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その他の人物へのいわゆる「ざまあ」がなかったのが悔しいが、おそらく芋づる式に連座されて行ったと思いたい。どこまでが真実でどこからが創作であるのか、確かな筆致故に酔うように読破してしまった。素晴らしい時間でした。
ドラマでは事故遺族との交流が細やかに描かれており涙を誘ったが御巣鷹山編の真骨頂の一つともいうべきボーイング社との事故原因究明へ向けての丁々発止の駆け引きがまるまるカットされていたのは残念に思う。たしかに恩地の出番がないのでそういう点ではカットせざるを得ないのかもしれないが次の会長室編へ向けての助走として必要性があったのではと思う
事故現場検証に奔走する志方さんであるが、後の最大にして最悪の航空機事故への助走に過ぎないと知っている身としては涙を禁じ得ない。しかし、WOWOWドラマの配役はズバリ・イメージ通り過ぎて素晴らしいの一言です。会話文が俳優さんの声で脳内再生されます
恩地への遠流措置に対して家族が犠牲になる場面、時に反発や愚痴を投げつけつつも、それでも恩地を労り続ける妻と子供たちの健気な姿は涙をさそう。先の展開をドラマで知っていても巻き返しと報われる姿を切望してしまう。
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その他の人物へのいわゆる「ざまあ」がなかったのが悔しいが、おそらく芋づる式に連座されて行ったと思いたい。どこまでが真実でどこからが創作であるのか、確かな筆致故に酔うように読破してしまった。素晴らしい時間でした。