナイス
691ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • acalist

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

橘
ネタバレぐいぐい読まされました。少しずつ、失踪した彼女に近付いていく……面白かったです。結構遠い気がする親戚から人探しを依頼された休職中の刑事・本間は、職業病の好奇心から親戚の婚約者である関根彰子を探し始めるけれど、手掛かりをつかめたと思った彼女は、関根彰子の名前を騙る別人だった…というのがわかってからも怒涛の展開でした。地道に足で稼ぐ人たち。今の時代は別人が本人のふりして戸籍謄本とか引き出せないためそこはさすがに古さを感じます。でも、女性同士の意識し合う気持ちや、クレジット地獄の生々しさは変わりません。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

橘

転職してリモートワークになり、公的機関対応くらいでしか仕事の外出がなくなったから、ラッシュ時じゃない地下鉄は快適です。この時間はなにやら地雷系の若者がたくさんで眼福。量産型より地雷系がすきだ……

橘
2024/04/11 10:07

Perfumeかしゆか様の女子への目線めっちゃ共感できる。かしゆかおじさん、最高です

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
12

橘
ネタバレぐいぐい読まされました。少しずつ、失踪した彼女に近付いていく……面白かったです。結構遠い気がする親戚から人探しを依頼された休職中の刑事・本間は、職業病の好奇心から親戚の婚約者である関根彰子を探し始めるけれど、手掛かりをつかめたと思った彼女は、関根彰子の名前を騙る別人だった…というのがわかってからも怒涛の展開でした。地道に足で稼ぐ人たち。今の時代は別人が本人のふりして戸籍謄本とか引き出せないためそこはさすがに古さを感じます。でも、女性同士の意識し合う気持ちや、クレジット地獄の生々しさは変わりません。
が「ナイス!」と言っています。
橘
ネタバレここで、序盤に出てきた「南極」が語られるのか…面白かったです。南極に籠もってる「セントラル」の理念で転花する人たちは全て礎に、というのは九大博士も怒る…と思ったらやっぱりちょっと方向性が違いました。人は進化できるかもしれないのに、なんだな。。九大博士は生き延び方もマッド。そんなやり方したら3年以上いけるのか、と思ったけど他の誰にも真似できないやり方です。霊花捜査の短編を挟んで、新章突入のようです。
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橘
ネタバレ「知識と想像力が不幸を遠ざける。人生を豊かにする」。貧すれば鈍す…だけど、知識と想像力とは?というところまで格差が進んでしまうのか、と暗澹とした気持ちになります。トーシローが見たムクルの記憶と慟哭と、ラストの笑顔も胸に刺さりました。九大博士も白いお兄さん(トーシロー)も、ムクルにとっては妹の次に光なんだろう。遂に出てきた九大博士のマッドサイエンティストさがすごいな…人を人と思ってないけど、だからこそやれる事やれる人なんだろうなぁ。
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橘
普段意識してない、意識しないようにしているだけで、こちらに書かれているようなことを「言う側」にも「言われる側」にも回れるだろうということはわかります。『「なんでわかってくれないの?」とは言えない。それはわかってくれる可能性がない人に対しては発することができない言葉なのだ』。解説者がカウンセラーなので、この本をどんよりした気持ちだけで読み終わることがなくて、それがすごく良かった。傷付いた心を殺して、わたしも幽霊を抱えて生きています。誰だってきっとそうで、そのことを忘れずに人と接していきたいです。
橘
2024/04/19 20:06

自分にもある、直視したくない部分を明らかにして見せ付けてくるので辻村深月さんの本を読むときは覚悟が要るし恐ろしい。 直視せざるを得ない。この本に描かれているケースは取り返しがつかないし、「ママ・はは」にいたっては存在すら無かったことにされている。「ママ・はは」が一番面白かったです。ACの克服の方法、こういうのもあるのか(ない)

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橘
ネタバレ「収拾?そんなこと、元々できるわけがないじゃない。走り続けるだけのことよ。みんなが走り抜くまで、ね」。どれが正解かなんて後になってみなきゃわからないから、その時の最適解だと思うやり方で走り抜くしかないんだな。人生。とうとう、メニー・メニー・シープ人と救世群と太陽系人類が同盟を結んだ。言いたいことはあるけど棚上げにして…というやり方ができるんだな。お互い様ということも少しだけあるのかも。ここまで長くかかって失うものもたくさんあったけれど、取り返しのつかないことはないのかもしれないと思い知りました。
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橘
ネタバレ9巻でも新展開…10巻で終わるのかと心配になります。完結してから読んでるけど。。カドム・イサリとアクリラが合流。人間の身体に戻りたい救世群はセレス自体を動かしてふたご座ミュー星付近まで持ってきていたことが判明したとんでもない巻だったけど、リリーたちミスン族は帰還できなかったのでこの辺のいざこざは続きそう。太陽系人類は生き残っているけど、救世群殲滅のために大艦隊でセレスを追いかけてきてる。ノルルスカインとミスチフの代理戦争かと思いきや、大筋はこれなんだろうけどこれだけじゃ収まらない様相を呈してきました。
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橘
ネタバレ終わってしまった……末法の世で、ふたりは今も祈り続けているんだという終わり方で良かったです。空海さまは亡くなってなくて、今も高野山の奥之院にいらっしゃるので……街を見下ろしてるラストカットしびれた。死の前日に悲願達成するのって。朝廷は「正しすぎる光は毒になる」といって最澄を退けてたけど、上手くやれる空海は重用してた。上手くやってても、「人は金剛じゃない」って弱音吐いてたりしてたんだな。遍照金剛なのに。
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橘
ネタバレ徳一さんお久、と思ったら東北でミッドサマーやってて最澄さま激おこ(言い方)。「麁食者」って最澄さまらしくない、かなりの罵倒だなと思いました。空海さまも「徳一と会うな」ってすごく心配してたのに……これで寿命も更に削っててつらい。おかざき先生が阿・吽を作ったきっかけの書についてふれられていて興味深いです。
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橘
ネタバレ最澄さま、もう3年も保たないのか。終わりが見えていると生も凄味を帯びてくるのかもしれない…彼もすっかり怪物になって、凄絶な美を醸し出しています。そんな最澄と空海が組むのを阻止してくる藤原冬嗣、政治家としては有能なんだろうけど人の心はあんまり無いんだなぁ、と思います。とうとう藤原良房も出てきた。終わりの方で念押しされる承和の変。。つらい。前の方の巻では確か、「私の名は残らないでしょう」って言ってた気がする光定さんが、めちゃくちゃ伸びてて嬉しいです。問答の場面よかった。
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橘
ネタバレヤングは迷わずテクノブレイク一択!2巻もダラダラした日常と思いきや、侵略者兄さんが本格的に出てきたり、一辺が100mの立方体した中型艦?を撃墜したものの……みたいな不穏さがじりじりと立ち昇ってきました。面白かった。中川家母が出てきたけど、区議会議員?「人が困れば困るほど輝く業の深い母親」って、おんたんシビア〜。中川家、母息子娘があんな強烈だったらお父様もそりゃ泣いちゃうね。。小比類巻くんが陰謀論にやられてるのが切ない。雪の重みで墜落するかも、って母艦脆すぎる……
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橘
ネタバレシリーズ2冊目も怖かったです。エピソード1の、麹町の事故物件アパート、「普通の人なら住もうとは思わない」「こういう所に住める人はその時点で……」みたいなのがコッッワとなりました。「桜底」の1話目も、肝試しからの〜だったしな。こちらも、アパート失くすほうがヤバいというのが闇です。エピソード2、怜くんがミカヅチ班に入ったことが斑のメンバーには良い影響を及ぼしてるけど、警視庁管轄区域の怪異には悪影響なのかな。活性化してるのか?リーサルウェポンな扉が鬼を吸い込んだ瞬間も怜くんしか感知してないとかだったら不穏です。
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橘
藤堂比奈子も堀北恵平も読破し、更にホラー寄りっぽいこちらに手を出しました。面白い!「解決する」ではなく、「怪異が事件を起こしたことを隠蔽する」という部署なのが新しいな。彼岸のものを人間がどうこうしようなんて烏滸がましいし、出来るようなものでもない。この巻のエピソード1も、怪異自体はそのままだし。新入り怜くんみたいに、まだまだ戸惑いっぱなしですが楽しみます。
橘
2024/04/06 08:31

キャラが既読シリーズよりも立ってます。特に警視正…怜くんの忠告も虚しく首を落としてしまってるけど、平気そうにミカヅチ班にいる。頭蓋骨さえあれば臨場できるようなので、「バラバラになるとたいへん」と、頭蓋骨に黒マジックで直接「警視正」って書いてあるの笑う。頓着しなさすぎ。ミカヅチの面々はちゃんと、幽霊の警視正が見えてる。甘いテノールの悪魔憑き赤バッジ刑事と、広目さん(眼球あるし「愚か者め」とすぐ言わないけど、ビジュアルが知人にそっくり)が気になります……特に赤バッジさんはどうしてこんなことになったんだろ?

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/02/09(5206日経過)
記録初日
2010/02/09(5206日経過)
読んだ本
3954冊(1日平均0.76冊)
読んだページ
1004964ページ(1日平均193ページ)
感想・レビュー
3733件(投稿率94.4%)
本棚
546棚
年齢
41歳
現住所
福岡県
自己紹介


何も無いボクはどこへ行けばいいのかな?

一言感想は書こうと思いました。
メインの感想は別サイトで綴ってます。

今年は新しいことばかりでまだ落ち着いてないのですが、
ビブリオセラピーで乗り切ります。






☆☆☆☆☆
2010年 169冊
2011年 210冊
2012年 213冊
2013年 313冊
2014年 353冊
2015年 414冊
2016年 385冊
2017年 406冊
2018年 272冊
2019年 320冊
2020年 245冊

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