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2024年1月の読書メーターまとめ

たっきー
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2024年1月に読んだ本
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2024年1月のお気に入られ登録
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  • だっぱら
  • コンチャン

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たっきー
実際にあった出来事を基に作られた定時制高校科学部の物語。理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成。部員である生徒は年齢も環境もさまざま。無謀だといわれそうな、学会での発表を目標にして火星のクレーターを再現する実験を始める。著者ならではの科学小説であり、人は何歳からでも変われるし、打ち込むこともできるということがわかる「青春」の物語。
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

たっきー

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2024年1月の感想・レビュー一覧
32

たっきー
実際にあった出来事を基に作られた定時制高校科学部の物語。理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成。部員である生徒は年齢も環境もさまざま。無謀だといわれそうな、学会での発表を目標にして火星のクレーターを再現する実験を始める。著者ならではの科学小説であり、人は何歳からでも変われるし、打ち込むこともできるということがわかる「青春」の物語。
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たっきー
「おいしい旅」がテーマのアンソロジー。7編収録。どれもさらっとしていて印象には残りにくい。好みだったのは、柴田よしき「夕日と奥さんのお話」、篠田真由美「夢よりも甘く」、三上延「美味しいということは」。
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たっきー
酒飲みエッセイ。酒場や酒自体にはあまり焦点が置かれておらず、著者自身の行動や思いが中心で、それが微妙に私の読みたい感じからはズレていた。ので、あまり面白くは読めず。
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たっきー
今作は京都の地域医療を担う病院を舞台とした物語。タイトルのスピノザはオランダの哲学者の名前。医療行為は技術が伴っているのは大前提だけど、ただそれだけではなく、どのような理念をもって行うのかが大切だと感じさせられた。これは医療に限らず、福祉など人に関わるもの全てにいえることだと思う。「病気が治ることが幸福だという考え方では、どうしても行き詰まることがある。〜治らない病気の人や、余命が限られている人が、幸せに日々を過ごすことはできないのかと」。
たっきー
2024/01/29 07:55

「人は無力な存在だから、互いに手を取り合わないと、たちまち無慈悲な世界に飲み込まれてしまう。手を取り合っても、世界を変えられるわけではないけれど、少しだけ景色は変わる。真っ暗な闇の中につかの間、小さな明かりがともるんだ。その明かりは、きっと同じように暗闇で震えている誰かを勇気づけてくれる。そんな風にして生み出されたささやかな勇気と安心のことを、人は『幸せ』と呼ぶんじゃないだろうか」。

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たっきー
御朱印特集。各社寺で授けていただける御朱印や御朱印帳の紹介等。身近なのに行ったことのないところも多く、お参りにいきたいところが増えた。
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たっきー
観光客向けっぽい内容だなと思えば、タイトルにそもそも「京グルメ旅のスタイルガイド」とあった。食事よりスイーツ、甘味系の方が魅力的なものが多かった。パフェや善哉を食べたい気持ちになった。今の気分なら、永楽屋の栗ぜんざい、かさぎ屋のぜんざい、祇園小石の黒糖シフォンパフェ。
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たっきー
全く旅のあてはないのになんとなく手にした。長年高山や白川郷に行ってみたいな、と思いながらも訪れることができていない。行ってみたい気持ちがさらに募った。
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たっきー
主婦の沙代子とキャバクラ嬢の紫苑は、ホストの竣に依頼されて女子高校生誘拐事件の身代金3,000万円を代わって受け取る。紫苑はサラ金に借金があり、身代金を山分けしようと沙代子に持ちかけ…と、沙代子は事件に巻き込まれる。展開的にはどんどん読ませそうなのに、なにかストーリーに入りきれず、読書スピードも上がらなかった。逃亡劇の大筋に加えて、悪の組織、会社の紛争、植物や発酵について…と要素が多過ぎて話が散らばった印象。
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たっきー
著者の作家デビューから15年の間に書かれたエッセイ。アイドルがブルースリー等作品からは想像できなかった面白さを感じるところがあった。岩手県釜石市の出身で、東北の大震災で両親を亡くされた。「自分のなかに、震災から時間ぎ経った日常を送る自分と、あの日から動けずにいる自分がふたりいる」。重い言葉。カバー絵はGLAY TERUの描き下ろし。
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たっきー
100歳で亡くなった料理研究家・大河弘子についての連作ミステリー。時代を遡る形で大河の大切にしていたことがみえてくるのが良かった。最後の方で「人は思い詰めたとき、常識を簡単に踏み外す。それは私だって、例外ではない」という言葉があり、だからこそ悪いことをしてしまった人を赦すことができたのだなと思った。
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たっきー
古本屋を舞台とした短編集。多くが1990年代前半くらいまでの作品で、インターネットがなかった時代の古本屋のイメージを思い浮かべながら読んだ。
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たっきー
シリーズ44作目。2023年2〜7月の日記エッセイ。九州でのひとり暮らしのなかで、少しでも嫌だと思うことをしないようにする生活を目指す。今回の副題はいい。これまでは失敗したことを反省して長く考え込みすぎていたけれど、それによって何十年も断続的に暗い気分を作り出してきたので暗いことを考えるのをやめて、気分の色をきれいにすることを目標設定する、ということからの「きれいな気分、軽い感情」。
たっきー
2024/01/17 07:40

「どの年も、どの瞬間も、私たちはその時だけしか知りえない今を経験している。今、味わえるものは今にしかない。それをハッとわかることは、どんなにびっくりするような感動的なことだろうか」。この言葉も好き。

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たっきー
京阪神を中心とした全国の粕汁紹介。京阪神とまとめているが、著者によると京都滋賀はメインに豚肉、大阪神戸はブリか鮭を使うことが多いと。なので、京阪神では豚肉入りの粕汁を「酒粕豚汁」とメニューに出しているところもあるとか。京滋の多いもうひとつのパターンは野菜のみ(私はこれで育った)。京都では鶏肉を入れる人も多いとか。薬味は七味しか使ったことがなかったが、山椒もお勧めとあったので試してみたい。お寺に蔵元が酒粕を奉納したものに「いたおみき」(板粕の御神酒)と書かれていた、シモツカレの原型は近江発祥説、→
たっきー
2024/01/16 22:20

シモツカレ文化が残っているエリアは天台宗が多い(総本山は比叡山延暦寺)など粕汁以外のエピソードも興味深かった。

たっきー
2024/01/16 22:28

私の好みの粕汁は著者と同じくどろっと粕汁。大根、にんじん、ねぎ、油揚げはマスト。あとはその時にあるもので。著者が珍しいと紹介していたじゃがいもはかなりの確率で入れる。小さい頃からぼっとりとした伏見の神聖の酒粕をたっぷり入れた粕汁を飲んでいたので、日本酒好きになったのかも…

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たっきー
障害の制度やサービスについての解説本。これから勉強する人向け。こちらに関してはあまり目新しい情報はなかった。
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たっきー
ソーシャルワークの入門書。これから勉強する人に、今のソーシャルワークが取り扱う分野や基本的なことがわかりやすく解説されている。私は今の情報を知りたくて読んだ。ソーシャルワーク専門職のグローバル定義、ソーシャルワークの実践モデルとして、BPS(バイオサイコソーシャル)モデル、BPSC(〜コミュナル)モデルを取り入れることで、人を多面的かつ統合的に理解すること。私自身はこの辺りのことをもっと勉強していく必要があると思った。
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たっきー
6編収録。鮮やかなカバーが素敵。帯には「犯罪小説集」とあるが、ホラーといった方が良いように思う。どの話も人の心の怖さが出ていて、ぞわっとした。
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たっきー
「楽しい粉もの」特集。ソーダブレッド、チャパティ等さまざまな粉もの料理レシピのなかで、作ってみたいと思ったのはユーラシアの粉もの(ロシアのペリメニ、ウクライナのヴァレニキ)。ほうとうをパスタと同様に考えて、ミートソースやクリームソースで合わせるのも面白いと思った。
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たっきー
「やさしい時間、小さな暮らし」特集。普段の生活で心がけるエコ、工夫など。
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たっきー
特集「工夫のある台所」が良かった。琺瑯容器は重曹を入れたお湯で煮ると汚れがきれいに落ちるという高山なおみさんの方法は試してみたい。
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たっきー
恵示、美春、5歳のコースケの家族は郊外のマンションで暮らしている。マンションの物語でもあり、子育ての物語でもあり。いい意味でさくっと読めて楽しい物語だった。
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たっきー
4編収録。後になるほど、ぞっとするような感覚に。特に最後の「呪縛」はDV男にひっかかる友人・詩乃を避難させた麻希が、だんだんDV男のように詩乃に対してあたりがキツくなっていくところが怖かった。「重ね着」のなかで、妹が姉に説教じみたことを言い続けたときの、正論は全てが許される印籠ではないという言葉も印象的。
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たっきー
日記なのだが、関西によくいる、誰に語っているのかわからないひとり語りしてるおっちゃんのしゃべりをきいているみたいなところがあって面白い。生活史の調査について。「自分が聞くという体験をしたことを書いている。聞くという体験を通じて、私たちは語り手の人生に飲み込まれていく」というのがいいなと思った。抗不安薬やお酒をたくさん飲んでいらっしゃるのでお身体に気をつけてほしい。後半のおはぎ日記。飼い猫・おはぎを22才で亡くす。「おはぎに対する愛情が、ずっと変わらず常に脳のなかにある。でもその対象がいない」。
たっきー
2024/01/10 12:24

妻のおさい先生のイラストも味わいうって良い。元ロック女子(バンギャ)とあったので、どんな方が気になる。著者と誕生日が同じだと気づき、ちょっとうれしく。

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たっきー
ネタバレ高校2年の寿美子は、幼なじみで毒を吐くれいちゃんが、自分についても毒を吐かれているのではと感じながらも、その付き合いを続ける。新興宗教にハマる母、妊娠をきっかけに大学を中退した姉との暮らすなかで、寿美子は自身の希望する大学進学を目指す。れいちゃんとの距離のとり方は10代のときならきっと難しいだろうなと思う。うまく決別できて良かった。序章で、現在の寿美子が36歳の設定となっているが、本編(高2の寿美子)でのエピソードがその設定の年齢よりちょっと古めの印象。
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たっきー
少し前に著者のエッセイ『文学キョーダイ』を読んで関心をもち、普段はどちらかというと苦手意識をもってしまうタイプの作品なのだが、読んでみた。登場人物の名前に苦戦しつつ、読み進めるにつれて面白くなった。現代→戦時中→現代で、最後の回収もお見事。自由を奪うヒトラーの体制に反対し、危機が迫っても相手に屈さずに闘いぬくヴェルナーの姿に胸が熱くなった。
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たっきー
主人公は芥川賞を受賞した兼業作家の朝陽。元々働いている職場(ゲームセンター)や地元で、作家であることが知られて、作中の文章やインタビューから、作家・早見有日としてではなく、朝陽という人間に関心がもたれることに違和感をもつ。一見著者自身が体験したことなのかと思ってしまうけれど、読者がそう思うこと自体が、著者にとって望ましくないことなのかなと思った。
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たっきー
家族についてのエッセイ。昔のエピソードも現在のエピソードもたっぷり。親戚の集まりなど、今となっては懐かしいというくらいの私からすると、羨ましい反面、必ずしも良いことばかりではないだろうなと思う部分も。2人のお子さん(特に次男)のエピソードが楽しく、可愛らしく、心温まる。妻の宝塚オタクっぷりはその気持ちがよくわかる。著者がなぜ何公演も観劇にいくのか、という疑問に対して妻が「観るしかないねん」と言うの、私が言うときも全く同じ(バンギャ)。そう、観るしかないし、行くしかない。
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たっきー
ランチをテーマにしたコミックエッセイ。高級店に行ったときに思わず切符だったら東京から函館まで行ける…と考えてしまうあたりが庶民的で親しみがもてる。なので、実際のランチ内容もそういったものの方が読んでいていいなと感じる。宅配ピザを持ち帰りにして半額で購入して、食べ終わった後に箱の再利用法を考えるというのがミリさんらしくて笑ってしまった。
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たっきー
「調理停年」とあったように、高齢の方向けに無理なく毎日の食事支度をする方法についてのアドバイス。冷凍食品や缶詰等も利用しながら楽できる部分は楽をして、というスタンス。ブロッコリーの生姜ナムル、黒胡椒なめ茸が試してみたいと思ったレシピ。
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たっきー
「14歳の世渡り術」シリーズ。ホラーのジャンル紹介と、そのジャンルごとの作品が収録されている。私自身ホラーのジャンルというのはあまり意識していなかったので、参考になった。心霊ホラー、オカルトホラー、モンスターホラー、サスペンスホラー、怪談等。収録作品のなかでは、澤村伊智「みてるよ」、雨穴「告発者」、五味弘文「とざし念仏」が面白かった。田中俊行「学校の怖い話」は定番な気はするけど、怪談話の舞台が学校というのは時代が変わっても通じるものだなと思った。
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たっきー
著者の作家15周年記念本。池田理代子氏との対談、これまでの作品紹介等収録されているが、特に読み応えがあったのは、書き下ろし小説「告白のために」。著者の毒気のある本音が出ていると感じられて。出版社にいいように使われて消耗するのではなく、著者自身が書きたいものを書いていってほしい。デビュー10周年記念の47都道府県サイン会ツアーのレポートも面白かった。
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たっきー
2015年に刊行された文庫に、3編のショートストーリーを加えて再文庫化されたもの。男性の泉と宗清の恋愛と秘密の兄弟関係について。著者の初期の著作だと思うが、若いという印象。最近の作品の方が断然いいと思う。
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たっきー
2024年スタートの1冊。単行本では2019年8月に既読。松村比呂美「自転車坂」、近藤史恵「ホテル・カイザリン」、矢崎在美「青は赤、金は緑」が好みの作品だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/04/24(5249日経過)
記録初日
2009/09/03(5482日経過)
読んだ本
5284冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
1146197ページ(1日平均209ページ)
感想・レビュー
2340件(投稿率44.3%)
本棚
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性別
血液型
A型
職業
その他
外部サイト
自己紹介

小さいころから本が大好き。

職場のすぐそばに図書館があるので、
まめに図書館に行って、本を探し、
それらを通勤中に読んでいます。

ジャンルは特定しないで、
気になるものをどんどん読む派。

ここに記録をし始めて、
最近は女性作家ものを
よく読んでいることに気づきました。

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