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2024年12月の読書メーターまとめ

亜希
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2024年12月に読んだ本
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2024年12月のお気に入られ登録
1

  • ゆーり

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

亜希
ネタバレ芥川賞候補作(受賞ならず)。いなくなくならなくならないでって結局どっちやねん、表紙怖いわ、と思ったけれど、読後はこの題名と表紙のイラストがとてもしっくりくる。確かに時子からしたら朝日は「いなくなくならなくならないで」な存在なんだろうな。ちなみに私だったら「はよいなくなって」の一択ですけどね。読んでいて、朝日うぜーとしか思わなかった。なんなら両親もうざいし、強く言えない時子もうざい。自分に性格が一番近いのは麻央子だと思う。でもイラつく読書って嫌いじゃないよ。なので向坂さんの次回作も楽しみにしています。
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2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

亜希

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2024年12月の感想・レビュー一覧
23

亜希
ネタバレこの装丁に騙される/裏切られるなどの前評判を読んでいざ読み始めてみたけれど、そういう次元ではなく、「意外な結末」とかそういう次元の物語でもなかった。すっごく突き抜けた展開(言ってしまうとグロ展開)なのだけれど、グロ大好きな身としてはその描写もっと詳しく!と言いたくなるほど肝心なシーンが描かれておらず、せっかくぶっ飛んだ設定なのにただのグロ(ってなに)におさまっており残念。車椅子、最強過ぎるだろ。正直あまり面白くなかったけれど、読後、入間さんの他作品も読みたいなと探してしまうのはなんでなのでしょうね?
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亜希
ネタバレわからーん。選考委員絶賛の第61回文藝賞受賞作とのことだけれど、私にはよくわからなかった。序盤のアルバイト先の話は面白かったけれど、以降のこの物語のおそらく核であろうキイちゃんの話はサッパーリ理解不能。同時受賞の『ハイパーたいくつ』のほうが面白く読めました。
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亜希
ネタバレ出版区の宇垣美里さん回を見て手に取った、ヒグチユウコさんの挿絵ありver。集中して読んだけれど、やはり外国文学は内容が上手く脳みそに刻まれないというか、上滑りしてしまう。なので「まぁそうなるわな」「このクソ豚が!」以上の感想は持てず。ただ私のように、気になるけれど中々読む機会がないな…という方には、こちらの挿絵ありverまたは漫画verは手に取るきっかけとしていいかもしれません。
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亜希
ネタバレ「略奪愛」がテーマのアンソロジー。窪さん:戦時中の熱愛を思い出しながら生きる祖母。窪さんらしい、安定感のある1編。千早さん:嫌よ嫌よも好きのうち…でいいのか?パート主婦と不倫を楽しむ若い男は実際履いて捨てるほどいそう。綾瀬さん:歴代彼氏に懐く文鳥(メス)。一番好き。花房さん:一時の欲望で間違った選択をしてしまう見本。宮木さん:アイドルが年上の一般人に惹かれるというのは実際にはあり得ないかと。…読後時間が経ってしまったため正直どれもよく覚えていませんが、可もなく不可もなくな印象でした。
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亜希
ネタバレ月1のホスト歌会が生きがいの、元ホスト・現寿司屋の大将である著者の初歌集。幸せな、とは言えそうにない幼少期、からのホスト時代を生き延びてきたんだろうな…と思ってしまう、ヒリヒリするような歌が並ぶ。特に心に残ったのは以下→「ただいまと鳩に向かって練習し顔を叩いてお家へ帰る」「もう少しあともう少し「ママ見てよ」小指の爪がやっと剥がれる」「ゆうだちに傘をたたんで空を見る何してんだろ、睫毛がうざい」「最後にね言っておきたい君達に 月は綺麗で死んでもいいわ」
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亜希
ネタバレちょいちょい読みたくなる医学系のノンフィクション。あらすじにもある通り、新型コロナウイルス禍で各国のER(救命救急室)がクローズアップされたけれど、コロナ禍以前からERの現場はとっくに危機を迎えていて、多くの医療従事者を失っていたことがわかる。月並みな言葉だけれど、本当に大変で立派な仕事。私は医療従事者ではないけれど、せめて現状を知りたいと思い、医療系の読み物を手に取るのかもしれません。
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亜希
ネタバレこの題名、かつ複数人の著者とくれば、”夏のカレー”をお題にしたアンソロジーだと思いませんか?少なくとも私はそう思い込み、3編目くらいまで「カレーは…?」と思いながら読み進め、改めて副題をみて、今作がカレーアンソロジーではないことに気が付きました。ベストコレクションというだけありどれも面白かったけれど、特に好きだったのは江國さん、乙一さん、澤西さん、小川さんあたり。特に澤西さんの作品は初めて読んだけれどとても興味深かったので、他の作品も読んでみようと思ったし、他の年のベストコレクションも読みたくなりました。
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亜希
ネタバレ日本語版タイトルに惹かれて。韓国SFを読むのは初めてで私の理解力が足りない話もあったけれど、どれも「この世界からは出ていくけれど」という題名通り、少しの切なさが漂う素敵な物語だった。好きだったのは「マリのダンス」「ローラ」「認知空間」「キャビン方程式」。特に「ローラ」のテーマとなっている”身体完全同一性障害”については以前から興味があったので、これを機に関連書を読んでみようかな。ちなみに今作がデビュー作と思っていたけれど、『わたしたちが光の速さで進めないなら』のほうが先でした。そちらも読みます。
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亜希
ネタバレ実写化されそう、と思ったらすでにドラマ化されていました。あらすじと警視庁殺人分析班というサブタイトルからもっと猟奇的な事件を期待していたけれど、そこにはあまり重きを置いておらずやや期待外れ。この犯人とこの第三の被害者で、シリーズが今後どう展開されていくのかは興味があるけれど、2作目はもういいかな。それより大ポンペイ展のほうが興味深い。1点、根本ほど露骨ではないにしろ、やはり153cm弱、26歳の女性主人公が警視庁捜査一課の刑事に抜擢されているという点については、他にも疑問に思っている人がいそうです。
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亜希
ネタバレ短編集。最初にAudibleで聴いて、これは紙の本でも読みたいと思い手にしたほど、今まで読んだ平野さんの作品の中で一番面白かったかも。結果、短期間で再読するような形になったけれど、Audibleのナレーションも良くて相乗効果で楽しめた。特に好きだったのは、ざわざわした気持ちで読み進めてしかもこのオチ!(褒めてます)な「息吹」と、確かに現実にありそうな話だけれど、それを平野さんが物語にしたらこんなに面白くなるのか!な「ストレス・リレー」。+表題作も良き。平野さんの短編集をもっと読みたいと思いました。
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亜希
ネタバレ2009年刊行。久しぶりにやや昔の角田さん作品を読んで、序盤から懐かしさを感じた。この頃の江國香織さんとか井上荒野さんとか、学生時代に沢山読んでいたな~。長編だと思って開き、目次を見てあ、短編か、と思ったら、振った人が次の話では振られる側にまわる、主人公がスライドしていくタイプの連作短編集だった。一番好きだったのは、恋とはやや違うかもしれないけれど久信の心情が切ない「光の子」。全編人が恋から醒めていく様子もリアルで、失恋したときに読みたかった。それか失恋真っただ中の人にお勧めしたい1冊です(傷口に塩派)。
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亜希
ネタバレ森川さん初読み。読みながら、この人すごく頭が良いんだろうな~と思えるほど、論理的に謎が明示され、かつ鮮やかに解決されていく。だからと言ってガチガチにお堅いミステリーではなく、真顔で冗談を言われたようなユーモアもあり唯一無二な感じがした。特に「ロックトルーム・ブギーマン」の親子の会話には失笑したし、表題作のオチでは、”はぁ?”とキレる人もいそうだけれど、私は”こりゃぁ一本とられたわ!”と感心した。森川さんの他作品も読みたいけれどラノベが多いよう?なので、どの作品にするか悩みどころです。
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亜希
ネタバレサイン本で購入。ほんタメであかりんが野崎まどさんを激推ししており、かつ4年振りの刊行とのことで、初めて野崎さん作品を手に取ってみた。結論、今作は自分には合わなかった。舞台となる墨田区には土地勘があるため、地名や建物名を読んでいるだけで楽しく、かつ内海と外崎が本を好きになっていく過程には胸が躍ったけれど、如何せんアイルランドで二人が再会するあたりからまじで全くついていけなくなった。なに言ってるの…?状態。シームレスに場面展開されている文体は斬新で、慣れると面白かった。次は初期の作品を読んでみようと思います。
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亜希
ネタバレ”死んだ○○”シリーズ3作目。「山田」は未読。個人的には今作の「木村」より「石井」のほうが面白かった。今作は登場人物がみんな自意識過剰でひたすら面倒くさく、読んでいて辟易した。8年前の会話なんて普通そんなに覚えてなくない?最後のオチもまぁそうくるよねという想定の範囲内だったけれど、璃佳のくだりは予想外だった。読みやすさは相変わらずだったので、「山田」も次回作もいまから読むのが楽しみです。
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亜希
ネタバレ 第61回文藝賞受賞作。読み始めて早々、あ、これ主人公がやばい系ね、と思い、あ、周りの人たちも負けず劣らずでやばい奴しかいない系ね、と思い直したのに、そういうレベルではなく物語全体がハイパーぶっ飛んでいた。いつ夢オチするんだろ?と思っていたのに、しないまま終わるんかい!慣れるまではやや読み辛く、突拍子もなさ過ぎてついていけん、この主人公で周りは普通という世界線でも読んでみたいな等々思ったりもしたけれど、読後は読み終わってしまったことに一抹の寂しさを感じる不思議。嫌いじゃないです、私は。次回作も楽しみです。
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亜希
ネタバレ題名通り、良識=物事の健全な考え方をみじん切りにされるような短編集。5編とも面白く、面白い短編集って最高~です。特に好きだったのは、尋常ではない行列(最終的には400キロ超え)ができる「行列のできるクロワッサン」と、生まれてくる我が子に完璧な名づけをしようと奮闘する「完全なる命名」。クロワッサンは世にも奇妙な物語みがあって面白く、命名は「我が子の名前は―」で終わると思ったら、ちゃんと最終的な名前を披露してくれるところに、少しのガッカリと、それを上回る浅倉さんの優しさがにじみ出ていると思った。お勧めです!
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亜希
ネタバレ"この本は、ヒトのオス個体に宿る○○目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です―。"サイン本で購入。朝井さんのファンだけれど、今作は自分には合わなかった。序盤、これ小説…?という思いが消えず、この書き方に慣れてきた中盤は面白く読めたけれど、終盤には飽きてしまった。朝井さんのエッセイが好きだからこそ、小説であまりにも朝井さん節が出てくると、現実に戻されてしまうというか、物語に入りこめなかった。正直、すべっていると思う。真っ白のカバーに箔押しという装丁は素敵です。
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亜希
ネタバレ表紙から怖くて読むべきか悩んだけれど、ホラー読みたい欲が最近強いため恐る恐る読んだ。結論、この本を読むだけではそこまで怖くはなかった。ただ付記されているQRコードから映像を見たら絶対怖さ倍増するだろうから、本だけでは物足りなくて映像も見たよって人の感想を是非聞きたい。まぁ私は絶対見ませんけど!ちなみに写真は複数掲載されてるけれど、直接的過ぎないのでギリ大丈夫な範囲だった。私的に一番現実的で怖かったのはエレベーターの話。私のマンションも10階以上なので…。どこまでがフェイクなのかは、最後までよくわからず。
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亜希
ネタバレ芸人・ヒコロヒーさんの初小説集。事前情報なしで読み始めたけれど、恋愛に関する18の短編が収録されていて、どれも読みやすく面白かった。特に好きだったのは「覚えてないならいいんだよ」「しらん」「克則さんって昔からそうなの」「紙ストローって誰のために存在してんの」「問題なかったように思いますと」あたり。主人公の気持ちが最後どっちに振れているのかわからなかったけれど「大野」も好き。恋愛短編集=悲しい話が多い印象の中、今作は前向きな話も多くて良き。あとがきも面白くて、次回作も楽しみです(できたらまた短編がいいな)。
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亜希
ネタバレ本当は『近畿地方のある場所について』を読みたいのだけれど、ホラーが大の苦手なのでまずはこちらから読んでみた。角川mini文庫(って覚えてる人いますかね?)を彷彿させるサイズ感と装丁から、書店で異様な空気を放っている一冊。ビビりながら読み始めたけれど、約60ページと短いせいか、はたまた私が読み取れていないせいか、あまり怖くなかった(でも急に赤字になったときはビクッとした)。映像または音声で聞いたらもっと怖いかも。調子にのって、『近畿地方~』を手に取ってしまう日も近いかもしれません。
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亜希
ネタバレ芥川賞候補作(受賞ならず)。いなくなくならなくならないでって結局どっちやねん、表紙怖いわ、と思ったけれど、読後はこの題名と表紙のイラストがとてもしっくりくる。確かに時子からしたら朝日は「いなくなくならなくならないで」な存在なんだろうな。ちなみに私だったら「はよいなくなって」の一択ですけどね。読んでいて、朝日うぜーとしか思わなかった。なんなら両親もうざいし、強く言えない時子もうざい。自分に性格が一番近いのは麻央子だと思う。でもイラつく読書って嫌いじゃないよ。なので向坂さんの次回作も楽しみにしています。
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亜希
ネタバレ ”死蝋=死体が蝋状に変化し、腐敗せずにほぼ原形を保っているもの”とのこと。櫛木さん×この題名というところに惹かれたけれど、死蝋自体にそこまで意味はなかった(と私は感じた)。せっかくこの題名にするなら、もっとこれではないといけないという話しにして欲しかったし、むしろジュニアアイドルの話が興味深かったので、そこをもっと掘り下げて、櫛木さんでなければ書けない最低最悪な話にして欲しかった。もっともっと、救いのない吐き気を催す物語が読みたいです、櫛木さん!(どんな要望や)
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亜希
ネタバレある日突然スーパーパワーを手に入れた大学生の上原至。”みんなを守るマン”として戦う彼は、いつまでみんなを救えばいいのか―。サイン本で購入。『赤泥棒』、『地ごく』は好きだったけれど、今作は合わなかった。160ページと短いのに話があまり進まないというか、”先が気になる”ということがなく…言い方が悪いけれど、だったらもう辞めるか死ねば?と思った。この内容なら短編で十分な気がする。終盤の辿との会話は好きでした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/06/20(5331日経過)
記録初日
2010/06/25(5326日経過)
読んだ本
2098冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
609558ページ(1日平均114ページ)
感想・レビュー
1895件(投稿率90.3%)
本棚
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現住所
東京都
自己紹介

本が読めれば幸せです。

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