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モネ子
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不思議だけど、信じられる。 爽やかな要素じゃないこと山盛りなのに、爽やか。希望が持てる。 目には見えない、人の意識とか意思が人生を動かしているということが、自然に腑に落ちる。 2人の関係が素敵だ。毒舌で恩着せがましくないから、裸のこころで繋がってるみたいで余計に愛おしい。 誰が見ても不幸、そんな状況でも、あの人がいてくれたから今の自分がある、それこそが奇跡なんだと感じさせてくれた。 怒ったり泣いたりできる関係、それが自分の人生を救うし、誰かの人生を救えるのかもしれない。
0255文字
モネ子
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ネタバレひとつのことに向き合い続けられることのカッコよさが、じんじんと心に染みる。 京本みたいに本当の才能がある人はこんなふうに謙虚だからこそ、人の何倍も努力ができるのかな。 藤野が軽口をたたく反面、周囲から心配されるほど、狂うかのように絵を描き続けて行く時間経過にも、畏怖の念がこみあげたし、そのひたむきさに胸が痛かった。 一見正反対に見える2人が外の世界で一緒にクレープも食べたり。親心のように、青春が手に入ってよかったねと思えて。 どんな才能だろうと死の前には平等であまりにもあっけなくて、その悔しさがしんどい。
0255文字
モネ子
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この著者から世界はどんなふうに見えているんだろう、という興味もあり手に取った。 オルタネートと呼ばれるマッチングアプリを介した高校生たちの物語。 遺伝子情報でのマッチングというのも登場するけれど、現実でも将来的には実用化するんじゃないかと期待を持たせてくれる。 文化祭のシーンは疾走感でいっぱいで、映画「セッション」のドラムソロのシーンが一瞬思い浮かぶ。 著者は普通の学生とはかなり違う不自由も感じるような生活をしていたと想像するけれど、こんなにも生き生きと男女の心理を描けるのはやはり才能だと思う。
0255文字
モネ子
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ネタバレ出だしの天のポップな文体に何度も笑って、読み進むうちに笑ってる場合じゃない事態になって行く。推理的な要素もありつつ、とにかく心理描写が緻密で鋭くて痛い。 人は外側からではわらかないし、そして何より自分自身が1番自分を客観的には見れない。 天の両親の毒親っぷりは相当で早く逃げてと祈るような思いで読む。 藤生の片想いの描写も単なるキラキラしたものではなく、自己嫌悪が伴うようなドロッとしたところも細やかで凄いなと思う。 他の作品も読んでみたい。
0255文字
モネ子
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ネタバレ東京郊外出身の自分にとって電話番号が03じゃないことがどれだけコンプレックスだったかという痛さを思い起こさせる。そのおかげでハングリーになれた部分と屈折した部分をえぐられた思いだ。この作者は凄い。東京に住むこと、東京で成すこととの大きな違いも鮮烈に描かれてる。 椎名みたいな人って本当にいたしときめいたしその輝きが魔法が解けるように消えたのも見てきた。椎名も大阪で挫折を味わったのだ。イージーモードだった人間だし飄々と生きているように見えて、教習所でのお金のやり取りシーンに軽いせこさが見えて察した。
0255文字
モネ子
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ネタバレ会社員と夜のバーを切り盛りなんて非現実的だけど、こういう体力お化けみたいな人って時々いる。この作者の文体は本当に好きで感情移入しやすいため、そんな事はどうでもよくなるし。 出てくる人々がほぼみんなこじらせてるので、キラキラが薄まってしまっているが、これはれっきとしたお洒落がてんこ盛りの都会の小説だ。 葵はこんなにもモテるのに、寄ってくる男たちがヤバい。松尾くんが性格的に1番信頼できると思うし一緒になったら1番安定した幸福が手に入れられると思うが、そこには惹かれない性なのだ。部長然り。面白くて一気に読めた。
0255文字
モネ子
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心が死んでしまったキナコの再生物語。 さまざまや偏見や暴力に苦しむ人々が登場するけれど、冒頭の「風俗」という職業に間違われたことに怒るシーンから始まっただけに、この作者の書くものは本当に被害者側の立場の人たちにとって優しいものだろうか、と懐疑的な気持ちにもなった。 読み進むうちに、これでもかと現代の問題や不幸をつめこみたかった、作者が伝えたいことが溢れてる感触が伝わってきて安心できる。 ニュースで目にする虐待を受けている子に一体自分に何ができただろうと無力感に襲われるが1つの方向性を示してくれている。
0255文字
モネ子
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8年後に滅亡する地球、それが知らされてから5年が経った世界が描かれている。場所は仙台だ。 この物語が書かれた後に震災があったり現在のコロナ禍があったりと、予言めいていて怖い。 ノストラダムスの大予言で本気で怯えている人は周囲ではいなかったけれど、どこかでみんなそれを心に留めて、軽く絶望したり期待したりしていたあの空気感を極限まで濃く煮詰めたものが、この本で描かれているように思う。 今自分があたりまえに行なっていることは、明日があると無意識に信じているからなんだと気付かされた。靴を揃える、とかでさえも。
0255文字

読んだ本
180

読んでる本
3

読みたい本
170

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/05/13(3640日経過)
記録初日
2015/05/13(3640日経過)
読んだ本
180冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
45714ページ(1日平均12ページ)
感想・レビュー
137件(投稿率76.1%)
本棚
2棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
URL/ブログ
http://ameblo.jp/nerori88/
自己紹介

本が読める生活が幸せです。音楽と同じく、小説は一瞬で心をここではない何処かへ連れて行ってくれる。
本好きあるあるかもしれませんが、本が手元にない場合、広告だろうと注意書だろうと何かしらの活字を追う中毒さ。

読むのは多分遅いほうなので、なんとかスピード感をもてるよう研究中。限られた時間の中で1冊でも多くの本を読みたい。

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