読書メーターあなたの読書量を記録・管理

11月の読書メーターまとめ

Tim
読んだ本
9
読んだページ
2664ページ
感想・レビュー
8
ナイス
132ナイス

11月に読んだ本
9

11月のお気に入り登録
2

  • A_kiriko
  • たつパパ@晴走雨読

11月のお気に入られ登録
2

  • A_kiriko
  • たつパパ@晴走雨読

11月のトップ感想・レビュー!

Tim
ネタバレ全体的に皮肉っぽいトーンで書かれた人類史(?)。現代の書物だ、と感じた。神も国民も人権も正義も全て人間の想像の産物に過ぎず、こうした物語を創出する能力が大勢の見知らぬ者同士の協力を可能とし、この点でホモサピエンスは突出しているという。農耕革命が人々を豊かにしたというのは誤りだというのが驚き。例えば狩猟採集民の食糧は様々な種に渡るのでどれかが不足しても他で補える一方、農耕民は主要品種が不作になれば即、大量死に繋がる。生活を楽にするはずの改良が却って負担を増やすことは、現代に至るまで繰り返されている。
が「ナイス!」と言っています。

11月のトップつぶやき!

Tim

2020年10月の読書メーター 読んだ本の数:18冊 読んだページ数:5932ページ ナイス数:150ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/566506/summary/monthly 11月は独語書を多めに読みたいです。

が「ナイス!」と言っています。

11月の感想・レビュー一覧
8

Tim
ネタバレ『道草』の雰囲気と『こころ』の要素を感じる。『それから』より面白く読めた。『こころ』では先生の心理が描写されるが、本作の「略奪愛」とその後の経緯は僅か数行、非常に上品にぼかされて具体性を欠く。肝要なのは罪と罪の意識で、不法な恋愛は人にそれらを背負わせ得る出来事の代表として(姦通罪があったという程だから今の不倫より重大だったと思う)取り上げられただけなのではないか。以来宗助は逃げの姿勢で、寺ごもりも逃避にすぎない。予想した最悪の状況だけ回避して何も解決せぬまま物語は終わり、似たような暮らしが続く予感を残す。
が「ナイス!」と言っています。
Tim
ネタバレ神経学者によるエッセイ。病そのものを説明するいうより、症状とそれを内包する患者の人物像が描かれているように思う。こんなことがあるのかという驚きに満ちた読書だった。頭の回転が早く記憶力も良さそうだが1945年以降の記憶は失い続ける男(2章)、義手義足の利用に欠かせない感覚のある「幻影肢」(6章)、レーガンの演説に対する失語症(言葉は分からないがトーンに敏感)と音感失認症(その反対)の患者の反応の違い(9章)、そして必ずしも皆がその「異常」を治してしまいたいと思うわけではなかったという点が特に興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。
Tim
ネタバレ全体的に皮肉っぽいトーンで書かれた人類史(?)。現代の書物だ、と感じた。神も国民も人権も正義も全て人間の想像の産物に過ぎず、こうした物語を創出する能力が大勢の見知らぬ者同士の協力を可能とし、この点でホモサピエンスは突出しているという。農耕革命が人々を豊かにしたというのは誤りだというのが驚き。例えば狩猟採集民の食糧は様々な種に渡るのでどれかが不足しても他で補える一方、農耕民は主要品種が不作になれば即、大量死に繋がる。生活を楽にするはずの改良が却って負担を増やすことは、現代に至るまで繰り返されている。
が「ナイス!」と言っています。
Tim
5年ぶりの新鮮な再読。当時の感想に「前半は読み進めるのが苦痛気味だったが中盤から面白くなってきた」と書いているが本当だろうか。今回は終始苦しかった。ここに書かれていることに一貫性はあったのだろうか?読書が遅々として進まない中、ずっと疑問には思っていたが、戻って筋を辿る元気も出なかった。地の文が代助を弁護し続け、それに説得されることが最後までできなかったのが読みづらさの要因だと思う。これが登場人物のある小説の形でなければもう少し素直な読み方ができていたかも。それともまた5年が経てば違う目で読めるだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
Tim
ケルン大聖堂と聖堂内外の芸術品を一般向けに解説した冊子。13世期に設計を行ったゲルハルトの後継であるDombaumeister(大聖堂の建築と保全を牽引する建築家)たちの著。64ページしかないが観光客の知識としては十二分。ステンドグラスや美術品に関しては公式HPで鮮明な写真が見られるものが多いが、建築部位となると「写り込んでいる」写真を探すしかないこともあり、現地にいれば一瞬で済むのにと歯痒さを噛み締める…。
が「ナイス!」と言っています。
Tim
タイトルしか知らずに取り寄せてみたら、小学校高学年〜中学生くらいの教科書のような雰囲気だった。西洋諸国と「対等」に振舞うことを目指し、上流の人々と制服から洋式の服装が取り入れられていく。西洋から発想や素材を得たことで和装暮らしが楽になる例も(束髪、二重廻し、吾妻コート、女性用袴)。改良服の存在は初めて知った。よく大正浪漫といわれるものに特別興味があるわけではないが、この時代の和洋折衷にはやはり擽られるものがある。
Tim
2020/11/13 20:45

定着と普及を促すため、市民の憧れやお手本としての天皇、皇后、教師たちから新しい様式を身につけたという。政治や環境問題、その他様々な取り組みを「まるでファッション」と非難したり嘲笑したりする人々がいるが、無関心の人々の意識を向けさせるという点では、やはり「すべきもの」として啓蒙するよりも、このように憧れて自発的に真似するように仕向けた方が最終的に良い結果が得られるのではないかと思う。

が「ナイス!」と言っています。
Tim
ネタバレ道中に成行で宿を共にした女性の「あなたは余っ程度胸のない方ですね」、そして広田の「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より頭の中の方が広いでしょう」という言葉に彩られた冒頭部分がインパクト抜群で引き込まれる。そのまま三四郎が田舎から出てきて受けた洗礼の強烈さである。ついに時機を逸してしまう頃まで動けなかった初心な青年の視点に立った漱石の女性描写はとても上品で、同時に謎めいた存在としての女性が醸し出す艶のようなものに満ちていた。全体の雰囲気も漱石の今までのイメージと異なり、引き出しの多さに舌を巻く。
が「ナイス!」と言っています。
Tim
たまたま環境が適していたお陰で結果的にユーラシアが発展したのであって、人種の優劣の問題ではないという結論。様々な技術を生み西欧に伝えた肥沃な三日月地帯さえ、たまたま降水量が比較的少なかったために、中心地の座に留まらなかった(エピローグ)。重要な技術が必ず維持されるとは限らない例として銃火器が江戸時代の日本で放棄された(島国+鎖国がそれを可能とした)…というくだりで侍が取り上げられ、妙に感動した(13章)。中国のくだりで、ああこの本は随分昔に書かれたのだったと思い出した。
Tim
2020/11/21 21:36

「われわれがアボリジニを砂漠の民と思うのは、たんにヨーロッパ人たちが、望ましい地域に暮らしていたアボリジニたちを殺してしまったり、自分たちが望まない地域に追いやってしまったりしたからである」この一文は結構胸に刺さった。無知からくる残酷な無邪気に陥らないようにしたい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/12(2061日経過)
記録初日
2015/04/16(2057日経過)
読んだ本
529冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
141863ページ(1日平均68ページ)
感想・レビュー
352件(投稿率66.5%)
本棚
7棚
自己紹介

スランプ脱出の兆しが見え、喜んでリハビリ中です。

全章に目を通した本のみ読了登録します。
内容は全然分かっていないかもしれませんが…笑

「読書の達人が選ぶ岩波文庫の100冊」24% (停止中)
※岩波版に限らず、収録作品でカウントしています

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう