去年の本屋大賞2位ということで、手にしてみた。初読作家。音楽系の作品だといわゆるコンクール入賞を目指して鎬を削る的な物語になりそうなのに、著作権を絡めての内容ですごく面白かった。トラウマを抱えながら生きてきた主人公が改めて音楽（チェロ）とその先生と向き合うことで人生を取り戻していく。信頼と絆、大人になってそんな風に繋がれる相手に出会えるのは幸せなことだ。

戦中・戦後を生き抜いた家族のお話。槍投げの選手だった主人公を中心に家族がその絆を大切にしながら時代に翻弄されつつも一生懸命生きていく作品。最初は分厚さに飽きないなぁと不安になったけど、しっかりとハマりました。すごく良かった。家族を作っていくこと、育てていくこと、大変だけどやっぱり素敵なことだなぁと。こんな風な家族になれたら幸せだろうなと温かい気持ちになれた。

去年の本屋大賞2位ということで、手にしてみた。初読作家。音楽系の作品だといわゆるコンクール入賞を目指して鎬を削る的な物語になりそうなのに、著作権を絡めての内容ですごく面白かった。トラウマを抱えながら生きてきた主人公が改めて音楽（チェロ）とその先生と向き合うことで人生を取り戻していく。信頼と絆、大人になってそんな風に繋がれる相手に出会えるのは幸せなことだ。

どの短編も面白かったけど、そこまで印象に残らなかった。残念。ただ、それぞれの登場人物たちがタッグを組んで事を起こす様は痛快だった。「めんや・・」が一番面白かったかなぁ

本当に「怖い」というか「ヤバい」人なのか、それとも・・と気になって一気読み。ここまでの人には出会ったことないけど、きっと何もされなかっただけで予備軍の人と会ったことあるんだろうなぁ。16人語る1人の人物。いろんな面が出てきてすごく面白かった。