【追記:2】⇒太平洋戦争中の米軍が滑走路を短期間で完成させたことは有名だが、日本の設営隊で土木機械の利用が進捗しなかった理由について著者が「施工の機械化が発達しなかったのには(中略)労働力は極めて豊富かつ低廉であり、しかも政治的には道路事業は失業救済事業の対象と考えられて機械化は失業救済と利害相反するものとして斥けられていたのである」(P.200)と指摘しているのが興味深い。また、当時の日本では土木機械を海外製品を模倣して製作したが、外見が似ていても性能や耐久性は格段に劣っていたという(P.112)。
【札幌だより:2017】おはようございます。現在の気温は7.2℃。予想最高気温は9℃。写真は今朝のエゾリス(オス)君。昨日からコンパクトデジカメの機種を変更。写真の本は先日のコミック 齋藤なずな著『ぼっち死の館』から。この本の取材対象は北区の桐ケ丘団地。旧陸軍の赤羽火薬庫などの跡地に建てられ広大な都営団地。内容の一部が読める記事がありました⇒ https://gentosha-go.com/articles/-/36032 建替え時の抽選で古くからの住民達はバラバラになったとか。
こんにちは。同感です。団地誕生時に転居した人達の年齢は近いので皆、一緒に老いる街に。この桐ケ丘団地を調べると交通機関は路線バスのみに加えて昭和30年代の造成なので一部にエレベーターがないとか。この本を書いたのは韓国の研究者で本の内容をでは第1章~第2章の戦後の公営住宅政策というのが興味深いですが、家族再生産の役割を終えての今後が心配です。産経新聞の3/15の記事です⇒https://www.sankei.com/article/20240315-W6CWEJWPF5KNNKU4AECSTW72WE/
【追記:1】⇒また、現地自活の際には著者の部隊は設営部隊なので技術者・職人が多く建設機械も豊富なので様々な工作機械や食品加工器具などが自作可能だったので終戦までの約1年間を自給自足で暮らせた模様。現地自活などの事例紹介⇒〇味噌・醤油⇒麹菌は「エビオス」から麹菌を抽出。〇注射液⇒ビタミン欠乏症(脚気)の患者には椰子の実の果汁の抽出液を注射すると1~2回で劇的に快復したが、副作用は「削岩機」と言われた激しい頭痛。〇食用油⇒椰子の実のコプラを煮て製油。〇石鹸⇒コプラと苛性ソーダを使い製造。⇒
【追記:2】⇒太平洋戦争中の米軍が滑走路を短期間で完成させたことは有名だが、日本の設営隊で土木機械の利用が進捗しなかった理由について著者が「施工の機械化が発達しなかったのには(中略)労働力は極めて豊富かつ低廉であり、しかも政治的には道路事業は失業救済事業の対象と考えられて機械化は失業救済と利害相反するものとして斥けられていたのである」(P.200)と指摘しているのが興味深い。また、当時の日本では土木機械を海外製品を模倣して製作したが、外見が似ていても性能や耐久性は格段に劣っていたという(P.112)。
こんにちは。
panzerと申します。
読書メーターに記録を始めたのは2017年9月15
日からです。書籍は図書館を数か所利用していま
す。手元に置きたい本は主にネットで購入します。
※読む本
1.歴史関係 :日本近世史から現代史。西洋
近代史から現代史
①江戸時代 :野口武彦・氏家幹人等の著作
②太平洋戦争 :戦争記録・陸海軍関係者の回
顧録等
③第一次・第二次世界大戦前後の欧州情勢
2.社会学関係:格差社会と少子高齢化に関心。
①山田昌弘 :未婚・少子化化問題
3.精神医学 :精神科医:中井久夫・斎藤環の本
4.文学関係 :鈴木桃野の著作の現代語訳を志し
ています。
①鈴木桃野 :江戸末期の昌平坂学問所教授
『無可有郷』『反古のうらがき』
『酔桃庵雑筆』『桃野随筆』
5.日本文学史関係
①新潮日本文学アルバム
②嵐山光三郎の「文人」シリーズ(新潮文庫)
※他の方の感想やつぶやきにコメントする場合が
ありますが悪意はございません。不快に思われ
たら故意ではない事を考慮に入れ私の知識・思
考力を劣位と位置づけ衒学趣味・無知蒙昧・曲
学阿世の徒と看做してください。不毛な諍いは
時間の消耗。
※お気に入り登録はありがたいのですが、ホーム
に流れる情報が増えているので、お返しの登録
は少し考えてから決めています。
※共読本が少なくても感性や考え方の似た方をお
気に入りとして感想を読みたいと思いますので
お返しの登録は必ずしも期待はしていません。
※こちらから登録しても、やはり書籍の選択や興
味や関心が異なると思った方は申し訳ないので
すが、解除する時がありますが、悪く思わない
で下さい。
※お気に入り解除はご自由に行って下さい。人の
気持ちが移ろい易いことは古今東西変わらず。
お別れの言葉⇒「さようなら。お元気で」
みなさん。宜しくおねがいします。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
【追記:1】⇒また、現地自活の際には著者の部隊は設営部隊なので技術者・職人が多く建設機械も豊富なので様々な工作機械や食品加工器具などが自作可能だったので終戦までの約1年間を自給自足で暮らせた模様。現地自活などの事例紹介⇒〇味噌・醤油⇒麹菌は「エビオス」から麹菌を抽出。〇注射液⇒ビタミン欠乏症(脚気)の患者には椰子の実の果汁の抽出液を注射すると1~2回で劇的に快復したが、副作用は「削岩機」と言われた激しい頭痛。〇食用油⇒椰子の実のコプラを煮て製油。〇石鹸⇒コプラと苛性ソーダを使い製造。⇒