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江戸川 乱歩(5)彬子女王(3)芥川 竜之介(3)新川 帆立(2)彬子 女王(2)くどうれいん(2)洛田二十日(2)田丸 雅智(2)くすのき しげのり(2)太宰 治(2)20%江戸川 乱歩12%彬子女王12%芥川 竜之介8%新川 帆立8%彬子 女王8%くどうれいん8%洛田二十日8%田丸 雅智8%くすのき しげのり8%太宰 治著者グラフ上位10名
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fabi@第一芸人文芸部
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第163回芥川賞受賞作。知的で、大人な小説だった。良いことも悪いことも含めて、文化というものをどのように記録し、伝えていくか。ひっそりと、でも届くように、誰かが見たいと思った時に情報として残っているように。そんな営みに取り組んでいる女性の話。難しいところもあるし、100パーセントを理解できたわけではないけれど、心をくすぐられた。資料とクイズ、どちらも知識であるが扱われ方が違う。そこに馬という失われかけているギリギリのものが重なり、物語は静かに飛躍していく。
0255文字
fabi@第一芸人文芸部
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辻村深月さん初読みだけどえぐいな。自分のことバレすぎててもうやめて、痛い痛い、言語化すな!って感じ。めちゃくちゃ面白い。そりゃ売れるわ。最高。作者に惚れるってこういう読書体験なんだろうな、他の作品も読みたくなった。恋愛小説であり、婚活小説でもあるけれど、その皮を被った自己分析書でもある。とにかく心理描写の解像度が高い。思わず過去の自分の傲慢さに反省してしまう。そして善良さや謙虚さが含む危険についても、激しくうなづいた。男と女、既婚と未婚、東京と田舎、あらゆる価値観がぶつかり歪な花を咲かせている。
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fabi@第一芸人文芸部
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書店員さんや出版社の方々が、やたらとSNSで「ヤバイ!面白い!」と絶賛しているので手に取った。なるほど、やべえわ。まさに「愛ゆえの……」な物語。小説への愛、直木賞への愛、担当作家への愛、担当編集者への愛……健全な協力関係は美しいけれど、共依存になるのは危うい。文壇(同業者)から正当に評価されない作家のキツさを、恨み・辛み・怒りMAXで書いていて迫力があった。たまたま立ち寄った本屋で直木賞の審査員に遭遇し、詰め寄るシーンは最高にドキドキした。
0255文字
fabi@第一芸人文芸部
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めっちゃ美味しい小説。ページを捲るたびに小麦の良い香りがしてきそう。腹が減る。なんと著者の土屋つちやうさぎさんは漫画家でもある。ふだんコマ割りで考えているからなのかテンポがめちゃくちゃ良くて面白い。それでいて謎解きはちゃんと予想の斜め上まで連れて行ってくれて、さらにパンに関する豆知識まで授けてくれるありがたさ。小春の観察眼は漫画家を目指しているキャラクターならではの緻密さがあり、この材料を誰が仕込んだかまで解きほぐしてくれるのが心地良い。読書週間のない人におすすめの本を聞かれたら、推したくなるような一冊。
0255文字
fabi@第一芸人文芸部
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『5分後に煌めく世界 太陽』が明るい話が多いのに対して、こちらは不気味な世界観の作品やホラーも楽しめる。ほんと高クオリティ。椿あやかさん『海月書房』は、水を書けると膨らんで乾かすと縮む本のお話。その本屋をついに見つけるが……最後までワクワクしました!塚田浩司さん『不気味なタクシー』は、乗っているとメータがどんどん減っていくタクシーのお話。0円を下回るとお金をもらえる仕組みだと運転手に説明され、どこまでも乗り続ける主人公。僕でもそうしてしまう。蜂賀三月さん『秘密のカーテン』はめっちゃ懐かしい気持ちになれた。
0255文字
fabi@第一芸人文芸部
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なんとダイソーで110円で買えるショートショート集。本の売り方としては革命的だと思う。すごい。内容ももちろん面白く、ショートショート界では賞を受賞されている有名な方の作品がこの値段で読めるのは嬉しい。お気に入りは霜月透子さん『届かぬ思い』。走る郵便ポストにラブレターを投函しようと追いかけ回すお話。好きな人ではなくポストに振り回されるなんて斬新。椿あやかさんの『ふしぎな花屋』『人魚姫貝』も最高。別の話なんだけど、同じ世界観で繰り広げられるのは連作みたいで楽しい。蜂賀三月さんの『夢見る顕微鏡』も秀逸だった!
0255文字
fabi@第一芸人文芸部
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めちゃくちゃ面白い!著者は商社に勤めるビジネスマンで新規事業の開発を担当。高宮も営業部にいながら新規事業の社内ビジコンに挑戦するところからスタートするのだけれど、実体験が裏支えしているから体重の乗り方が半端ない。新規事業に賭ける意気込み、打ち砕かれた時の凹み具合、何とか成立させるために駆けずり回る情熱、全く物事が前に進まない焦り、全てに血脈とリアリティを感じた。この物語は強いよ。殺してやると思うくらいのエネルギーはいつだって必要だ!デビュー作でこのクオリティは、NEXT池井戸潤になり得る作家さんだと思う。
0255文字
fabi@第一芸人文芸部
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偉大なるファッション・デザイナー、シャネルの生き様を綴った伝記。シャネル格好良すぎるわ!最高!シンプル、エレガントにこだわり抜いてきたシャネルが「なぜウェディングドレスを作らなかったのか」という疑問から始まり、最後に筆者の考える答えが用意されている。まじで納得。あーーー素敵。特に70歳からのシャネルは格好良すぎる。ディオールやバレンシアガが流行し、シャネルは時代遅れのブランドだと一掃されたあと、再びファッションの最前線にカムバックするまで!ここの展開には痺れた。
0255文字

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読書データ

プロフィール

登録日
2023/03/27(736日経過)
記録初日
2015/04/28(3626日経過)
読んだ本
213冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
50437ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
194件(投稿率91.1%)
本棚
3棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
URL/ブログ
https://lit.link/fabian
自己紹介

芸人 / 小説家。

【現在連載中】
・FANY STORY『ショートショートトーキョー』
・ライフスタイル誌『I'm home』にて小説✖️間取り図『ある家の物語』
・stand.fm『第一芸人文芸部』
・BSよしもと・YouTube『俺の推し本』
・タウン誌『CU』で書評コラム『やっぱり読書はやめられぬ』
・毎日小学生新聞『よしもと読書クラブ』

【執筆/過去】

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・芸人をテーマにしたショートショート集『きょうも芸の夢をみる』
・文芸誌『第一芸人文芸部 創刊準備号』『第一芸人文芸部 創刊準備二号』『俺の推し本マガジン』
・又吉直樹マガジン『椅子』にエッセイ『天王洲アイル』を寄稿
・『本屋夜話』(小鳥書房)にショートショート『私・芸能人・鳥』が収録
・『文芸ムックあたらよ 第二号 テーマ:青』に短編『#00a0e9』を寄稿
・『華麗に文学をすくう?』企画で、小説付きレトルトカレーを販売
・『こじらせ男子とお茶をする』(月と文社)で、インタビュー掲載

【読書|本の紹介|書評】
・Amazon Audible『本ノじかん』

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