読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

しんたろー
読んだ本
8
読んだページ
2282ページ
感想・レビュー
8
ナイス
1608ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • 無題

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しんたろー
万城目学さん初読み。有名作家なのに何故か縁がなかったが読友さん絶賛で直木賞受賞作なので早速読んでみた。京都を舞台にした短編と中編の2作…駅伝に出場した女子高生の話『十二月の都大路上下ル』と、草野球大会に参加した大学生の話の表題作。どちらもオジサンには不向き?な「青春もの」ではあるが、不思議な出来事を織り込んでいて、ファンタジー好きとしては嬉しかった。余韻があって、文章もスッと沁み込んでくるような心地良さで、好みにピッタリであったので「何で今まで万城目さんを読まなかったんだ!」と己を𠮟りたいほど(苦笑)。
bird
2024/05/15 12:17

私の万城目さんとの出会いは「鹿男…」のドラマでしたね。多部未華子の眼力とブレイク前?の綾瀬はるかが印象的でした。

しんたろー
2024/05/15 21:15

birdさん、実は鹿男を同僚がドラマ化していたので何とかなく「万城目さんはイイや」という気分になって縁がなかったのです😅その頃のお二人の女優さんには現場でお会いしましたが、キラキラして魅力的でした〜👍😉

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

しんたろー

4月は快適な気候のお蔭で快調にウオーキングできて、久々に10冊読めました👍その中では『ツミデミック』『墨のゆらめき』『スピノザの診察室』の3作がオススメです👍いつもながら多くのナイス&コメント有難うございました🙇今月も皆さんと御一緒に楽しめますように🍀【2024年4月の読書メーター】本の数:10冊 ページ数:2911ページ ナイス数:1992ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/655439/summary/monthly/2024/4

4月は快適な気候のお蔭で快調にウオーキングできて、久々に10冊読めました👍その中では『ツミデミック』『墨のゆらめき』『スピノザの診察室』の3作がオススメです👍いつもながら多くのナイス&コメント有難うございました🙇今月も皆さんと御一緒に楽しめますように🍀【2024年4月の読書メーター】本の数:10冊 ページ数:2911ページ ナイス数:1992ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/655439/summary/monthly/2024/4
yomineko@猫毛まみれ
2024/05/08 05:28

英語で「砂の器」ってどう表現するのかと思ってワクワクしていたら、、、「今西刑事の推理」みたいな題名でガックリ来ました(笑)

しんたろー
2024/05/08 10:36

あら、そうなんですね?!😅

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

しんたろー
澤村さんの新作はカルト集団の合宿から逃亡したOL・鮎実に、三流紙フリーライター・小田がインタビューする形式で展開する物語…おぞましい合宿の様子から始まり、森へ逃げ込んだ人々に起こる禍々しい出来事…先が気になって読む手が止まらない。殆どの作品を読んでいるが、著者作の中でもグロ度が高いので苦手な方には薦められないが、ミステリ度高い前半から怒涛のホラーに転換する後半は凄く面白かった。「実現可能?」と疑問に思う点も散見したが『脂が乗った状態』と言うのだろうか、澤村さんは今のホラー界を牽引する存在だと改めて思った。
misa*
2024/06/01 10:42

おー!面白そう( *^艸^)早速予約しました♪

しんたろー
2024/06/01 15:46

misaさん、きっと楽しめると思いますよ~🎶🎵😉

が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
ネタバレ江戸時代後期に実在した栗杖亭鬼卵(りつじょうていきらん)という人の伝記的物語…絵師で戯作者だったらしいが、全く知らなかったので興味深く読んだ。老年になった鬼卵が辣腕を振るった前老中・松平定信に過去を語る形式で展開する。当時の風俗風習が目に浮かぶようで楽しめたし、随所にある幕府や武士への批判も面白い。鬼卵が主人公として魅力的だが、彼以上に妻・夜燕が素敵だった!しみじみと人生の意義を考えられ、人との繋がりの大切さも改めて感じた。『木挽町のあだ討ち』が傑作すぎたので、それを上回るほどではないが、なかなかの良作。
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
伊与原さんの3作目に選んだ本作は、定時制高校を舞台にした連作短編だが、主人公たちが日本地球惑星科学連合の学会で、研究したことを発表するまでを描く長編でもある。世俗にまみれたオジサンは「こんなに上手くはいかないでしょ」と斜に構えていたが、途中で読んだあとがきで実在のモデルがある物語と知って驚いた。科学に関する部分をキチンと理解できたかは自信がないが、ロマンある話に魅了された。何より、人間ドラマがシッカリと書き込まれているので瞼が熱くなることが多かった。高校生の課題図書らしいが、幅広い年齢層が読むべき良書👍
朱
2024/05/25 08:54

共読ですね。まさに良書ですよね。

しんたろー
2024/05/25 10:26

朱さん、そうですね😉とても心地好い読後感でした👍

が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
ヒポクラテスシリーズ第5弾は、5つの連作短編で引き籠り&老老介護をテーマにした内容…どの話も高齢の母を抱え、非正規雇用の子供が二人いる私としては、凄く身につまされ暗澹たる気持ちになる。ミステリという読み易いエンタメにしつつも現実問題を突き付けてくる中山さんらしい作風で、意義ある作品ではある。キャシーの発言で緩急をつけているのは相変わらず巧いが、光崎の毒舌がなく、ミステリ自体の驚きが弱いのは残念。どうでも良いが、真琴と古手川は名コンビになったが、男女の仲には進展しないまま続いてゆくのだろうと思った(笑)。
のん☆
2024/05/21 11:11

なんか、永遠にあの微妙な関係のままっぽいですよねww

しんたろー
2024/05/21 16:23

のんさん、おそらく微妙な関係のまま、シリーズは続くのでしょうね~😁

が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
久しぶりの河﨑さんは直木賞受賞作なので、どんな感じなのかワクワクして読んだ… 明治後期の北海道山中で、親も知らずに育った孤独な猟師・熊爪の物語。著者らしい山の匂いや野生の臭さが濃厚に漂ってくる文章に「これこれ!」とその世界観に浸った。無骨で無学な熊爪の生き方がまるで哲学者のように感じて人生を考えさせられたし、熊との戦いや鹿や兎の猟に関しては独特の緊迫感に痺れた。終盤からの陽子との話へ移行する流れは好みとは言えなかったが、熊爪の生涯を描く上で必要だったのだろう。犬好きとしては相棒の犬が最高の助演賞だった👍
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
万城目学さん初読み。有名作家なのに何故か縁がなかったが読友さん絶賛で直木賞受賞作なので早速読んでみた。京都を舞台にした短編と中編の2作…駅伝に出場した女子高生の話『十二月の都大路上下ル』と、草野球大会に参加した大学生の話の表題作。どちらもオジサンには不向き?な「青春もの」ではあるが、不思議な出来事を織り込んでいて、ファンタジー好きとしては嬉しかった。余韻があって、文章もスッと沁み込んでくるような心地良さで、好みにピッタリであったので「何で今まで万城目さんを読まなかったんだ!」と己を𠮟りたいほど(苦笑)。
bird
2024/05/15 12:17

私の万城目さんとの出会いは「鹿男…」のドラマでしたね。多部未華子の眼力とブレイク前?の綾瀬はるかが印象的でした。

しんたろー
2024/05/15 21:15

birdさん、実は鹿男を同僚がドラマ化していたので何とかなく「万城目さんはイイや」という気分になって縁がなかったのです😅その頃のお二人の女優さんには現場でお会いしましたが、キラキラして魅力的でした〜👍😉

が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
期待していた一本木さんの2作目…「AIロボットに心を宿らせることはできるか?」というテーマで開発中の胡桃沢教授を中心に展開するSFミステリ…「心とは何か?」という古臭くもある命題を近未来のテクノロジーを絡めて描いているので新鮮に感じつつ「人間性」について改めて考えながら読んだ。胡桃沢の行動&思考に「綺麗ごと過ぎないか?」と感じつつも、尊敬の念も抱いた。衝撃の第6章で「そうきたかー!」と驚きつつ、切ない想いに胸を打たれた。ミステリとしては『だから殺せなかった』のワクワク感はなかったが、素晴らしい2作目👍
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
相場さんの新作は選挙を題材にした社会派サスペンス…警察周りの社会部から政治部に派遣された新聞記者・片山、東京激戦区の新人候補サポートに来た国会議員秘書・中村、二人の視点で展開する物語。ある政治家の不審死を発端に、選挙にまつわる闇、政界+警察+マスコミの癒着をリアルな著者らしいタッチで描いていて興味深く読めた。選挙の「当確」が投票締切後すぐに出るのを「ゼロ打ち」…その為に関係各所が大変な想いをしているのを知ったが、私などはその価値がピンとこない。結末が急展開で物足りなく感じたが、片山&中村の主役二人に好感‼
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/16(3048日経過)
記録初日
2016/01/07(3088日経過)
読んだ本
1274冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
442514ページ(1日平均143ページ)
感想・レビュー
1274件(投稿率100.0%)
本棚
45棚
性別
血液型
A型
職業
その他
現住所
東京都
自己紹介

感覚派で何となく気になった本を乱読するタイプですが、好きになった作家は追いかける傾向もあります。2021年現在、(エッセイを除いて)森沢明夫さん、横山秀夫さん、恒川光太郎さん、今村翔吾さん、伊兼源太郎さん
彩瀬まるさん、芦沢央さん、月村了衛さんは制覇中)ミステリ、サスペンス、ホラー、ファンタジーなどのエンタメを好んで読みますが、心情が伝わってくる人間ドラマが描かれていれば更に嬉しいです。ドラマ制作の仕事を長年していましたが、昨年定年でリタイヤし全く違う業種を選んでタクシードライバーになりました。

【ナイスについて】
同じ本を読んだ同志への敬意として、ポチッしています。お気に入りさんに関しては、未読の本でも参考にさせて頂く御礼を込めてポチッしています。ただし、ネガティブな感想に終始しているもの、点数だけ or 星印だけで感想がないもの、あらすじだけのものは、良し悪しを判断できないのでポチッしていません。ナイスを頂いた際は、見逃さない限り御礼ナイスを返すようにしています。つぶやきに関しても、同様の基準でポチッしています。自分ルールでお気に召さない方もいらっしゃるでしょうが、ご了承くださいますようお願いいたしますm(_ _)m

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう