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2025年11月の読書メーターまとめ

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2025年11月に読んだ本
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

このん
ネタバレ素晴らしい作品だった。最初らへんは読むのみ少し時間かかったけど、チャーリーが一生懸命書いているの伝わってきて、一文字も漏らすまいとちゃんと読んで良かったと思う。人間の一生と重なる部分もあるけど、それをはや足で経験することで見えてくる周りの変化が際立っていて面白い。もちろん結構読んでて辛い時も箇所も多々あったけど本当に読んでよかった。しばらくは余韻にひたっていたい
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

このん

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2025年11月の感想・レビュー一覧
21

このん
どれも面白かった。けど、自分の好きなトピックにしては思った程刺さったり心に残るものはなかったかも。
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このん
ネタバレプロローグとエピローグが賛否両論だったと解説に書いてあったけど、私は好きだった。というかプロローグのおかげで、この最初の花嫁は都で結局貫一とは別れてニャンと結婚するのか!?と、頭の中で!?常にを抱えながら読めたから楽しかった。恋愛小説でもあるけど、それだけでなく、家族や仕事での、ありきたりといえばそうなのかもしれないけど、葛藤と向き合ってくるくる回りながら進んでいく様が描かれていた。タイトルも好き。そしてエピローグで、あんなに親とあれこれあったのに自分も全く理解のある親になれてなかったのがリアルで笑った。
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このん
ネタバレ素晴らしい本だった。絶対にもう一回読みたい。 最初は世界の設定や、そもそも世界が繋がっているかもあまり分からなかったのに、それでも短編のひとつひとつに魅了させられた。そのくらい文章も世界観も好きだった。最後のあたりで説明が入るとなるほど、、、!となる。特に人工知能を実際より頭悪く見せて人間を安心させる、というあたり、ゾクっとした。 まだ咀嚼中。
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日本人がアメリカに移住し始めた時、キリスト教を通じて自分たちが文明国民だと証明し、排斥されていた他のマイノリティと差別化して例外的人種という地位を獲得しようとしていた話。白人史上社会の枠組みの中で自分たちも他の人種を差別するのは違うだろと思ったけど必死だったんだろうな。特に面白かったのが、日中戦争やアジアでの出来事がアメリカ在住の日中移民の関係に影響しつつ、その中でも日中の二世同士は満州事変前後でも交流があって、キリスト教徒としてアメリカ人として仲良くしていこうという志があったということ。心温まった。
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なんか独特な雰囲気の青春小説かと思いきや、本編と全く関係ないけどそれぞれの登場人物を深掘りしていくサイドストーリーがいろいろ入り混じりつつ、最後の最後で本作をサスペンスというかホラーに塗り替えていた。ちょっと朝井リョウの何者を連想する部分もあった。再読したい。
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読んでて結構辛かった。フィクションだと死や暴力や酷い衛生環境の描写も読めるけど、これは全部実話に基づいてるのが分かってるから、読み飛ばしたい衝動を抑えながら読んだ。いま私が送ってる、好きな時に好きなものを食べて、読みたい本が好きなだけ読めるこの生活は、なんてとんでもなく贅沢なんだろう。彼女はイスラエルの今をどういう気持ちで見ていたのだろうかと、それも気になった。また、彼女のことを調べていると先月逝去されたと知ってなんとも言えない気持ちになる。彼女が自分で書いた自伝もあるらしいのでそちらも読んでみたい。
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ネタバレマイノリティにラベルをつけていく段階でこぼれ落ちる、マイノリティの中のマイノリティみたいな人たちのお話。この話の場合、客観的に見ると水フェチってそこまで過激でないというか、小児性愛とかと比べるとフェチというスペクトラムの中では社会的に受け入れられやすい部類のような気もするけど、多分この小説の肝はフェチ自体ではなく、恋愛?性愛?規範で隅々まで塗りつぶされていて、それを前提に繋がるのが普通な世の中を、仲間なしに生きるのは凄く息苦しい、というところにあるのかなと思った。そして犯罪は犯罪、という区別は大事。
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このん
ネタバレちょっと村田沙耶香さんの作品に出てきそうな世界観だけど、読み味や雰囲気はかなり違う。みんなが禿げた世界で何故か髪が生えてきてしまったことでまたマイノリティになってしまう元ハゲ達。けど新しい世界では、ただ単に恥ずかしいというよりは、特権を隠すような感じで生きていく感じをうまく描いていた。なんとなく、一生に一回は坊主にしてみてもいいかもと思った。
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このん
ネタバレ本当に素晴らしかった。今年読んだ本トップ5には確実に入ると思う。 個人的にはたぶん伽耶ちゃんや一哉さんに考え方が近いけど、長岡さんや木戸さんに共感できる部分もある。異世代間の分断、諦め、怒り、とそれに対処するための俯瞰と乖離、誰でも持ちうる加害性、そういう凄く言語化しにくいテーマが金原さん節満載の魂がこもりまくった筆致で書かれていて本当に圧巻だった。長岡さんと伽耶ちゃんは結局歩み寄れなかったけど、せめて木戸さんには息子とこのままほぼ絶縁状態になってほしくないなって思っちゃう。好きじゃないのに。
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こんな方とお友達になりたい、そう思った。こだわりはあるけど、時には適当に気楽に食と向き合う姿勢はとても好き。
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全て、「おまじない」というか迷信というか思い込みにまつわる話だけど、決してそういうものを突き放すものではなくて、だからと言って全肯定もしていなくて、それでもっと楽に楽しく生きていければいいよね、という感じのスタンスが感じられた。孫係が特にダントツで好きだった。
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このん
友達に勧められて、星野さん初読み。自然ドキュメンタリー系の本にこんなにのめり込むとは思わなかった。そこに生きる方達の物語を描く愛のこもった文章のあたたかさが印象に残った。もちろん写真も。 来年アラスカ行ってこよう。
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ネタバレすごく面白かった。解説で引用されていた文章に書かれていたように、人間とアンドロイドの境界は何かのテストで測定できるものではなく、「人間的」な優しさがあれば人間だし、「アンドロイド的」に冷酷だったらたとえ物質的に人間だとしても人間である意味はない、、、というような結論に納得。50年以上前に書かれたのが信じられない。本当にクラシックというかタイムレスな作品だと思った。あと、火星に送られたアンドロイドたちが、平和な頃に書かれたSFを貪り読んでいる、というのが妙に心に残ってる。映画も観てみよう。
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このん
村田沙耶香さんの中でも結構ユニークな作品たちのような気がした。表題作の「変半身」は他の短編よりファンタジー感というか意味不明感が強かったけど、伝統や風習の追求を皮肉ってて面白かった。神前式とか和食とか、代表的な日本の伝統っぽいものは、昭和以降普及したとどこかで読んだのを思い出したりした。「満潮」はうって変わって、逆に他の作品と比べるとかなりリアリスティックで、自分の身体のオーナーシップというテーマ。2つとも安定して面白かった。
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このん
文句なしに面白かった!ほぼ一気読み。角田光代さんの、方舟を燃やすに通ずるものも感じた。 とても今が詰まった作品だった、というのは当たり前か。 推し活にハマっていく澄香と、同時進行でその娘に何も疑わず「留学資金」を振り込むその父の姿が面白いほど重なってて皮肉ってるなーと思った。 信仰や物語の力とかは結構語り尽くされてるけど、それが視野の広さとか行動力に結びつける見方は自分にとっては新しくて面白かった。
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このん
読んでてすごく楽しかった。そしてお腹が空いた。 独自の食べ物観を確立していながらも、それを絶えずチャレンジしていこうという精神が見えてきてすごいなあと思った。他人の違う食べ物観にも寛容だし、それを否定せず、理解しようとする姿勢はすごく好きだったし、見習いたいなあと思った。
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このん
ネタバレ素晴らしい作品だった。最初らへんは読むのみ少し時間かかったけど、チャーリーが一生懸命書いているの伝わってきて、一文字も漏らすまいとちゃんと読んで良かったと思う。人間の一生と重なる部分もあるけど、それをはや足で経験することで見えてくる周りの変化が際立っていて面白い。もちろん結構読んでて辛い時も箇所も多々あったけど本当に読んでよかった。しばらくは余韻にひたっていたい
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このん
共感しながら楽しく読めた。千早さんは最近読んですごく好きだった「しろがねの葉」の作者ということで、どういう方なんだろうと興味を持ちながら読んだ。 性格はかなり違うのに食の好みと食べっぷりで繋がっているっていうコンセプトはすごく好き。私も、食の好みとかこだわりで、この人は同類だとかこの人はわかってない人だとか上から目線でジャッジしちゃう悪い癖があるんだけど、やっぱ食べ物への姿勢が似てるって、自分にとってはすごく大事な譲れないことでもいいのかな、って思った。
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このん
はっきり言って読みにくかった。その時代の描写が歴史的、文学的価値があるのはとても分かるのだけど、何回も同じ文をなぞったりカタカナの固有名詞が頭に入ってこなかったりかなり苦戦した。解説を先に読んでから読むといくらかマシになったけど、今の自分には合わなかったのかな。なんなら原文で読んでみたくなった。それと、この雰囲気、どこかで…と思っていたら、解説で言われて百年の孤独だ!と気づいた。いつかまた再読したい。
このん
ネタバレ謳い文句のように、読む順番で劇的に話が変わるサスペンスのようなものを期待していたけど、ひとつひとつの章が短編になってて、色んな登場人物が色んな密度で繋がっていたり、、という感じだった。確かに読む順番で理解できる伏線が違ったりするけど、そんなに大きく物語が変わるかなあ?と思った。ほぼ全ての章に死にまつわるものがあり、全体的にかなり暗かった。オリアナが死んじゃうのが特にショックだった泣
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このん
村田さんはやっぱり本当に好き。 特に難しい言葉を使わずに、比較的シンプルの今の社会とはかけ離れた世界を描くことで、何故かすっとその設定を受け入れてしまえるような魅力というか引力のようなものがある気がする。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/12/06(4028日経過)
記録初日
2013/10/04(4456日経過)
読んだ本
479冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
172029ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
297件(投稿率62.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
26歳
職業
IT関係
現住所
海外
自己紹介

中学の時につくったアカウントですが、
社会人になって海外に住んでいる今も
毎日楽しく日本語の本を読めて、いろんな世界と繋がれることに感謝。

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