おはようございバーストリンクッ(挨拶)!そういえば、昨日の出勤時に臨席の男性が膝に置いた手荷物の上にスマホを5台置いてそれぞれを何やら複数同時操作していた。幾つかはソシャゲのログボこなしてるっぽかったけどアレは何だったんだろう。ちなみに今朝はフードを被って両足を前に投げ出して優先席に荷物でひと枠潰した若い女性が2つ隣に座っている。⋯早朝は色んな人がいるね(笑)。さてさて、感想いくよー。
(ここよりネタバレ注意)・ロウタとヒロムの老人と孫コンビが実際には同年代の青年で、過去の事件の影響で実年齢から大きく乖離した年齢差になっている(から見た目の年齢差に反してタメ口喧嘩する)、というのは確かにユニーク(だしこれから本当の実年齢(もちろんイケメン)に戻った時のギャップ萌えがエグそう)なんだけど、絶妙に面白くなりそうで「面白い」の一歩手前止まりに感じる。オカルトアクション面の既視感と歯車が噛み合ってない、というか噛み合いきってないというか(続)。
総じて悪くは無いんだけど、既視感の有る要素を上回る本作独自の魅力的な要素が、他の何を差し置いても読みたい、という強い訴求力にまで繋がってない様に思う。「葬術」の他の異能、能力バトルとの見た目やロジックの明確な差別化(たとえば卒塔婆を武器にして戦うとか。不謹慎かもしれないけど、そういうアイコニックなモノがあった方が絶対良いと思う)、各話のオカルトアクション+浪花節の個別エピソードの豊富さを用意、提示出来ればまた少し変わってくるとは思う。次までは読んでみようか(了)。
「四人の中の誰がかつてのアポロか」という謎は一時保留、四人それぞれの初回の掘り下げ当番回は終わったのでいわゆるヒロインレースも等しく同列で、気の早い読者ならそろそろ贔屓の娘が決まったりしているだろう(こういうパターンの場合はわりとオーソドックスなキャラに傾く方なので、個人的には今のところ歌手志望の井ノ華六花かな)。如何に個別のヒロイン達の格を落とさず、そして誰か一人を過度に贔屓せず、均等に株を上げていくか、というのがヒロインレース系の難しい所だと思うけど、よくやってる方だと思う(続)。
ただ、個人的にはこの「よくやってる」のって一長一短というか、上手くこなし過ぎていて良くも悪くもまとまり過ぎ、お行儀が良過ぎにも感じられる。そつ無く押さえてあるぶん突出した面白さ、爆発力に欠けるというか。下手ならともかくなまじ上手く描けているからこその贅沢な注文かもしれないけれども。とりあえず今回で四人それぞれの最初の当番回は一周したので、ここからがある意味真価の問われる正念場だと思う。期待したいな(了)。
それでも、その「なんとなく」のキッカケを誘発する、或いはしやすくする方法自体は存在する。「メスに群がられているオス」に「群がられている」=「好感度が高い」=「種族維持の繁殖面で有能」となる生物学の身も蓋もない見地は、全てではないにせよ人間関係にも応用出来る(所も有る)。もちろん動物が恋愛面で人間と大差ないやり取りをしている訳では無いだろうし、実際にはもっと単純なものだろうけれど、共に本能というある意味コントロール出来ないものに支配されたりするのだから、まったく対人関係に応用出来ない訳でもない(続)。
生物学的見地から恋愛面に光明(或いは更なる地獄)を見出す風変わりな対人関係ハウツーものとしても、見た目に反してめっちゃコミュ障なヒロインの不器用なりの異性攻略としても興味深く読める。素っ頓狂なタイトルとあらすじだけど、そう考えると色々と深堀り出来る題材ではないだろうか。前作の時点から発想のユニークさを感じていたので、続けて期待しつつ読んでいきたい(了)。
なんとはなし、こうなるとむしろ魔王軍とは共闘展開もワンチャン夢では無い気がしてくる。今回みたいに人類を遥かに越える肉体のタフネスさと魔力、攻撃力を人類側の補助魔法でサポート、ブーストしてやればまだしも可能性がある様に思える。今の所魔王軍側は戦闘幹部しか戦ってないから、主力だろう魔王クラスがどれだけ他の高次敵対種族に通用するかどうかでこの辺の話がもしかしたら具体性を帯びてくるのかもしれない(続)。
ちょっと思うのは、この数多の平行世界が融合した状態は最終的にどうなるのか、という点。また分裂して元通りになるのか、それともこの玉石混淆なままに併合した新世界として回っていくのか。要はたいていの異世界転生、異世界転移ものが答えを出す事になる「元の世界に戻る」か「このまま異世界で生きる」かの二択を描く事になるだろうという点。ここまでを見ている限りは後者な気がしているがどうだろうか。そしてまた凄いところで引き。これはこのまま来月発売の次巻を読まねばならんだろうな。乱高下激し過ぎだけど面白いよ(了)。
ノブナガが回想する幻影旅団発足時の挿話について。けっこう唐突にそれまでの流れをぶった斬って始まったクセにいい所でまた唐突に終わるものだからその先の話が読みたくて仕方ない(笑)。ウボォーギンの方がリアルに年上で何なら敵対すらしいたとか、この頃からパクノダクロロの事大好きッ子(死語)かよとか、クロロは幼少期から天才的な才能の片鱗を垣間見せていたんだとか、ここから幾らでも後先について想像したくなる余地、余白が満載で憎たらしいったらありゃしない(笑)。ホント上手く作者の掌で転がされてるわ(続)。
(「しいた」←❌「していた」←〇)点在する個別の話自体はいずれも劇的な事態の進展、というよりは、まだまだいずれ訪れるだろうそこに向けての助走や種まき、という印象は変わらず。あとあと絶対迷惑かつ厄介に猛威を振るいそうなツェリードニヒ周りの描写は一切ナシ。いつも通りオチまで含めてもう理詰め出来るだけしてるんだろうけど、ホントもう少しだけテンポよく掲載してくれんものかな(笑)。さて、では本誌掲載の続きを読んで来る事にしよう(了)。
休載期間に作者が何に触れどう考えていたのか、1、2巻時点での初期構想と現在の展開がどれほど同一、或いは乖離しつつ有るのかは解らない(なにしろ今巻含めコミックスのどこにも作者の言葉は無いし自身もSNSはやっていない様だし)。だから恐らく作品の主題は作品で語る、という事なのだろう。その変化の是非はともかく、五年間で世間のフェミニズム関連に対する扱いや風当たりは随分と変わった様に見える。そうした中で光はどちらの立場もとれず、未玖は虚勢を張り続け、仁那はより頑なになって、三人が三人とも拗れている(続)。
もしかしたら本作が変化したのではなく、問題作が休載期間を経る事で取り扱っていた問題が変質してしまった、というのが本当の所なのかもしれない。休載は過ぎたのかもしれないが、本作はそう考えると再度の休載か、または最悪な空中分解の危機を依然として(というより以前よりも強く)孕んでいると思う。主義主張の是非は完結時に判断するから、何はともあれ何とかしてそこに辿り着いて欲しい(了)。
実は激闘中にハンニバルの歪んだ内面は少しずつ漏れ出してる⋯んだけどここは次巻で触れられるから伏せておこうか。三人のツムギアリ、テッポウウオ、モンハナシャコの特性コピーを次々に切り替えて猛威を奮うコピー能力を駆使した戦闘は流石に超人一族の長兄に相応しい。性質的に同時発動は身体への負担が大きいのかやらない(やれない?)みたいだけど、それをやられたら三人諸共退場させられかねない。一応地球編からの新技術の一つの「天為変態」により手足や一部臓器なら再生出来るけど、ソレはハンニバルも出来るからなぁ(続)。
「──もう一度・シャコになってみろ⋯初めてこの姿で人間を殴りたくなったぞ・ゴキブリにも劣る外道め⋯──覚悟しろ」・とは言え、この苦境で深手を負ったジェットとサムライソードを庇い、ハンニバル相手に単身啖呵を切る慶次が相変わらずの痺れる程のカッコ良さ。もはや名勝負製造機な感もある頼もしさがこういう窮地で光るんだよな。再開前も毀誉褒貶の激しい作品ではあるけれども、こうして再開してくれたからには全力で結末まで駆け抜けてくれると信じたい。頼むぜ(了)。
イジメ加害者への拷問自体も、その展開やそこへ至る流れそのものはマガポケで連載している「十字架のろくにん(凄惨な復讐モノ。中盤以降は引き伸ばしが酷いのでリタイアした)」を結果的になぞっているのでお手つき感が有り、個人的にはノれない。凄く頑張って丁寧かつリアルに描いているのはよく解るけれども、それが作品の評価の底上げや面白さにまでは繋がっていないんじゃないかな。電話越しに遥人の投稿作品を音読する本屋敷のくだりのいちいち音読を伏せるくだりも機能してるとは思えないし(続)。
総じて、出来の悪い火サスの再放送やテレ東の午後ローを見た様な読後感で、流石の演出力とリアルな作画で最後まで読ませてはくれるけれども、テレビの前で正座、というよりはながら見でも充分、という内容だった。このキャリアでの新機軸へのチャレンジは評価したいけど、もしまだこの路線を続けるつもりなら、今後は何らかのストーリーアシストをつけた方が良いんじゃないかな(了)。
欲しいのは、あなたにとっての正解ではなく、俺にとっての解答です。不作法、お許しあれ。面白ければそれで良い。※感想のコメント欄に作品外のコメントは御遠慮くださいませ。よろしくお願いします。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
ノブナガが回想する幻影旅団発足時の挿話について。けっこう唐突にそれまでの流れをぶった斬って始まったクセにいい所でまた唐突に終わるものだからその先の話が読みたくて仕方ない(笑)。ウボォーギンの方がリアルに年上で何なら敵対すらしいたとか、この頃からパクノダクロロの事大好きッ子(死語)かよとか、クロロは幼少期から天才的な才能の片鱗を垣間見せていたんだとか、ここから幾らでも後先について想像したくなる余地、余白が満載で憎たらしいったらありゃしない(笑)。ホント上手く作者の掌で転がされてるわ(続)。
(「しいた」←❌「していた」←〇)点在する個別の話自体はいずれも劇的な事態の進展、というよりは、まだまだいずれ訪れるだろうそこに向けての助走や種まき、という印象は変わらず。あとあと絶対迷惑かつ厄介に猛威を振るいそうなツェリードニヒ周りの描写は一切ナシ。いつも通りオチまで含めてもう理詰め出来るだけしてるんだろうけど、ホントもう少しだけテンポよく掲載してくれんものかな(笑)。さて、では本誌掲載の続きを読んで来る事にしよう(了)。