まだまだ暗渠に沈んでいる・・・。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:30冊 読んだページ数:6002ページ ナイス数:2132ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/60760/summary/monthly/2024/3
菊ちゃんの献身的な、それでいて無意味な戦いは印象的だった。そして“友好的”かもしれない『無名不思議』に当たったいじめられっ子・小島ルキくん。他者からの軛から離れられなかった彼の運命は・・・ほんとうにいるのか友好的な無名不思議・・・。
アニメは素晴らしく良かった(*゚∀゚)=3 この物語に出てくるモンスターの造形だけはちょっと残念だが、魔法の描き方や理論は素敵。もちろん過去と未来(現在)の相互互換の美しさは類を見ないと思う。ほんとうに好きになれた作品だ。お薦めです。
百葉箱観測員編は“真っ当”な四次元奇譚。謎めいた組織Qは今のところ敵対していないが、科学と狂気のブレンド具合がなんとも不穏。そして樹海捜索員編では、森の奥に潜むよく解らない存在が。UMAとは違う別の生態系が息づいている感覚は『関西地方の~』に通じる違和感が於ましい。今巻は橙ちゃんは登場しなかったけれど、帰還者・茶々さんの変貌の片鱗が見れたのと、金と銀が意外と良い奴らだった事が判明したのが楽しかった!
記憶に大きな違いはなく、きっと当時の自分が受けた衝撃は大きかったのだろう。百年という歳月がもたらす文化の変遷と時流の激しさに押し流されてしまったテオ。クラリスはきっと悪くない、彼女の感覚がテオとは相容れないくらい駆け離れてしまっていただけで。それでもテオの最期の行為には同情を禁じられない。慟哭。
今は亡き木山の遺した数々の呪いや、彼の血に連なる天使のような少女・鷹元楸、さらに楸が興味を持ったサイコパス遠野少年といった一筋縄ではいかないダークサイドの面々の方が、倫理観が剥離している分だけ抑制が効いていないから活躍している。非力な主人公たちも頑張っているのだが。
高等遊民にはなれませんでした。ただただ無頼に、曖昧に、そして怠惰に読み漁る無為な日々。合い言葉は『面白ければいいじゃん』。今は小説だけでなく、記しています。
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アニメは素晴らしく良かった(*゚∀゚)=3 この物語に出てくるモンスターの造形だけはちょっと残念だが、魔法の描き方や理論は素敵。もちろん過去と未来(現在)の相互互換の美しさは類を見ないと思う。ほんとうに好きになれた作品だ。お薦めです。