見破るつもりなく読んでたので、どこまでこの妙な感じで続くのだろうとうんざりしてたら仕掛けがあった。お疲れさまでした、という感想。

絶妙な距離感だった探偵がラストに急接近したのに驚いたが納得。それまでのちょっとした違和感も解消されて良い読後感だった。

「黒猫を飼い始めた」も良かったけど今回のほうが好き。初めての嘘にもいろいろある。

おやつ部のユルさも4人の個性のバランスも良い。喫茶部の部費ってどうなってるのか気になる。

癖が強いキャラばかり。トリックは頭に入ってこなかったが面白かった。

本や言葉についての短編集。思いもよらぬ設定や展開が興味深かった。

ジンの連作短編集かと思ったら全部違う話だった。全部面白かったけど屋上の話が好きかな。

またずいぶん違う時代設定…。今回ちょっと苦手な設定だったけれど伯爵が良い人だったのでなんとか読めた。

こういうの好き！死後も作家活動している幽霊と、霊が見える古物商のコンビ。怖そうに書かれていないが結構怖いものがたくさん出てきた。作家は幽霊になったのに死体もなく謎が多いが、黒電話がヒントだろうか。続きが楽しみ！

12作目なので月別だった。ストロベリームーン知らなかったな。

初読み作家さんも含めどれも面白かった。佐藤愛子さんて同姓同名の方かと思ったらあの佐藤愛子さんだった。発表が2023年であって、書かれたのは昭和。

作中作は先に読んだので、どのシーンの話題かはわかりやすかったが、逆でも面白いと思う。謎は多いが謎解きではなく、皆が言いたいことを言って終わる感じ。

カプセル怪獣って知らなかった。

第二部の刑事二人のキャラが良かったので猟奇感が薄れて楽しめた。この二人でシリーズ化してほしい。

何でもやりますではなく何ができるか、は納得。オリンピックのことも書かれていてドキリとした。

児童文学としては良い話。

悪の親玉からも強敵認定されてる鷹央。(違うか…)

言葉遊びみたいなネタで馴染みのあるものばかりだったが、これだけ並ぶとよく使い分けてるなと思う。

日常の謎、ではなく日常の中の異常者がいっぱい。倉阪さんの『怖い短歌』は読んだことあったけど『怖い俳句』も読んでみよう。

好きなシリーズ。

見破るつもりなく読んでたので、どこまでこの妙な感じで続くのだろうとうんざりしてたら仕掛けがあった。お疲れさまでした、という感想。

いろいろあるのに全体として静かな印象。成長が著しい。

相当な努力があって今の職があるのだろう。真面目な主人公に好感。裁判員の話も興味深かった。

怪談のような事件を認めず現実的な犯罪として捜査し直させる刑事。なぜ異動に？

2.5次元舞台の話が特に興味深い。見たことないので、勝手に若手イケメンが売りなのかと思ってたけど、キャラに寄せるスタッフさんや自分を出さずになりきるキャストや、ちゃんと見てくれるファンたちでいい舞台が作られてるのね。