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5月の読書メーターまとめ

Tim
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感想・レビュー
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111ナイス

5月に読んだ本
7

5月のお気に入られ登録
1

  • こなな

5月のトップ感想・レビュー!

Tim
評判は聞いていたが、想像よりもずっと直球な本だった。家系図を覚えるのが苦手な上に耳慣れぬ韓国の氏名なので、冒頭では話についていけるか不安だったが、実際に読むと主人公の個性などは殆ど問題にならない。韓国、80年代生まれの世代で、女性。これだけ分かっていればよい。この点日本版デザインは秀逸だと思う。過去のもの、異国のものと捉えられる(捉えたい)事柄もなくはないが、基本的に共感の苦しみがつきまとい、同時に胸の奥底に抱えて蓋をしていたものを代弁されたような奇妙な安堵感もあった。やるせない結末も極めて現実的。
Tim
2021/05/21 01:01

自分にはジヨンの学生時代が一番辛かった。特にバスの下りは読みながら息が詰まって泣きそうになる。見ず知らずの人間が後をつけてくる時の恐怖、それらの経験から生じた「つけられているかもしれない」という恐怖と警戒、全く悪意のない他人を疑りつけているのかもしれないという罪悪感が我々の日常の中にあることを、どれほどの人が知っているのだろうか。

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5月の感想・レビュー一覧
6

Tim
先日物心ついて以来初めて身近な人間を亡くし、死が私にとって文学上の、他人だけの身に降りかかるものではなくなったこのタイミングで本作を手に取ったのがよかった。学生運動やマルクスを読ませるサークルなど6/70年代の空気が色濃いが、一方で著者に特有の雰囲気があり、紀伊國屋や四ツ谷の土手など馴染みのある景色も現れるのも手伝って、古い、昔っぽいという印象は全く受けなかった。暫定一番好きな春樹作品。
Tim
2021/05/31 19:33

必然性をあまり感じない性描写や性的な冗談の頻度が高いのだけは作家の発作のようなものと思って目を瞑る他ない。必然性について言えば、この作品の主題に生と死があるだけに尤もらしい説明のしようもあるだろうが、最後の最後が私には本当に興醒めだった。

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Tim
本作のタイトルは主要人物が思い出深く聴いているビートルズの楽曲に由来するが、私は本書の最後に登場するサイモン&ガーファンクル「スカボローフェア」に心を奪われ、下巻が図書館に届くまで繰り返し聴いているうちに作品全体のイメージにまで深く根を張っていった。勿論続く展開にもよるが、お陰でもうすっかり好きな作品になってしまったかもしれない。春樹氏とは小説の趣味も合わず(本人の作は面白いにしても)、作中名が挙がる音楽もジャズ然りクラシック然り読書BGMに留まりがちだと思っていたが、まさか彼の本でこんな体験をするとは。
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Tim
単語を調べることには拘らずに軽く読んでみた。昔観た映画のあやふやな印象から二人の男性の間で揺れるストーリーをイメージしていたので、マークダーシーの出番が少なくびっくり。世の中にはこの作品を共感ベースで読む女性が多いのだろうか。自分は置かれた状況だけでなく、家族や友人に相談事や愚痴話ができない秘密主義な性格も主人公と決定的に違うので、全く第三者の視点で(いわばブリジットを可愛がりながら)読むことになった。ダニエルの話はヒューグラントの顔が浮かぶから楽しく読めるが、小説から入っていたら途中で投げていたかも。笑
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Tim
評判は聞いていたが、想像よりもずっと直球な本だった。家系図を覚えるのが苦手な上に耳慣れぬ韓国の氏名なので、冒頭では話についていけるか不安だったが、実際に読むと主人公の個性などは殆ど問題にならない。韓国、80年代生まれの世代で、女性。これだけ分かっていればよい。この点日本版デザインは秀逸だと思う。過去のもの、異国のものと捉えられる(捉えたい)事柄もなくはないが、基本的に共感の苦しみがつきまとい、同時に胸の奥底に抱えて蓋をしていたものを代弁されたような奇妙な安堵感もあった。やるせない結末も極めて現実的。
Tim
2021/05/21 01:01

自分にはジヨンの学生時代が一番辛かった。特にバスの下りは読みながら息が詰まって泣きそうになる。見ず知らずの人間が後をつけてくる時の恐怖、それらの経験から生じた「つけられているかもしれない」という恐怖と警戒、全く悪意のない他人を疑りつけているのかもしれないという罪悪感が我々の日常の中にあることを、どれほどの人が知っているのだろうか。

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Tim
ネタバレ『ケースブック』として名高いSherlockのファンブック。製作・俳優陣とのインタビュー記事、原作及び歴代ホームズ作品と本ドラマの関係性の紹介、そしてジョンの手記の体裁をとった各話の振り返りパートに分かれている。手記パートにはシャーロックやマイクロフトがポストイットでツッコミを入れ、ジョンが更にポストイットを貼って返事をするという、子供時代に友人とやっていた交換ノートを彷彿とさせるスタイルでとても面白かった。英語も平易。シーズン2終了時点の書籍なので、相方の死の衝撃を抱えたまま手記は終わる。かと思いきや?
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Tim
ドイツ語版『炎のゴブレット』。これまで読んできたどの洋書よりも長い703頁。長かった。長かった…。クィディッチW杯に対抗試合、闇の勢力の復活、物語の冒頭から丁寧に張られ、終盤に回収されていく伏線と非常に面白いのだけれど、あまりに厚くモチベーションに問題が。テンポよく読むには二分冊くらいが丁度良い。ポピュリズム的なメディアによって面白おかしく書き立てられた嘘八百がなすすべもなく「事実」として拡散されていく無力感が終始つきまとう。ハーマイオニーによる屋敷しもべ妖精の人権活動、正解はあるのだろうか…考えさせる。
Tim
2021/05/21 15:27

Hermione(ハーマイオニー)は韓国語ではヘルミオンヌと呼ばれ、ドイツ語版ではHermine(ヘァミーネ)というローカライズされた名前を持つ珍しい登場人物。クルムがハーマイオニーの名前の発音を尋ねるやりとりは「Hermioneはどう読むのか論争」に決着をつけるために生まれたと言う。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/12(2267日経過)
記録初日
2015/04/16(2263日経過)
読んだ本
567冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
153645ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
386件(投稿率68.1%)
本棚
6棚
自己紹介

以前は無知に対する焦りに追い立てられるような気持ちでしたが、最近は思うまま読みたいものを読んでいます。
最近はドイツ語と英語の本も少し。

全章に目を通した本のみ読了登録します。
内容は全然分かっていないかもしれませんが…笑

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