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2024年6月の読書メーターまとめ

やっちゃん
読んだ本
13
読んだページ
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感想・レビュー
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2024年6月に読んだ本
13

2024年6月のお気に入られ登録
1

  • 日の丸タック

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やっちゃん
ネタバレちょうど一年ぶりの成瀬。やっぱりいい!京大に合格し、びわ湖大津観光大使になって活躍、あの紅白にも出演した。新しく出逢った成瀬ファンの女子児童やバイト先のスーパーのクレーマー(をやめたい)主婦や共に観光大使となった女子大生らとのエピソードも、親友の島崎との絆もしっかり描かれており大満足。観光大使1グランプリを逃してしまったのは残念だけど、とても素晴らしい活躍ぶりだった。これからももっともっと見ていたいし全然見飽きない成瀬。おばさんながら成瀬に元気を貰い感謝です。是非ともこの先の道も見守らせて下さい。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

やっちゃん

2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3482ページ ナイス数:328ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/538431/summary/monthly/2024/5

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2024年6月の感想・レビュー一覧
13

やっちゃん
初読みの神永さんの「極上のホラーミステリー」。第1話の [それ]から始まる話(その身体 私にちょうだい…って云う「それ」から、逃げ切れたかと思ったのに目覚める度に何度もまた繰り返される)に、ぞわっ~として期待値が上がった。別々の事件だと思っていたものが実は全て繋がっていたというパターンだが、恐ろしさは最初だけで、読み易く軽くサクサクいけた。欲を云うともっとドキドキやハラハラが欲しかったしゾッとしたかった。余りにも賢すぎる高校生の武英君がちょっと鼻につく感じで、必死で応援する気持ちになれなかったのも残念。
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やっちゃん
統和医大は女子を合格させない為に女子の入試の点数を一律減点しているという話を聞いた新聞記者の檜葉 VS その事実を隠蔽するよう命じられた医大理事の神林。一歩もひかぬ二人の女。どちらも手強いが、やはり医大を受験しようとしている娘を持つ檜葉の方が、独身の神林より強いのではないかと思われる。ただ、神林も好ましい。自宅に相手を招き入れコンビニ弁当を食べながら話をするなんて芸当は並みの人間には真似できないだろう。男性優位の社会で理不尽な目に遭ってきた二人の女の見事な闘いぶりは読み応え満点でした。
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やっちゃん
親戚が営む小さな製菓会社で働く茉子。営業社員による部下へのパワハラやサービス残業が当たり前の古い体質の会社で、社長の伸吾は頼りない。誰かが声を上げないと変わらない、ルールを自ら変えて行こうともがく茉子と、茉子を取り巻く人間関係を描いた作品。茉子が至極真っ当過ぎて、応援するとか寄り添うとかする間もないままに読み終わってしまった感じ。茉子は素敵な女性だし合間合間に登場する和菓子たちも美味しそうなんだけど、今作はそんなにときめかなかった。次に期待しましょう。
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やっちゃん
元マジシャンの叔父(武史)でバー・トラップハンドのマスターは、女性客(美菜)が連れてくる男性に対して結婚相手として相応しいかどうかの査定をしたり、リノベーションの仕事をしている真世(姪)の客が抱える謎や問題に首を突っ込んだり解決したりと大活躍。美菜が再び役者の道に挑戦する為に仕組んだ大芝居は出来すぎ感ありありで、そんなに上手く行く筈ないだろうと突っ込みたくはなったけど、まっ、そこはご愛嬌。余り好きじゃなかった前作に比べると今作は楽しく読む事ができた。
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やっちゃん
ネタバレちょうど一年ぶりの成瀬。やっぱりいい!京大に合格し、びわ湖大津観光大使になって活躍、あの紅白にも出演した。新しく出逢った成瀬ファンの女子児童やバイト先のスーパーのクレーマー(をやめたい)主婦や共に観光大使となった女子大生らとのエピソードも、親友の島崎との絆もしっかり描かれており大満足。観光大使1グランプリを逃してしまったのは残念だけど、とても素晴らしい活躍ぶりだった。これからももっともっと見ていたいし全然見飽きない成瀬。おばさんながら成瀬に元気を貰い感謝です。是非ともこの先の道も見守らせて下さい。
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やっちゃん
傷を巡る10の短編集。顔がひきつれる程に残った犬の噛み痕、湯湯婆での低温火傷、リスカ痕など様々な傷とそれに纏わるバラエティに富んだ作品集。どの話も痛みを伴いつつも面白く読める。刺青も傷、手術痕も傷。ミステリ調の話、たわいない日常の話、過去の回想、密やかな想い…色々あって、千早さんの引き出しの多さに驚かされた。流石だ。事故で指を切断したが手術でちゃんとくっ付けた男とその指の恩人の話[指の記憶]、木から落ちて娘の顔に傷を作ってしまった事をずっと気に病んでいた父親の話(だと知らずに読んだ)[慈雨]が印象深い。
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やっちゃん
ノストラダムスの大予言やコックリさんや文通などを知る同世代の飛馬。食生活に強い拘りを持つ戦後すぐ生まれの不三子。接点のない二人がこども食堂で交わる。「信じる事の意味」という問いかけに、何とも虚しいような哀しみが後をひく作品だった。印象深いのは飛馬の母親の自殺、子に給食を食べさせなかった不三子の頑なさ。不三子には共感できなかったが、気持ちは分からなくはない。ワクチン1つでも信じるかどうかは人各々だ。また、祖父のように人の役に立つ立派な男を目指す必要のない事に気付いた飛馬が早期退職した事はある意味羨ましい。
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やっちゃん
日本が西と東に分断された後、再び統一されるも経済格差が生じた現在、東日本の独立を目指すテロ活動が活発化。二等国民と呼ばれる東日本人によるテロ組織MASAKADOに、成り行きで加わる事になってしまった普通の青年一条と、一条を追う立場で幼馴染みの自衛官の辺見。ただ巻き込まれてしまったに過ぎない一条を不憫に思い見守るように読む。本気で闘争本能の抑制ができるとは思わないが、争いや闘いの無い世界を望む気持ちは分かる。でも、いったい何を描きたかったんだ?つまらなくはないが、貫井作品に求めていたのとはちょっと違った。
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やっちゃん
一人娘が婚約。再び家族三人で過ごす嫁入り前の半年間の話。丁寧で詳細な描写はまるで宮本輝作品のよう。伊吹さんの筆力が素晴らしい。もしやあの賞も獲れるかも!と思った(のにノミネートされず残念)。裕福な彼の家と平均的な家庭との所謂格差婚は、式の規模や衣装など数々の問題が発生。また、娘の両親(50代)に生じた離婚の危機(浮気か?)や、変わり者の彼の両親との衝突など、結婚って大変とつくづく痛感させられた。本人同士の気持ちはどうなの?どうなるの?大丈夫?と、最後までドキドキの展開が楽しめ、娘に寄り添っての一気読み。
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やっちゃん
ある理由で干されたラーメン評論家の話、コロナ下にマンション中庭で子供を遊ばせる住人vsその騒音で在宅での商談に支障が出ると訴える住人の話など6の短編集。ノブレスオブリージュ(フランス語で貴族が義務を負うという意味)社会の上層にいる者は、下層階級に対して担うべき責任があるという欧米の価値観からか、行きつけ店のバイト店員の夢を叶えてあげようとオーブンを買い与えた女の話が印象深い。何れも今時の話だが、昔の著者の作品が思い出された。年代的にもう著者の作品は物足りない。あんたのためじゃないと云われるのはごもっとも。
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やっちゃん
ネタバレ初めから分かってたよ。きっと嘘だって。で、その告白は裁判の時にするのかと思っていたけど、幼い彼にはそれができなかったんだろう。上書きされた記憶を大事に生きた彼と、彼の記憶を上書きした千紗子(絵本作家で子供を亡くして離婚)との絆の物語。╱親友と云えど、いざとなったら罪を擦り付ける。守るべき存在の子供が居る者は卑怯にもなる。それを一概に責められない。╱認知症の父親。こんなに早く病気が進行する?嘘くさい。╱前から気になってた初読みの北國さん。映画化を機に読む。感動とまではいかないが、それなりに記憶に残りそう。
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やっちゃん
ネタバレ70歳の男性・三木が主人公なので、共感とか寄り添って読むという事は余りなく、また殺されたホームレスの女性が同級生でその真相についてもイマイチって感じで、久しぶりの赤川次郎だったのにそれほどワクワクしなかった。でも、若い頃にとっても好きで楽しく読ませて貰ったので、なんとも懐かしかった。三木が若い頃、酔って抱いた女性が偶然にも殺された同級生だったなんて事があるものか?だとしても当時はまだ若いんだもの気付かないなんて事があるものか?身籠っちゃう?な~んか、ちょっと納得のいかない話ではあったけど、まぁいいっか笑。
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やっちゃん
特に興味がある訳ではない芸能界。染井君の作品だから読む。芸能界に纏わる7つの短編集。50歳でインスタにはまった女優の痛々しさや愚かさを決して手放しで馬鹿にできない、家族の大切さを思い知る事に至った素敵な話[いいね]や、震災の街から誕生した女子中学生アイドルと芸能活動に反対してきたその父親の話[娘は女優]が印象的だった。他の作品も時代に則した内容のものが多く何れも面白く読めた。ただ染井君の作品だから読んだので、少し物足りなさは感じた。けど染井君らしさとは何か?私なんかには分からないさ。ただ次の新作も楽しみ!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/07(3614日経過)
記録初日
2015/01/03(3618日経過)
読んだ本
1543冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
487503ページ(1日平均134ページ)
感想・レビュー
1517件(投稿率98.3%)
本棚
8棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
北海道
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