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2024年10月の読書メーターまとめ

めい
読んだ本
10
読んだページ
2534ページ
感想・レビュー
10
ナイス
248ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

めい
ネタバレ6編による独立した短編集。後味の悪い不気味な物語「違う羽の鳥」は、一穂ミチさん節を感じました。毒が効いています。。何かが少しずつおかしいと気付いた時には最悪な結果になっていた「ロマンス☆」。「憐光」はみんなが狂っていて、まんまと騙されました。亡くなった主人公が明るく描かれていたから重さは半減されたように感じましたが、この短編が一番どろっとしていたように思います。「祝福の歌」は一番安心して読みました。私にはこれくらいの毒さ加減がいいようです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

めい

久しぶりの発熱でダウンしたこの週末。明日は病院で診てもらいます。コロナでありませんように。。 9月のまいべすと本は「この夏の星を見る」「まいまいつぶろ 御庭番耳目抄」「ニューヨーク、雨でも傘をさすかは私の自由」でした。 ★2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3237ページ ナイス数:263ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/619844/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
10

めい
「猫に九生あり」というらしい。ちょうど九生目の生を受けた黒猫の物語。この黒猫がかつての飼い主の夏目漱石によく似ていて、気難しくかなり頑固です。でも、猫ってこういうところがあるなぁ、とも納得してしまいました。設定自体がファンタジーなのですが、この黒猫目線で物語が進むのでふんわり感は全くなく、逆に読んでいて辛い描写が多かったと思います。
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めい
ドラマになった作品、私はドラマは残念ながら観なかったのだけど、地元でロケがあったと知り手に取りました。児童文学に分類されるみたいですが、大人にもずんとくる物語でした。田中さんの人柄に惹かれる拓人くんは、小学校6年生らしく反抗期なんだけど優しい男子。田中さんと拓人達男子の交流がとてもよかった。短い中にも、戦争について穏やかに問うよい物語でした。
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めい
シリーズ3冊目。どうやら1冊につき1人の過去がわかるように描かれているよう。今回は主に下足番の樅助さんのことが描かれていました。苦い辛い記憶をもやもやで包み隠すことってできるのかな、それなら私も包み隠したいけど、ともやもやしながら読みました。部屋係りの紅葉の言動にも、もやもや。何でも雑な感じがいらっとします。シリーズ2冊目ももやっとしたので、このシリーズは私に合っていないのかも。
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めい
最近はフィンランドとバルト三国に惹かれる私。フィンランド気分は何年かの周期でやって来るのですが、益田ミリさんのフィンランドのエッセイを読んでから再燃。著者のchikaさんのイラストは可愛くてわかりやすく、癒されます。シナモンロールにコーヒー、ベリー系に、マリメッコ、そしてアルコール。chikaさんのアルコール愛は呑めない私でも面白かったです。もしもフィンランドへ行けるならば、必ず再読したい一冊。かなりの気分転換になりました。
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めい
シリーズ2冊目は、桔梗さんの過去がわかりました。その過去と絡めた宿泊客の謎は、そんなに呑気なことでよいのか、ともやもやしました。二人の幼なじみの女性のことも、もやもや。お部屋係りも、あまりにも立ち入り過ぎ。すっきりしない終わり方だったのが残念です。
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めい
ネタバレ6編による独立した短編集。後味の悪い不気味な物語「違う羽の鳥」は、一穂ミチさん節を感じました。毒が効いています。。何かが少しずつおかしいと気付いた時には最悪な結果になっていた「ロマンス☆」。「憐光」はみんなが狂っていて、まんまと騙されました。亡くなった主人公が明るく描かれていたから重さは半減されたように感じましたが、この短編が一番どろっとしていたように思います。「祝福の歌」は一番安心して読みました。私にはこれくらいの毒さ加減がいいようです。
が「ナイス!」と言っています。
めい
男性だけに家事を教える学校、どこまでのことを教えてくれるのかな、と軽い興味で読みましたが、なかなかに奥が深かったです。男性に限らず、こういうことを義務教育で教えてくれたらよいのにな、と思いました。家事をしてくれるのはお母さん、という考え方は私の周りにも男女共に未だに根強いように感じます。外から見る家庭の姿と、実際の姿が違うというのも、あるあるですね。家事ができる夫が妻をマウントするというのも、嫌な話です。逆も然りで、夫にマウントする妻もきっといるはず。
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めい
「祇園」シリーズから「下鴨」シリーズにバトンタッチ! 何も知らずに手に取った本書、また「祇園」の続きの世界観を読めるなんてとても嬉しいです。世代が代わっても、大学生と高校生という立ち位置は変わらず。そこは望月麻衣さんらしいと思いました。小春と澪人の愛息子、理龍。名前からしても、きっとあの人の生まれ変わりかな? もふもふ達の描写も変わらず可愛らしく、懐かしくも新しい世界に期待しています。
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めい
ネタバレきっとシリーズものになる、そんな予感の始まり。早くに母を、1年前に父を亡くした17歳のお照。このお照が17歳とは思えないような、きっぷの良いお姉さん。お照は遠山の金さん(!)に見初められてしまい、これから捕物帖が始まるようです。女性の髪結いが駄目だった時代があるとは知りませんでした。髪結いという職ならば、家の奥の秘密を探るにはぴったりですね。お照に助けられた雨吉の癖の強さがこれから見ものだと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
めい
本の題名から、人情のある穏やかなものが読めるのかなと期待していましたが、見事に外れました。ほのかな繋がりのある連作で、江戸時代から昭和の戦後ぐらいまでを描いています。幾度か登場する茗荷谷という地名が時を経て、切なくなったり気味が悪くなったりします。ひとつのことに夢中になるうちに、取り憑かれたようになる姿は、静かな恐怖にも似ていて、じめじめと湿った雰囲気を伴います。時代が新しくなるつれ、前の登場人物のその後がさらっとわかるのも、物悲しく感じました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/10/17(3328日経過)
記録初日
2015/10/17(3328日経過)
読んだ本
1511冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
436885ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
1511件(投稿率100.0%)
本棚
2棚
性別
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