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2024年11月の読書メーターまとめ

のほほん
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感想・レビュー
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ナイス
379ナイス

2024年11月に読んだ本
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2024年11月のお気に入り登録
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2024年11月のお気に入られ登録
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  • とも@読メ野鳥部
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2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のほほん
衆議院議員の宇田清治郎の3歳の孫が誘拐されます。犯人の要求は「記者会見を開いて罪を自白しろ」。警察は清治郎に恨みを持っていそうな人間を探します。一方、清治郎は訳あって仕方無く秘書をしている次男晄司を連れ、罪に関係しそうな人物と交渉を始めます。晄司は姪を無事に助けたいとの思いとは別に父の秘書として話し合いに立ち会っているうちに、政治家としての父に対する気持ちが変化していきます。晄司の心の変化に伴う行動の変化は目を見張るものがありました。政治家の駆け引きが然もありなんです。政治家に才気煥発さと度胸は必須かも。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
11

のほほん
「地の星」の10年前、耀子さんが18歳の時のお話です。照子さんの息子龍治さんとの結婚のいきさつが語られます。音信不通だった母から突然いっしょに住もうと連絡があり、母のもとに向かう電車の中で楽しかった常夏荘のことを思い出します。やっとたどりついた先でまたしても母のむごい仕打ちを知った耀子さんのつらい思いを、子どものころに母との悲しい思い出のある龍治さんが包み込みます。そして、耀子さんの父の思い出を伝えます。この場面は感動的でした。28歳の耀子さんがあるのは思慮深い龍治さんとかわいい瀬里ちゃんがいるからかな。
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のほほん
ちいさなトガリネズミのお話です。名前は分かりません。一日の様子とあこがれと友だちのことがつづられています。穏やかで小さないいことを大切にする毎日を過ごしています。変化のないたいくつな日々と思う人がいるかもしれません。でも私には静かな日々は安らぎを感じさせてくれるとても貴重な日々に思えます。そんな日々の中で好きなことを楽しむ時間や友だちと語らう時間は、生活に潤いをもたらしてくれていることでしょう。やさしい色使いでほっとできる絵本でした。私の日々も大きな変化がなく、穏やかに過ぎていったらいいなと思っています。
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のほほん
ワシテは絵を描くのがきらいです。おえかきの時間が終わっても紙はまっ白です。それを見て言ったことばで私は先生が好きになりました。そして「なにかしるしをつけてみて」と言います。ワシテがつけた“てん”を見て、先生は「サインして」と言います。ますます先生が好きになりました。ワシテは考えます。いろいろ描いてみようと。色の違う“てん”、大きい“てん”、小さい“てん”、たくさん描きまくりました。ワシテが描いた“てん”をみんな集めて学校で展覧会です。終わりのページのワシテの言葉が最高でした。よい先生との出会いは幸運です。
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のほほん
老舗ですが中小企業感の漂う雑然とした映画会社銀都活劇に平成元年組として入社した6人の同期が50歳を越して同期会を開きます。同期のひとりが転職した映画館が閉館することになったためです。そこに最後皆で集まって思い出深い作品を見ることになりました。映画を見ながら新人だったころのことに各々が思いを馳せます。咲子さんは子どもの言葉や映画に対する夢が薄くなっていることで仕事に対する気持ちがゆれます。学さんは劣等感を軽佻浮薄で包み隠し、よき潤滑油になるべく心をくだきます。心を持っていかれる映画に出会いたくなる本でした。
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のほほん
ゆうまくんは足がおそいです。今までは徒競走をしないですんでいました。3年生になって体育の時間にタイムをはかり、すごくおそいのがクラスのみんなに知られてしまいました。運動会を休んだらズル休みと思われそうです。でも休みたい。どうしよう~。そこにあらわれたのが近所のおっかないおじいちゃんです。おじいちゃんに言われたとおり練習です。「かけっこ特訓」がんばりました。徒競走の順番をまっている時、ドキドキして息苦しくなったけど、練習と同じように走れたみたいです。いいな、ゆうまくん。私も徒競走きらいだったこと思い出した!
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のほほん
今日はけんいちくんの学校の運動会です。けんいちくんの学校は生徒が少ないので大人も出場します。それでかどうかわかりませんが、すいはんきに突然目と口と鼻があらわれます。そして、「ジャーちゃんてよんで」と言いました。というわけで、ジャーちゃんもいっしょに運動会に出発です。先生にお願いして、ジャーちゃんも仲間入りです。コアラきょうそうではおかあさんにだっこしてもらってうれしそう。いじめっこもやっつけたし、大満足の一日でした。さああきやすみもおしまい。またおいしいごはんをたいているかな。取っ手のリボンがかわいいね。
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のほほん
ケイゾウさんはにわとりです。幼稚園でうさぎのみみことくらしています。ケイゾウさんにはきらいなものがあります。春のこいのぼり、夏のプール、秋の落ち葉の山、冬の氷です。幼稚園ですから子どもがたくさんいます。おとなしい子ばかりだと静かですが、なかなかそうはいきません。元気な子、とんでもないことを思いつく子もいます。そんな子どもたちの騒ぎに今日もケイゾウさんとみみこはまきこまれます。でも大丈夫。最後はももこ先生が助けてくれます。だからすっごく迷惑で困ることも多いけどケイゾウさんもみみこも楽しそうです。幸運を祈る!
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のほほん
5年生の愛香は母がなくなり、父の仕事の都合もあって、京都の母の実家のおじいちゃんの家で暮らすことになりました。花屋のおじいちゃんの家がある商店街に、<不思議堂>という魔女のようなおとめさんの店があります。おとめさんはみんなに見えない子どもが見え、ネコとお話ができます。“担い手”とおとめさんは言います。そして、同じように子どもが見え、ネコとお話ができる愛香も担い手になることを望みます。珠美ちゃんというお友だちもできて、愛香の京都での新学期が始まりました。魔女っぽいおとめさんも、話ができるネコも気になるなぁ。
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のほほん
山田和人くんは3年生になりました。担任の先生のことば「けんかもして、なかよしのクラスにしよう」を聞いて、「けんかとめ係」を思いつきます。でも、先生はけんかはしっかりやらなくてはいけないとも言います。和人くんはいい係を思いついたのにちょっとおもしろくないです。でもある日クラスの友だちが自分の気持ちを言えないでいました。言ったらけんかになると言うのです。あれ、和人くん先生と同じこと言っていますよ。「言いたいことをしっかり言って、けんかをして、ほんとうのなかよしになるんだよ」って。ちっちゃなけんかは必須かもね。
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のほほん
9歳の片岡泉ちゃんが33歳になるまでのお話です。その時々で泉ちゃんに関わった人が泉ちゃんのことを語ります。最後に大人になった泉さんが当時を思い出します。泉ちゃんのことを話してくれる人は泉ちゃんに好感や好意を持っている人たちですから楽しいお話が多いです。泉さんは自分の気持ちをそのまま口にします。忖度はありませんから、びっくりすることもあります。泉さんは自分で30秒で嫌われる自信があると言います。でも、みえやへんなプライドがないのです。自分の気持ちに正直に生きるのは簡単ではないけれど、ちょっとうらやましいな。
が「ナイス!」と言っています。
のほほん
衆議院議員の宇田清治郎の3歳の孫が誘拐されます。犯人の要求は「記者会見を開いて罪を自白しろ」。警察は清治郎に恨みを持っていそうな人間を探します。一方、清治郎は訳あって仕方無く秘書をしている次男晄司を連れ、罪に関係しそうな人物と交渉を始めます。晄司は姪を無事に助けたいとの思いとは別に父の秘書として話し合いに立ち会っているうちに、政治家としての父に対する気持ちが変化していきます。晄司の心の変化に伴う行動の変化は目を見張るものがありました。政治家の駆け引きが然もありなんです。政治家に才気煥発さと度胸は必須かも。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/08/11(3418日経過)
記録初日
2015/08/11(3418日経過)
読んだ本
1829冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
415960ページ(1日平均121ページ)
感想・レビュー
944件(投稿率51.6%)
本棚
77棚
性別
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