ネタバレ蜜蜂と遠雷が大好きだったのでこちらも気になって。周囲の視点から1人の天才を描きだす話。清廉なイメージで固められてるようで、最後の春の視点では一転して生々しい感情の動きみたいなものが見えて、天才もやはり人間ということか〜などと思ったり。バレエについては全然知識がないんだけど春の作り上げた舞台を見てみたくなった。ヤヌス観たすぎる。これも実写しないかななんて思ったけど色々難しそう。

ネタバレ蜜蜂と遠雷が大好きだったのでこちらも気になって。周囲の視点から1人の天才を描きだす話。清廉なイメージで固められてるようで、最後の春の視点では一転して生々しい感情の動きみたいなものが見えて、天才もやはり人間ということか〜などと思ったり。バレエについては全然知識がないんだけど春の作り上げた舞台を見てみたくなった。ヤヌス観たすぎる。これも実写しないかななんて思ったけど色々難しそう。

ネタバレ全部面白かった！「うたう蜘蛛」笑った。私も定期的に大声で叫んで頭を振り乱す人種なのでタランティズムかもしれないw「パニック――一九六五年のSNS」どこまでが史実？と思わず調べてしまった。色々考えさせられる。「一一六二年のlovin' life」良い百合。私は大和言葉の和歌の方が好きだなと思うが、同時に翻訳の大変さや素晴らしさにも思いを馳せる。「大江戸石廓突破仕留」ifの江戸時代の話かと思ったらもっとスケールでかそう、雷王何者なんだ「二○○○一周目のジャンヌ」なんて惨いことするんだ…最後切ない。

ネタバレ歌姫を目指す少女たちの華やかでグロテスクな殺し合い。憧れと憎悪と愛と狂気がごった混ぜになった感情の話でもあった。歌姫候補がみんなちゃんと魅力的で良かったです。愛憎が自分でも分かってなかったアエルが好き。まほろちゃんはなんか「分かる…」ってなってしまったしんどい。推すということは加害でもある。なんだか身につまされる話です…。

ネタバレ舞台は古代エジプトということであまり馴染みがないものだったけど、意外とすんなりと入り込めた。心臓の欠片を奪った犯人を探すっていう設定がもうワクワクする。最終的にアテンからエジプトを救え！っていう壮大な話になり思った以上にファンタジー味が強くなってきたけど個人的には好み。ただ、王へ直接セティが嘆願しに行くものだとばかり思ってたのがほぼナレーションで終わってしまったので、そこはちょっと物足りなかったかな。タレクとセティを初め人間関係も魅力的で良かった。

ネタバレ爽やかっぽい表紙だけど、カバーめくるとこれか…って感じのいい装丁。想像より物騒だったけど面白かったです。意外と早く自衛隊辞めてしまったので、戦闘機での活躍をもっと見たかったな。でもその後の海外での自分探し(？)パートが三島由紀夫要素だったのかと思うとこれで正解なのかも？残念ながら三島由紀夫をよく知らないのでなんとも言えないけど。空への憧れ、というか狂気じみた執着はちょっと不気味でもあるけど、ラストはいっそ痛快。物騒だけど。