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2024年10月の読書メーターまとめ

らなん
読んだ本
69
読んだページ
13713ページ
感想・レビュー
16
ナイス
403ナイス

2024年10月に読んだ本
69

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

らなん
今村さん4冊目。2024年、連作短編集。大学生の明智さんと、助手扱いされている葉村さんとで、大学内などの事件解決するため、意欲的に活動中です。試験問題が盗まれた事件、コスプレ部の利用建物での泥棒、探偵事務所でのお手伝いなど、明智さんが喜び勇んでいる様子が、生き生きと描かれていました。陰湿とか残虐な事件がないため、安心して読めた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
16

らなん
桂さん25冊目。2024年。読了後、スカッとする話が多かった。専業主婦の女性が夫からいきなり離婚を言い渡された話、旅行代理店に勤める女性が退職し起業した話、ラジオのパーソナリティの女性が交代と言われ生活の為にも仕事を探す話、水泳の指導者の女性が教え子から三下り半をくらった話など、女性が主人公の短編集。自分勝手な相手に対して、負けることなく反対にやり返した際には、ほんとスッキリした。読んでいて、楽しい本だった。
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らなん
永嶋さん18冊目。2019年、文庫。連作短編集。シリーズ第3弾。短編というよりは、中編位の長さでした。いろいろなパターンを楽しみたかったので、3話は少し寂しかった。バイト先の子持ち店長、ゲーム仲間、劇団員といった難しそうな人達だったが、 難なくクリアするのはさすがだった。
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らなん
長嶋さん17冊目。2017年文庫、連作短編集。シリーズ第2弾。外国籍の女性が、子供と共にDV夫と別れさせてほしい、入院先で出会った二人だったが、女性側が一緒にいるのがつらくなったなどの理由で、雛子達の協力のもと、より良い方向に進んでいく。今回は、耳力がある新しいメンバーも加わった。ドラマ化になった際に、印象深かった話も入っていた。一話完結で読みやすい。
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らなん
逸木さん7冊目。2024年、連絡短編集。探偵の森田みどりが主人公の第2弾。派手さはないが、どの話も身近でありながら、ハッとさせられる話ばかりであった。時計店に暮らす少年の救助の話、クルド人が多く住む地域での不穏な出来事などの中で、やはり一番印象的だったのは、「陸橋の向こう側」だった。フードコートでたまたま目についた、少年が父親を殺そうとしている計画にどう対応するか。最後まで気の抜けない展開だった。
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らなん
中山さん80冊目。2024年。連作短編集。毒島さんの 話が5編も楽しめて、嬉しい限りです。作家関連の事件が起こると呼び出される、兼業作家の毒島先生の毒舌と言いいますか、周りからの言葉に全く動じない強靭な神経が存分に味わえる話ばかりでした。書籍出版や受賞にこだわる人の他、書評家に焦点をあてた話は、勉強にもなり読みごたえがありました。お馴染みの方々が登場するのもまた嬉しい。毒島さんの書かれた本も読んでみたい。
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らなん
高瀬さん7冊目。2024年、短編集。今回も、単々と綴られる文章に思わず惹かれて、いつの間にか読了してしまう。どうしてこう惹きつけられるのか、自分でも不思議だ。ミステリーでもなく、犯人もいないのに。年齢差が大きい人達の変愛を受け入れたくないのに、自分もそうなってしまう「いくつも数える」も良かった。一番は、恋愛話を聞きたがる 姪に、自分の場合を伝える「新しい恋愛」。姪の発言の、その意外性が楽しかった。
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らなん
辻堂さん16冊目。2024年。娘が亡くなり、荷物を調べると、別の人物のスマホなどが出てきた。近所に住むその母親に連絡をとると、亡くなった娘の写真を見て、自分の娘だと言い始めた。何が起こったのか。読んでいるこちらも、戸惑う話であった。読了しても、身勝手な動機に理解できないままだった。
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らなん
神津さん5冊目。2023年。遺伝で霊などが視える女性が、知人の事件で、犯人を特定するために動く。同じような存在の人達とで行なった呪詛返しは、ワクワクした。それだけでは終わらず、思いもかけない展開に一気読みだった。ただ、その力の説明が一部理解できなかった。
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らなん
伊岡さん20冊目。2015年。人と違った能力を持つ小学生の男の子が、その能力のせいで、TVや周りの友だち、父親にふり回わされた。大きくなっても、その呪縛 から逃れられずにいた。そんな中、反社の義理堅い人物や、これまた不運を絵に描いた若者等と知り合い、人生が変わって行く。人に逆恨みする人物のたちの悪いことよ。そんな中でも、人のことを考える主人公は、稀有な存在であった。
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らなん
丸山さん10冊目。2023年。本棚に置きづらい題名でした。肝心な所で記憶が曖昧だったり、追い立てられるように進む話の流れに、こちらまで心拍数が上がりそうでした。結末はいかに、と期待したのですが、こちらも曖昧な感じで、少しモヤモヤ。
が「ナイス!」と言っています。
らなん
今村さん4冊目。2024年、連作短編集。大学生の明智さんと、助手扱いされている葉村さんとで、大学内などの事件解決するため、意欲的に活動中です。試験問題が盗まれた事件、コスプレ部の利用建物での泥棒、探偵事務所でのお手伝いなど、明智さんが喜び勇んでいる様子が、生き生きと描かれていました。陰湿とか残虐な事件がないため、安心して読めた。
が「ナイス!」と言っています。
らなん
阿津川さん6冊目。2024年。大好きな超能力者達が、沢山出てくる話だった。それも、その能力は何種類もあり、亡くなるとまた別の人に発現する。この能力者達を集めて、警察内部に組織を作り、解決していく。と言っても、一般的な犯罪ではなく、対能力者限定に近い。話が一部入り組んでいたところもあったが、終りの方では犯人の極悪さが清々しいほど悪だった。続きがありそうだけど、どうでしょうか。
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らなん
乃南さん74冊目。2024年、短編集。自分好みの本だった。いろいろな母親が出て来た。本心をずっと隠して来た老母や、傍若無人な娘が2人の幼子と共に戻って来た母親、一人になり抑圧された人生から解放された母親など、この先どうなるのか気にかかる話ばかり。ただ1話、「エスケープ」という、子供の誕生から父親との関わりについての話の意味がよくわからなかった。解説とかないかな。
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らなん
初めての作家さん。2024年。面白かった。文字通り一気読みでした。オカルトあり、ミステリーあり、冒険あり、と色々な楽しみ方が出来る本でした。何より、好物の超能力も出て来て、ワクワクです。深夜に一人で読むのには、リアルな怖さも少しだけありましたが、やめる気にはなれなかった。同じメンバーで、また別の話も読んでみたいです。
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らなん
岩井さん11冊目。2024年。苦手な演劇の話だったが、あっという間に読了してしまった。メソッド演技で、素人からまたたく間に実力女優となった女性が主人公でした。経験を演技に生かすのがメソッド演技法ということで、「ガラスの仮面」の北島マヤもそうだったのかも、と思ったりもした。身を削るような演技をするこの女優の狂気と、本当の願いに圧倒された。
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らなん
内館さん15冊目。2024年。題名から想像していたのとは、違っていた。登場人物達は70代で、すごく年をとっているというわけでもなく、かと言って若いわけでもない。まだまだやりたい事、やり残したことを自分で出来る。そんな人達が、自分にとっての終活とは何ぞや、と各々考える。私も、自分だったら、と考えた。周りの方達もそうだけど、本の中でも、70代の方々は行動的で積極的で、見習いたいと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/09/24(5905日経過)
記録初日
1982/04/12(15567日経過)
読んだ本
12367冊(1日平均0.79冊)
読んだページ
2658055ページ(1日平均170ページ)
感想・レビュー
2057件(投稿率16.6%)
本棚
306棚
性別
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