ネタバレ北海道警察本部捜査2課の課長として急に異動が決まったキャリア警察官の樫山のお話。事故と殺人事件、贈収賄事件が複雑に絡むストーリーが丁寧に描かれている。そこに北海道新幹線をめぐる政治的な思惑、キャリア官僚の退官後の処遇、官房副長官と与党内の総裁交代がかかわり、内容てんこ盛りで面白い。最後に少し希望があったのは良かった。

ネタバレ北海道警察本部捜査2課の課長として急に異動が決まったキャリア警察官の樫山のお話。事故と殺人事件、贈収賄事件が複雑に絡むストーリーが丁寧に描かれている。そこに北海道新幹線をめぐる政治的な思惑、キャリア官僚の退官後の処遇、官房副長官と与党内の総裁交代がかかわり、内容てんこ盛りで面白い。最後に少し希望があったのは良かった。

ネタバレ現在を反映した内容。貧困層と富裕層の拡大、コロナによる貧困層の基盤崩落。新興ネット企業と経営者の軽さ、海外企業の狡猾さ、警視庁生活安全部サイバー犯罪対策課機動サイバー班、など話題てんこ盛り。現実に起きているネット利用した犯罪では首謀者が捕まらないが、この本では機動サイバー班の長峰捜査員と森谷巡査部長の活躍で真犯人は逮捕された。良かった。

ネタバレ読み応えがあった。百貨店事業の事業環境悪化の中で、働く人たちと親会社の経営人の百貨店事業への愛着の違いが正面にでる。親会社のセブンアイホールディングスはエクセルの足し算引き算でしか事業を見ていないことがよくわかる。売却にしてもコロナの最悪のタイミング、売却先のファンドをフォートレスにしたのも疑問。経営を立て直すKKRだったらどうしただろうと考える。付加価値がつくように海外含めた他の会社との経営統合したのでは。こんな経営陣のセブンアィフォールディングスはカナダの会社に買収された方がいいかなぁと思う。

ネタバレ最初は中国の1級都市、上海、北京、広州、深圳の成長は止まっているが、杭州、仏山、南京は伸びており、ここを見落としすなという話し。次に、中国、アセアンの物流が太くなり広西チワン族自治区の欽州港を中心に発展している話。中盤はアセアンと中国の貿易実態と、その中でもアセアンの中で中国で発展している会社の紹介、最後に日本もこうしたらもっと発展すると言う話。大中華経済圏というのも華僑人脈のことを言っているんですね。最後になると政策提案の話がてんこもりでざつくりと入っおり、データ一杯あるけど、ざっくりと読む本かな。