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2024年4月の読書メーターまとめ

亜希
読んだ本
21
読んだページ
5315ページ
感想・レビュー
17
ナイス
665ナイス

2024年4月に読んだ本
21

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

亜希
ネタバレ初めて最初から最後までAudibleで聴いた1冊。ピアノ、クラリネット経験者として音楽の話はやっぱり興味があるし、大人の習い事として音楽教室に通えるのも羨ましく、読んでいて(聴いていて?)楽しかった。ただ本題の潜入調査員の話はあまり興味が沸かず…2年間も通う必要ある?帯に”感涙”音楽小説とあり、かつ2023年の読書感想文課題図書に選出されているように、音楽が絡むとお涙頂戴の優等生的な物語になりがちな気がする。次に安壇さんの作品を手に取る際は、紙の本で読んでみたいと思います。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

亜希

駆け込みで1月のまとめを。特に面白かったのは高瀬さんの『め生える』、レインボージャンボたかおさんの『説教男と〜』です📚28冊読了ってすごい(と自分で言っちゃう)🥹あと先月は読メで知り合った方とランチに行けたのが良き思い出!また行きたいな〜🍽️◆2024年1月読んだ本の数:28冊 読んだページ数:7445ページ ナイス数:1089ナイス https://bookmeter.com/users/66237/summary/monthly/2024

駆け込みで1月のまとめを。特に面白かったのは高瀬さんの『め生える』、レインボージャンボたかおさんの『説教男と〜』です📚28冊読了ってすごい(と自分で言っちゃう)🥹あと先月は読メで知り合った方とランチに行けたのが良き思い出!また行きたいな〜🍽️◆2024年1月読んだ本の数:28冊 読んだページ数:7445ページ ナイス数:1089ナイス  https://bookmeter.com/users/66237/summary/monthly/2024
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2024年4月の感想・レビュー一覧
17

亜希
題名そのまま、前向きでパワフルな著者が、重度脳性麻痺の長男の車椅子もとい背中を押し進んでいくノンフィクション。最初はそのパワフルさに圧倒され、かつ文体もやや読みづらいなと思っていたけれど、息子が自分の手を離れていく様子にはやっぱりグッとくるものがあった。この母親にしてこの息子あり。どんなことでも無理とは言わず挑戦させるその姿は、同じ母親として本当に見習いたい。1点、内容とは関係ないけれど、もう少し文字を小さく&空白を詰めてページ数を減らしたほうが売れるのでは?というくらい、無駄に文字が大きかったです。
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亜希
ネタバレ井戸川さんの小説が大好きなので手に取ったけれど、やっぱり私には詩は難しい、というか理解が及ばない…。そうきてそうきて、え、次そうくる?!という文章は、よくこんな風に書けるなーと素直に感心するけれど、じゃぁ面白かったかと言われると、正直よくわからん、というのが本音。「大人だ、もうどうしようもない」「立国」「テンダー」あたりは、わからないながらもなんだかいいな、と思った。
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亜希
ネタバレ解説で編集の細谷さんが言っているように、この題名はイヤミスアンソロジーのタイトルとして抜群にいいと思う。辻村さん:読んだことがあるような…?と思ったらやっぱり既読だった。大林の嫌な感じがうまい。小池さん:読みやすいけれど、やや単調な印象。沼田さん:面白い。でも私だったらもう一緒にはいられない。新津さん:私もこうなるのかな…と思うとゾッ。乃南さん:ラストは想像の範囲内でやや物足りず。宮部さん:らしい話。怖いけれどホラーではなくて良かった。短編集なので物足りない話もあるけれど、全体的に面白かったです。
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亜希
ネタバレ都市の片隅にあるマンションの一室、408号室に入れ替わる住人たちを描いた物語。『コレクターズ・ハイ』が面白かったのでデビュー作も読んでみよ~と軽い気持ちで手に取ったけれど、ナニコレめちゃくちゃ面白い。群像新人文学賞受賞作とのことで、確かに純文なのだけれど、読みやすいし現代アートをみてるような不思議な魅力があった。ぞわぞわする感じもあり、特に序盤は何気なく読んでいたので、「初音」のラストの急な展開にはかなり驚いて変な声がでた。112ページとコンパクトなのも◎。次回作も楽しみにしています。
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亜希
ネタバレほんタメより。5編全てにダークというか残酷なラストが用意されている短編集。「恋煩い」:1編目にして、ラストはかなりはうっ…ときた。「妖精の学校」:約束のネバーランドを彷彿させる。ネタバレ感想で最後の一文の意味はわかったけれど、全ては理解できず。「嘘つき紳士」:これだけ設定がやけに現実的。「終の童話」:一番好き。ラストは読み手によって解釈が異なりそうだけれど、私はかなり残酷だと思った。表題作:タイトルから想像するようなファンタジーな印象とかかなりかけ離れたラスト。盛大な失恋(ですませていいのかは不明)。
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亜希
ネタバレ女性歌人36名による労働短歌×散文集。「働く」がテーマなだけに、前向きな歌よりも辛さが前面に出ている歌が多かったけれど、女性であれば同感できる1首がきっとあるはず。特に好きだったのは以下→「またやってしまったのだと気づくときあなたが吐いた二酸化炭素」「決まり字を聞いてかるたを取るように口口口を封じたかった」「キーボードに置いた手首にギロチンが落ちてきたなら自由だろうか」「喰っていけるの?そう笑ってた人たちをシャネルのバッグでいつか撲ちたい」。散文は十和田有さん、山崎聡子さん、寺井奈緒美さんが好きでした。
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亜希
ネタバレほんタメより。たくみさんの紹介とこの題名に惹かれ手に取ったけれど、如何せん私には難しく、勝手に想像していた内容とは全く違った。まず1ページ目にして、え、日本が舞台じゃないの?と思ってやや怯み(一応舞台は日本だけど、登場人物が多国籍)、内容も退屈というか難しすぎて逆に滑稽というか、もう勝手にやっといて~という感じで最後まで入りこめず。ラノベっぽい登場人物たちの会話も苦手。自分には合わなかったけれど、様々なミステリーの賞にランクインしているようなので、好きな人にはかなりハマるのだと思います。
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亜希
ネタバレ初めて最初から最後までAudibleで聴いた1冊。ピアノ、クラリネット経験者として音楽の話はやっぱり興味があるし、大人の習い事として音楽教室に通えるのも羨ましく、読んでいて(聴いていて?)楽しかった。ただ本題の潜入調査員の話はあまり興味が沸かず…2年間も通う必要ある?帯に”感涙”音楽小説とあり、かつ2023年の読書感想文課題図書に選出されているように、音楽が絡むとお涙頂戴の優等生的な物語になりがちな気がする。次に安壇さんの作品を手に取る際は、紙の本で読んでみたいと思います。
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亜希
ネタバレ”笑った後でその可笑しさの意味に気がついたとき、ふと背筋が寒くなる。そんな42の瞬間を集めたエッセイ集”。触るとわかる、鳥肌のようにぶつぶつしている装丁が最高。中身は、わかるわかる!という話と、そんなこと考えたこともないわ、という話が混在しており、やはり前者の話のほうがより楽しめた。中でもよくこれを話題にしてくれた!と思ったのは「自分フラグ」。「演劇をぶちこわすフラグ」も「赤ちゃんを手渡されると何をしてしまうかわからない自分がこわい」も、めちゃくちゃよくわかる。でも全くピンとこない人も多そうです。
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亜希
ネタバレ26人の女性がんサバイバーが詠んだ短歌をまとめた一冊。西淑さんのイラストも素敵で、1つ1つじっくり読んだ。特に響いたのは以下。「朝なのに寝たら元気になるはずなのにてんびん座は今日1番なのに」「ガラス越しでも分かる「ママ抱きしめて」うん、今日からはまた一緒だよ」「シロップのツラして映えてる抗がん剤 #フラッシュバック #嘔吐 #鳥肌」「シャンプーよ生命保険よマスカラよ闘う私が買うと思うな」。監修・岡野大嗣さんの「まずは自分自身に手紙を書くように書いてほしいとお伝えした」という言葉も素敵です。
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亜希
ネタバレ徳間書店主催の吉村萬壱さん×こだまさんのトークイベントにて、サイン本でget。「共同墓地に引き寄せられてしまう人々を描いた群像劇」というあらすじも、その人々が墓地で裸になる主婦など一癖も二癖もある人物であることも、吉村さんファンとしてはスッと受け入れられる。ただ、ここまで脱糞や放尿というワードおよびその行為が立て続けに出てくると、正直ちょっと引く。20歳手前の女子が漏らす(しかも大)とか…。可愛い装丁と全体的な内容は良かったけれど、現実的な生活感はもう少し抑え目でもよかったかな、と私的には思いました。
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亜希
ネタバレ『Blue』が芥川賞にノミネートされた川野芽生さんのエッセイ集。ロリィタ、お姫様、妖精、少年装、個性的なメイクなど、私の興味とはかけ離れた世界の話だったけれど、好きなものについて熱量高く語り、ひるむことなく我が道をいくその姿は堂々としてカッコいい。でもやっぱり「美醜は関係ない」と言えるのは、川野さんが自他共に認める美しい人だからですよ、と言いたくなるのも本音。『Blue』をより読みたくなりました。
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亜希
ネタバレ54字の物語シリーズ10巻目。以前からこのシリーズのことは知っていたけれど、ちゃんと読んだのは今作が初めてで、各話の解説があるとは知らなかった。正直、解説でめちゃくちゃ説明してるな、という話もあったけれど、解説がなければ意味がわからなかったまま終わってしまいそうな話もあったので、やっぱり解説は必要なのかも。90話収録の内、一番好きだったのは解説まで読むとグッとくる「最後の光」。他に「血まみれ」「心霊彼女」「侵入者」「余り」「目を盗む」「前世」あたりも好きでした。
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亜希
ネタバレ定時制高校に通う世間からのはみ出し者たちが、ある出会いから科学部を結成し、一つの目標に向かう物語。私は冷酷かつひねくれ者なので、正直上手くいき過ぎだし先の展開も想像の範囲内かな?なんて思ってしまったけれど、でも最後はやっぱり救いのある物語で良かったなぁとしみじみ思った。ただ一番の願いは、こういう評価や未来が、小説の中だけの話とならないような世界になることで。でもいまって良くなっているの?むしろ悪化しているような?我が子にも夢中になれる何かを見つけて欲しいななど、読後はぐるぐると色々なことを考えさせられた。
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亜希
ネタバレ84名の方による、鬱のときに読んだ本、憂鬱になると思い出す本など「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。各人見開き1ページという短さが良い。私的に一番良かったのは石井あらたさん。他にも小見山転子さん、姫乃たまさん、マツさん、屋良朝哉さんなども良く、読みたい本も増える増える。ちなみに、直球なタイトルとクッキー?土器?のような不思議でかわいい装丁に惹かれ、発売当初に図書館で予約していたけれど、プチ鬱状態のこのタイミングで順番が回ってくるなんて!でも結果的に、ベストタイミングだったかも。
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亜希
ネタバレチャラ男=20代の若手社員(男)のことかと思っていたら、44歳の部長(男)のことだった。物語の中で”どこの会社にもいるよね~”と言われている「チャラ男」のことは正直よくわからなかったけれど(三芳部長のような人は沢山いるかもしれないけれど、三芳部長の立ち振る舞い=チャラ男という定義がいまいちピンとこず)、それでも一つの会社の社員1人1人が順番に語り手となる連作短編集の形式は、この人から見るとこう映るのか~この人はこのときこんなことを考えていたのか~という発見が多く、改めて小説っておもしろ、と思えました。
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亜希
ネタバレマスクが必需品の22歳フリーターの物語。第6回野生時代フロンティア文学賞ってマ?正直途中で何度も読むのをやめようと思ったくらい、自分には合わなかった。ですます調の文体は違和感しかないし、主人公のことも全く好きになれない。かと言ってその他の登場人物も自分自分、とにかくみんなが自分自分で、、うっざぁぁぁーい!…と、ラストには主人公もキレてくれて、そこだけはスッキリした。2017年の出版当時、コロナ禍を経てまさかマスク着用の評価がここまで変わるとは、誰も予想できなかったでしょう。その意味では貴重な1冊です。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/06/20(5065日経過)
記録初日
2010/06/25(5060日経過)
読んだ本
1911冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
558253ページ(1日平均110ページ)
感想・レビュー
1708件(投稿率89.4%)
本棚
2棚
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

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