人は死すべき定めにある。時は不可逆的に流れ、人は櫛の歯が欠けるようにその記憶を失っていく。私は、その死を迎えるまでにあと何冊の本を読み終え、その記憶をいつまで保っていられるだろうか。これは、私が幸運にも読み終えることのできた本に関する私の記憶について、私と私の子孫のために遺した記録である。
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