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2023年11月の読書メーターまとめ

やっちゃん
読んだ本
11
読んだページ
3831ページ
感想・レビュー
11
ナイス
271ナイス

2023年11月に読んだ本
11

2023年11月のお気に入られ登録
1

  • ともこ

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やっちゃん
第9弾。おちかに待望の娘が誕生!何とも喜ばしい。黒白の間の百物語も復活。が小旦那が聞き捨ての墨絵を封じるとか。今後どうなるのか楽しみ。物語は表題作他3編。おびんという娘が作った<だんだん人形>が一族を守り続けた話、描きたいものを自在に描かせてくれる不思議な<自在の筆>、風舞の化身が住む里で育った男が語った<針雨の里>どれも怖いのではなく沁みる切な哀しい…けど温かな話。表題作の娘と父親の行き違いが印象的。誰の心の内も問うてみなければわからないがいつも問うていては、うるさくて暮らしていかれない…そうなんだよ。
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2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

やっちゃん

2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3835ページ ナイス数:323ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/538431/summary/monthly/2023/10

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2023年11月の感想・レビュー一覧
11

やっちゃん
海斗は変われないのか。エリート社員が一転退職を強いられ、我が子の名前も知らぬまま離婚されても、自分のした事を省みる事なく、誰のどんな言葉も響かないままで一生変われずに生きていくのか。半暮刻に何処か寂しげな終わり方だった。一方懸命に生き直している翔太には、この先も病気の妻と障害のある娘と共に強く逞しく正しく生きて欲しい。育ちとか学歴では得る事のできなかった<学び>を身を持って得た翔太なら大丈夫。本も読んでるし…とハッと我が身を振り返れば、何の成長も学びも無く自己研鑽や社会勉強とは無縁のただの本好きだww
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やっちゃん
17年間逃亡すると冒頭で明かされていたのでドキドキしないで読む事ができた。バカだなぁ早く出頭すればいいのにと思いながら、啓美の生い立ちやバレエや教団の事など興味深い話に先へ先へと急かされるように読まされた。まことに唆されて真琴として暮らし、恋もしたけど犯罪にも荷担した(その辺りからはもう共感はできなくなった)。りりになって別の男と暮らし、その男の知人に正体を見破られるとは。プロだって捜していた筈なのにね(緊立ち笑)。でも凄く面白かった。桜木紫乃の新たな一面を見せて貰えたような気がする記憶に残るだろう作品。
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やっちゃん
緊急立回り情報=緊立ち。指名手配者の目撃情報があると、ただちに捜査共助課は逮捕に向け現場に向かう。群衆の中から例え整形で顔を変えた人物であろうと一目で特定する特技(カメラアイ)を武器に活躍する刑事・小桃と、広域捜査を担当する燈。二人の女性の活躍物語。間に挟まれた各々の家庭問題も読み処でもある。実際はどうなのか知らないけど、こんな風に居場所を特定されるのかと思うと、どんなに逃げても必ず捕まる気しかしない。逃げる理由も予定も勿論ないけど笑。
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やっちゃん
神山藩第3弾。父(藤右衛門)の失踪により18歳で奉行の跡を継いだ総次郎。名判官と呼ばれた祖父の左太夫は隠居し料亭の離れで暮らしてる。ある事件の現場に父の物と思われる根付けが落ちていても、父は理由があり行方を眩ましているだけ…早く真相を解明してと祈りながら、そして今回もきっと思いもよらぬ者に裏切られるんだろうか…とドキドキしながら読む。内容はシリーズの中で一番分かり易かった。祖父と父・父と自分の父子関係のどちらも円満とは言い難いが、三人で酒を呑める日が来て良かったね。花や木や鳥や虫などの自然の描写が美しい。
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やっちゃん
離婚した両親に会いに行く少年╱名前のない子供を抱いた女╱結婚を許してやれなかった父親╱バレンタインチョコを渡せなかった女╱記憶に残ったのは親の反対を押しきって若くして結婚したものの離婚。その後幼子を抱えた女は結婚詐欺に遭い金を持ち逃げされる。詐欺師は金持ちを狙うのではないのか?こんな貧乏母娘から一体幾ら奪った?憎むべきは詐欺師だが愚かな女にも腹が立つし、こんな嘘臭い話にも辟易した。ファンタジーは嫌いなんだから読まなきゃいいのに、シリーズだからと手にしてしまい、結局胡散臭いルール説明に今回もイラっとした笑。
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やっちゃん
繊細で緻密で色彩や匂いを丁寧に描写された文章は好印象だったけど、主人公のまりえに余り寄り添えなかったのが少し残念。嫌いではないけど好きにはなれなかった。離婚はされたけど経済的にもおそらく容姿にも恵まれた女性の暮しぶりや傲慢さみたいなモノがちょっと鼻についた。本気じゃないなら結婚相談所に登録しないで。お金も時間も無駄。あと歳下の由井を思惑通り手に入れてからの由井に対する大人気のなさもみっともなかった。女の40歳は微妙だよね。だから、これから変わっていこうとしているまりえを、もう少しだけ見ていたかった。
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やっちゃん
メイこと皐が加わったはじめ食堂。ただ前向きに働いているだけなのに心ない言葉を投げつける客がいる事に軽く憤る。頑張れ皐!いよいよ結婚かと思われた常連の康平と瑠美。すんなりとはいきませんね~でも間もなくでしょう。見守ります。心配なのは高齢の一子。血液検査の結果今のところ特に問題がなさそうで安心したけど、いずれ…と思うと気が滅入ります。八雲で順調に修行を積んでいる万里が時折登場してくれたのは嬉しい。成長ぶりが楽しみ。残念なのは今作は好きなメニューや作りたい料理がなかった。シリーズ12弾ともなればそうなるよね~。
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やっちゃん
涼子は夫の浮気を疑い家出を決行。とあるバーのママ・ルナの勧めで昔の元カレを探す為に大阪へ。初めて会ったママが大阪に同行してくれる事も、行き先々で事件に出くわす事(それをママが次々と解決する)も、ママのお金の使いっぷりも…全てが現実味に欠けており胡散臭い話だなぁと思いながら読む。忘れていた頃に元カレの事が判明するが、やっぱりねー位の感じで響かなかった。更にママの正体が分かるともう笑うしかない…というか秋吉さんってこんな感じだったかしら?残念ながら好みの作品ではなかった。
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やっちゃん
三人娘と呼ばれていた民子(作家)・理枝・早希(専業主婦)。理枝が仕事を辞めて帰国し、家が見つかるまで母娘二人暮しの民子宅に居候する事から始まる物語。三人はもしかして同世代?と彼女達を身近に感じながら楽しく読む。タイトルからして江國香織だもん。展開の仕方も括弧書きの多い文章も言葉のチョイスもらしさいっぱい。私は民子タイプ。自由人の理枝がある意味羨ましいけど、理枝になりたいワケではなく、理枝みたいな友達がいる民子が羨ましい。三人姉妹のわが家にも似たとりとめのない三人のあれこれ。「想像の斜め上」の面白さだった。
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やっちゃん
なんでしょう…う~ん、疲れました。惹き付けられる要素を見つけ出せないまま惰性で読んだだけ。海中に聳え立つ仏塔にロマンを感じたのは初めだけで、後はもう何が何やら難しかったというよりつまらなく、興味が薄れてしまって楽しめませんでした。一正(ポロブドゥール遺跡公園の整備の仕事を手伝った)にも最後まで魅力を感じられず残念。時間ばかりが費やされてしまいました。
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やっちゃん
第9弾。おちかに待望の娘が誕生!何とも喜ばしい。黒白の間の百物語も復活。が小旦那が聞き捨ての墨絵を封じるとか。今後どうなるのか楽しみ。物語は表題作他3編。おびんという娘が作った<だんだん人形>が一族を守り続けた話、描きたいものを自在に描かせてくれる不思議な<自在の筆>、風舞の化身が住む里で育った男が語った<針雨の里>どれも怖いのではなく沁みる切な哀しい…けど温かな話。表題作の娘と父親の行き違いが印象的。誰の心の内も問うてみなければわからないがいつも問うていては、うるさくて暮らしていかれない…そうなんだよ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/07(3472日経過)
記録初日
2015/01/03(3476日経過)
読んだ本
1487冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
471396ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1461件(投稿率98.3%)
本棚
8棚
性別
血液型
A型
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