夫側の第一章は挫折しそうになったけど第二章はぐいぐい読ませる。 悪魔っ子と呼ばれ、親戚をたらい回しされ、友人も一人もいない女性。一生添い遂げると決めた愛する夫(でも呑気)に見せない強靭な意思。登場人物も丁寧に描かれていて豊かな世界。素晴らしい小説だった。

ひとり暮らしの家で　真っ暗な中飼い猫が待ってるというエッセイがすごくよくて。あとは　友人にあげるよって言ってたのを聞いていたに違いない怠惰な大猫の家出の話。 猫好きにはたまらず！

痛さで食事を取れないヨーコさんがホスピスに入院した話が素晴らしく、特に余命宣告受けた女性について神や仏の法悦を見たヨーコさんの語りは秀逸！

ポジティブな声かけアファメーションで潜在意識に働きかけても　ちょっとしたことで挫ける。 この心理学の画期的なのは、苦しい辛い悲しい闇もまた受け入れて宇宙と一体になることをめざす。時間を置いたらまた理解が深まるように　体の声を聞いて精進したい。要再読。

夫側の第一章は挫折しそうになったけど第二章はぐいぐい読ませる。 悪魔っ子と呼ばれ、親戚をたらい回しされ、友人も一人もいない女性。一生添い遂げると決めた愛する夫(でも呑気)に見せない強靭な意思。登場人物も丁寧に描かれていて豊かな世界。素晴らしい小説だった。