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2024年5月の読書メーターまとめ

やっちゃん
読んだ本
11
読んだページ
3482ページ
感想・レビュー
11
ナイス
328ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やっちゃん
寄せ集めのイメージが強い学生連合チーム。どんなに好成績でも順位やタイムは記録に残らないとなると、確かに選手のモチベーションは上がらないよな。けど、参加する意味はあると思うし、選手にとってはあの憧れの箱根駅伝で走るという経験は何物にも変え難いと思う。監督未経験の甲斐が率いることになった連合チームの目標は3位以上。ちょっと難しいんじゃないだろうかと思わなくはない。キャプテンでアンカーを任された隼斗。頑張れ~!下巻へ続く。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

やっちゃん

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3635ページ ナイス数:365ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/538431/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
11

やっちゃん
ネタバレ中学時代に苛められた経験や、やっと就職したのに会社がブラックだった事、引きこもりになっていった経緯などをずっと見てきた。だから彼の事を少しは分かっていたつもりでいたし、彼が悪い訳では無い事を知っている。でも何故ホームレスを殺して火を付けたり父親を刺し殺したかが分からずもどかしかった。真相が明かされた終盤は哀しい。死にたいのに死ねない…だから死刑になりたいと云うのも辛いし、我が子を殺そうした父親の心情もまた切ない。そして皮肉にも塀の中では規則正しく健康的に就労して手記まで書いてるとは…何だか複雑な心境だ。
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やっちゃん
ネタバレ宮城県警シリーズ第3弾。復興が進む被災地の仮設住宅での密室殺人事件。被害者は若い役場職員。こんな事件書くなよと思いつつ読む。捜査にあたる苫篠と蓮田は、蓮田の同級生の貢を疑うが、これ絶対犯人ではないと予測がつく。で、真犯人はこんな老人がまさかって感じ。貢は知歌(同じく同級生)が犯人だと思って密室まで装って庇ったけど、そもそも蓮田が知歌を好きだったから庇ったっていうのが真相なの?だとしたら泣ける話なのかもしれないが、仲違いしてずっと疎遠だったのにあり得ないし男の友情面倒くせ~って思った。完結編にしてはショボ。
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やっちゃん
箱根駅伝というTV番組の制作側の視点も交えての話。「順位変更に目を光らせ、最適なカメラワーク、場面の切り替え、実況、そしてCMもしっかり。スポンサーなしにはこの番組は成り立たず、ある意味スポンサーも一緒に箱根路を走っている」。正に今レースを観戦しているかのような錯覚に浸りながらの読書だった。結果にも満足。もう終わったと思ったら寂しささえ感じた。しをんさんのあの作品でファンになって以来、楽しみにしている箱根駅伝。某監督が嫌いで、いつもライバル校を応援してきたけど、これからは連合チームにも注目して観戦したい。
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やっちゃん
寄せ集めのイメージが強い学生連合チーム。どんなに好成績でも順位やタイムは記録に残らないとなると、確かに選手のモチベーションは上がらないよな。けど、参加する意味はあると思うし、選手にとってはあの憧れの箱根駅伝で走るという経験は何物にも変え難いと思う。監督未経験の甲斐が率いることになった連合チームの目標は3位以上。ちょっと難しいんじゃないだろうかと思わなくはない。キャプテンでアンカーを任された隼斗。頑張れ~!下巻へ続く。
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やっちゃん
シリーズ2作目。国有地不当払い下げ、公文書改竄、贈収賄疑惑。あの事件を彷彿させる展開に読みながら嫌気がさしていたのだが、物語は一転。違った角度から真実を暴く事に成功した不破。忖度しないとか空気を読まないとか、まるで情け容赦のないようでいて、ちゃんと(?)人間らしさも本当の意味での温かさも感じられた今作品の不破。さすがです。ますます好きになりました!
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やっちゃん
作業に来た造園屋の青年が、還暦を過ぎた女性と恋をしてる…しかも64歳現役の風俗嬢だなんて!そんな表題作を含む7の短編集。算数障害の叔母を偲ぶ[ミソサザイ]、使われてない玄関ブザーを鳴らして現れた亡妹の亡不倫相手の妻。まるでホラーの[喪中の客]、急死した58歳の骨董商と通いの家政婦の[夜の庭]他、若い男との恋愛話や見合い結婚前の旦那の過去など、小池さんならではの作品集。[千日のマリア]に似たテイスト。学生運動の話は正直うんざりしがちになっていたが、晩年の女性達を描いた話は興味深い。人生の哀歌、堪能しました。
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やっちゃん
七つの短編。自分を殺し屋に設定して日々をやり過ごす女性や町一番の変り者を叔父に持つ男等どれも少し寂しいけど寄り添って読めた。表題作は新学校に馴染めないぼくとスーツ姿の男が博物館で出会った話。現実逃避は必要だねと共感した。「孤独と戦うわけではなく、乗り越えるでもなく、ちょうどよい距離を保ちながら共に生きていこうとするような人々の物語」と寺地さん。持たざる者は持つ者を妬む筈だと思い込む兄。女の幸せ全てを手にしたかに見えたのに心を病んだ義姉といつか話をしたいと思いながら姪の世話を続けている「口笛]が切ない。
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やっちゃん
前に[ほろよい読書]で1話は読んでいた。酒を呑みながらご飯を食べる夫を許せない妻の方を私は許せない笑。妻(沙也加)が夫の通った定食屋「雑」で70代の女店主(ぞうさん)と働きながら、離婚届けを置いて出て行った夫との事を考えていく話。別れたいと言われたら、もう別れるしかないっしょ。子供もいないし30代はまだ若いし…と思いながらじたばたする沙也加の心の変化を見守った。同時にぞうさんの過去や人柄、沙也加との良好な関係を知って行くのは楽しく微笑ましかった。沙也加の出した結論にも今後の「雑」にもエールを送りたい。
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やっちゃん
相変わらずDLBの病状や捉え方がファンタジックで、全てに於いて現実味に欠ける易しく甘いミステリ。名探偵のおじいちゃんは実際に居たら驚きだし、孫娘の楓もどこか浮世離れしていて痛い。あり得ない事に、教え子だという刑事は、事件をベラベラと喋るんですけど大丈夫なんでしょうか?と、どうしても小馬鹿にしながら読んでしまう。好みではない事は分かっていたんだから読まなきゃいいのに。ただ、サクサクとスナック菓子みたいにいけちゃいました。たまには息抜きみたいなこんな作品も必要かもだ。
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やっちゃん
タイトルでスルーしていたが、シリーズ化されてるので初トライの作品。大阪地検一級検事の不破と新人事務官の美晴。どんな場面に於いても表情を変えない冷静沈着ぶりから能面と揶揄される不破の下、感情が直ぐに表面化してしまう美晴の事務官としての一歩が始まった。私からみても正直鬱陶しい美晴に対して淡々と己の仕事をこなす不破。大阪府警の不祥事を暴き、その恨みを買って撃たれても揺るがない。東京時代の過去の失敗を糧に現在の不破がある。いいじゃないか。好感が持てる。今後の活躍も見たいと思った。
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やっちゃん
え~、シリーズだったのか!知らずに読んでしまった。でも、シリーズという事に気付かないで読めた。ただ、余り馴染みのない大正時代のミステリのためか、退屈で5日もかかってしまった。何だかなぁの作品だった。連続殺人事件の犯人が判ってからはそこそこ集中して読めたけど、そこへたどり着くまでが長かった。結局は、犯人がそこまでした理由がよく分からないんだよね。愛していたワケではないんだよね?同情だけ?う~ん。それに井口の絵を盗作した犯人の決め手もいまいち分からなかったし、私にはちょっと残念な作品だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/07(3450日経過)
記録初日
2015/01/03(3454日経過)
読んだ本
1478冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
468558ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1452件(投稿率98.2%)
本棚
8棚
性別
血液型
A型
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