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2024年5月の読書メーターまとめ

たっきー
読んだ本
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感想・レビュー
28
ナイス
585ナイス

2024年5月に読んだ本
28

2024年5月のお気に入られ登録
4

  • 轟直人
  • 無題
  • るる
  • meiko37

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たっきー
棟方志功の半生を妻・チヤの視点から描いた作品。棟方がゴッホのような絵描きになりたいと、ひたすら絵に打ち込む姿はまさに芸術家だなと思う一方、妻や子の生活が犠牲になっているところはやはり気持ちの良いものではない。結果的に版画が評価され、名が売れたから良いものの。評価されたのは、いろいろな偶然が重なって柳宗悦に出会えたことも大きい。努力だけではなく、環境や運も左右するなと感じた。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

たっきー

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2024年5月の感想・レビュー一覧
28

たっきー
身体に残った傷をテーマにした短編集。10編収録。どの作品も気持ちをざわつかせるところがあって、著者の作品が好きだと感じる。特に印象的だったのは「指の記憶」、「あおたん」、「林檎のしるし」。
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たっきー
今の時代、「嘘」というテーマになると動画配信、アプリといったものが中心的なモチーフになるのだな、と読んでいて感じたアンソロジー。7編収録のうち、1番面白かったのは石田夏穂「タイムシートを吹かせ」(オンライン会議、在宅ワークについていけないおじさんに対するイラつきと、時間外の申請を誤魔化そうとするためにうまくパスワードを抜き取ろうとする部分が面白い)。次が結城真一郎「ヤリモク」。
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たっきー
シリーズものと知らずに読みました。売れない画家・井口の絵の盗作疑惑に関する謎解き。読み切ったが、すごく面白かったかというとそこまででもなかった印象。
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たっきー
著者のエッセイはいくつか読んできたが、どんな人物なのか読むほどに掴めなくなってくる印象。最近のエピソードでは、婚姻届を出しにいく様子が独特。学生時代のエピソードが書かれているものが好きかな。筆名を漢字表記からひらがな表記に統一させると決めたところには、筆で食べたいくという決意がみえて応援したくなった。
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たっきー
1982年刊行作品の復刊。当時の有名人との交流や我が子とのかかわり(子育てというほどのことはしていない様子)等が描かれている。妻・レミさんがお仕事を辞めていた時期の様子も出てくるのだが、個人的にはお仕事されるようになって良かったなと思う。
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たっきー
中学生の探偵物語。可愛らしい雰囲気なのだが、あまり入り込めないまま読了。著者の最近の作品はわりとこういうパターンが多い気がする。
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たっきー
離婚した幸彦は妹に勧められて家事学校に入学。家事は妻がやって当然で、それがいかに手間がかかるものかと考えることもなかった幸彦が、家事学校に参加することで、元妻の負担を想像しようとする。少しずつ家事ができるようになっていくことで、自分で自分の面倒をみるやり方を覚えていっていると幸彦が実感していくようになっていくのも良い。普段家事をやっていない人が本作を読んでハッとすれば良いけれど、何も感じない人は…今後も変わらないだろうな。そういう人と生活を共にするのは大変そう。
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たっきー
タイトルをみて、仕事に疲れて本が読めない人の読書術ではと期待して読むと違う内容だと感じると思う。読書に限らず、その他の趣味や活動するだけのエネルギーが残せる程度の働き方ができる社会であるべきでは、という提言。概ね同意。
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たっきー
文学紹介者によるエッセイ。20歳で難病指定(潰瘍性大腸炎)を受け、現在は宮古島で暮らすという著者の作品を読むのは初めて。タイトルに関連してのエッセイには同意。口がうまい人の胡散臭さは感じるところ。その他の部分では、わかるなあと思う部分もあれば、そうでないところも。さらりと読了。
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たっきー
1904年長崎に生まれた著者の短編集。「虚偽」、「みず」、「時に佇つ その五」が好みの作品。
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たっきー
リゾートアイランド(という孤島)に集められた美のコンテストのファイナリスト7人。そのファイナリスト等が順に殺されていくというミステリー。最後が尻すぼみ感あって物足りない印象。
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たっきー
食に関するエッセイ等38冊の紹介と解説。著者の文章自体も、食べ物エッセイもどちらも好きなので楽しく読んだ。
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たっきー
日本人の母とモロッコ人の父との間に生まれた高校生の千夏。母と母の3人の恋人と暮らしている。さらに母の友人・絹香は夫が不倫していて、倦んだ生活のなかで魅力的な男性と出会う。いろいろな愛、恋愛、結婚の形があり、どれが正しいともいえないが、DVは絶対ダメ。
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たっきー
マナーをテーマにしたエッセイ集。小川糸氏、戌井昭人氏の文章が元々好きなので、こちらのエッセイのなかでも特に楽しく読んだ。
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たっきー
コロナ禍に書かれたエッセイ。普段の生活のことが中心だが、年齢を重ねて感じられる身体の変化、写真の写りの変化、所有物の管理等についての文章に、私もこの先こういう風に感じることが出てくるのだろうと思いながら読んだ。病気をしたときに、ひとりで死んでいくんだなと、ある種の覚悟をされるところが切なくもあった。
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たっきー
雑誌の連載他収録。時期的にはほぼコロナ禍真っ最中のものなので、テーマは普段の生活で起こった出来事が中心。等身大ピカチュウを購入して日々話しかけているというエピソードと、EXILE一族(※EXILEが好きな友人たち)が集まって、EXILEの映像を流し布教するというエピソードが好き。EXILE一族の解説を聞いたら、私もEXILEに興味をもてるかな…。本気で笑ったのは、EXILE一族の「エモ!」発言を聞いて著者が「エモやん」と聞き間違えたというもの。
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たっきー
舞台をテーマにしたアンソロジー。5編収録。近藤史恵「ここにいるぼくら」、乾ルカ「モコさんというひと」、雛倉さりえ「ダンス・レッスン」が好み。雛倉さんは初めて読んだけど、他の作品も読んでみたい。
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たっきー
棟方志功の半生を妻・チヤの視点から描いた作品。棟方がゴッホのような絵描きになりたいと、ひたすら絵に打ち込む姿はまさに芸術家だなと思う一方、妻や子の生活が犠牲になっているところはやはり気持ちの良いものではない。結果的に版画が評価され、名が売れたから良いものの。評価されたのは、いろいろな偶然が重なって柳宗悦に出会えたことも大きい。努力だけではなく、環境や運も左右するなと感じた。
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たっきー
6人の料理研究家らが料理や台所時間を楽しむための道具を紹介。道具そのものの優秀さとは別に自分に合ったものを選ぶのが大事なことがわかった。とはいいながら、辻和金網の焼き網と照宝の蒸篭には憧れる。
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たっきー
1978年に刊行されたものの文庫化。著者の幼少期から青年期の人生のふりかえりとそのときを共にした本について。当時の風景を思い描きながら読んでいった。取り上げられた本については特別関心をもつようなものはなかった。
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たっきー
鍋をテーマにした7編を収録。既読だったが、2つの角田光代作品(特に「鍋セット」)が圧倒的に良かった。次点で、ホラーテイストの織守きょうや「やみ鍋」、ど青春ものの友井羊「両想い鍋パーティー事件」。
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たっきー
タイトル通り、家族や恋人等近しい関係間での「捨てたい派対捨てたくない派」の対決となる物語。5編収録。私は捨てたくない派なので、捨てたい派の人の意見は痛い。収納スペースには限りはあると、頭ではわかるのだけど。
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たっきー
凪良ゆうのこれまでの作品解説や他の作家らとの対談等を収録。お亡くなりになった山本文緒氏との対談にしんみりしてしまった。
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たっきー
「東大卒」というのをアピールしたいのだろうが、一般的な片付け本と大きく違う部分はなく。使用頻度で所有か処分かの判断をすること、また所有する場合も使用頻度で収納場所を考えること。推し活グッズの所有には甘め。
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たっきー
アメリカから帰ってきて、うらはぐさ地区で暮らすことになった沙希とその周りの人たちの群像劇。いつまでもそのままであり続けてほしいと思う建物や景色はどうしても変わっていってしまう。寂しいけれど、それでも生きていかなくてはいけない。そんな物語だった。
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たっきー
ラジオで朗読された作品を8編収録。どれもわりと好きな作品だったが、特に好みの作品は川上未映子「アイスクリーム熱」、松田青子「愛してた」、森浩美「父の背中で見た花火」。
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たっきー
高校生で車椅子ユーザーの六花と六花にぶつかりそうになった伊澄。最初は六花を「車いす」と呼んで怒られた伊澄。伊澄もそのクラスメートも六花と関わりを深めていくことで車いすユーザーのことを知って、障壁となることを考えていくようになる。40キロを歩く学校行事への六花の参加をめぐって、クラスで話し合いになり、そこに先生がコメントする場面が印象的。障がい者ってこんな人だというステレオタイプで決めつけるのではなく、本人の声を聞きながら対応を考えることが大事だと気づくことができるのは素晴らしい。若い人に読んでほしい。
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たっきー
三越デパートをテーマにした作品集。1番良かったのは東野圭吾「重命(かさな)る」、次点が柚木麻子「七階から愛をこめて」、伊坂幸太郎「Have a nice day!」。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/04/24(5169日経過)
記録初日
2009/09/03(5402日経過)
読んだ本
5200冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
1125635ページ(1日平均208ページ)
感想・レビュー
2256件(投稿率43.4%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
その他
外部サイト
自己紹介

小さいころから本が大好き。

職場のすぐそばに図書館があるので、
まめに図書館に行って、本を探し、
それらを通勤中に読んでいます。

ジャンルは特定しないで、
気になるものをどんどん読む派。

ここに記録をし始めて、
最近は女性作家ものを
よく読んでいることに気づきました。

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