超ホモサピエンスが生まれた暁には現代人が苦しむ感情や欲求などが排除されているのか?サピエンスは他人と比較し苦しみ葛藤する辛い人種であったと言われる日が来るのか。 生物、人類学、歴史、宗教、経済、脳科学など様々な分野の見解が盛り込まれており上巻から飽きることなく楽しめた。やはり話題の本には理由がある。
帝国は数多の民族、文化を吸収し同化させ、そのうえで新たな文化を進化させてきた。そのような帝国主義が悪だというのなら今生きている私たちはほぼ皆が悪の結晶ということになるだろう。そうではなくて、これは結果論でそのように進化してきた、と捉えるのがよさそう。
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