いろんなスポーツの問題が発覚していく現在、少しは緩和されてるだろうけど、きっと高校野球の現実ってまだまだこんなふうなんだろうなぁと。スポーツ小説をサポートする母親目線で書かれているのが気になって手にしてみた。中学から野球を始め、高校も続けるだろうから（甲子園は縁はないけど）きっと親はこれくらいの気持ちや負担がかかるんだろうなぁとひと事でなく読んでしまった。航太郎がいい子すぎて羨ましかった

どう感想を書くか、悩む・・・まずまさかの語り手でちょっととまどった笑。そして、小説というより、朝井さんが日頃考えていることを読んだ感じがした。（もちろんエッセイではなく小説の形なんだけど）ただ、朝井さんの小説が好きなので、今回はちょっと読みづらく残念だった

シリーズ第6作。どのお話も素敵だけど、やはり一番は「未来を知りたい女の話」でした。先がないから相手が幸せになれない、それを判断するのは相手であって自分は自分の気持ちを大切にしないといけないなぁと改めて実感した。そして、数！この先が楽しみです。

いろんなスポーツの問題が発覚していく現在、少しは緩和されてるだろうけど、きっと高校野球の現実ってまだまだこんなふうなんだろうなぁと。スポーツ小説をサポートする母親目線で書かれているのが気になって手にしてみた。中学から野球を始め、高校も続けるだろうから（甲子園は縁はないけど）きっと親はこれくらいの気持ちや負担がかかるんだろうなぁとひと事でなく読んでしまった。航太郎がいい子すぎて羨ましかった

最終巻の答え合わせのための読書。やはり時系列で読んでよかった。今回のスーパーの行動があれにつながっていたのかぁとか、色々とパズルがハマったので最終巻をまた読み返したくなった。耀子の奥ゆかしいと思わせてのパワフルさ、すごく素敵です。しかし立海との関係がもどかしすぎる

任官3年目の裁判官が主人公の連作短編集。制限があるものの裁判官として任務できる主人公だが、なかなかチャンスに恵まれず、嘘が見抜ける（と言われている）先輩裁判官の裁判を傍聴し成長していく。どの短編もそれぞれが絡んでいてそれぞれが色々と事情を抱えていて、刑事事件とはいえ同情してしまったりと面白かった。続編があるなら、主人公が裁判官として成長していく内容を読んでみたい

自殺した娘のこれまでの2年間の2重生活が発覚する。2年もどんな生活すれば成り立つわけ？と最初はあまりのフィクション過ぎにハマれなかったけど、気づくと一気読み。母親が娘のためだと思ってやってきたことは必ずにしも娘に届くわけではないし、娘の気持ちは想像でしかない。そのギャップを埋めるには生きている間の何気ないコミュケーションが必要なんだなぁと改めて思った。2人の娘の母親として気をつけねば！

働けなくなった父の為に生活成り立たせていたのに裏切られ、辛く重たい言葉を吐かれて父から逃亡、ホームレスに。ただ主人公の持ち前の明るさと誠実さと素直さで少しずつ生活を改善していく。このまま誰かに騙されたらしない？と不安になりながらもそんなことはなく…最後のいろんな展開には驚いたけど、面白い作品だった。紹介してくれて読友さん、ありがとう