読書メーター KADOKAWA Group

読書グラフ

4/124/154/184/214/244/274/30126910126984127058127132127206127280127354ページ数384385386387388389冊数読書ページ数読書冊数
町田 康(7)阿久津隆(4)滝口 悠生(4)カズオ イシグロ(4)ジョン・ファンテ(3)ジャスティナ・アイルランド(2)クラウディア・グレイ(2)辻山 良雄(2)戌井 昭人(1)平芳 裕子(1)23%町田 康13%阿久津隆13%滝口 悠生13%カズオ イシグロ10%ジョン・ファンテ6%ジャスティナ・アイル…6%クラウディア・グレイ6%辻山 良雄3%戌井 昭人3%平芳 裕子著者グラフ上位10名
もっと見る

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

keichato
新着
すごく良かった。積まずにもっとはやく読めばよかった。 どの短編も、ぜひ長編でたっぷり読みたいと思ってしまうほど世界観や人物が良い。好き。豊か。 何が起こった世界なのかを説明するのではなく、物語の中で生きている人物を通して描いていて、説明されるよりも現実味を帯びて世界が立ち上がってくる。 音楽要素が多いのはは著者の経歴をみれば言わずもがなだけど、「旅」をする話が比較的多かった印象。 「風はさまよう」が特に好き。 ネルソンが課題を無視して書いたレポートに心揺さぶられた。それに対するクレイのアンサーにも。
0255文字
keichato
新着
面白かった。 自分から「珍妙」と言ってしまっているので、珍妙な小説なんだろうなと思って読んだら、かなり切実な小説だった。 現実の理屈には合わない珍妙な世界で巻き起こるあれやこれやは、お金の不安や社会へのマイナス感情、自分自身へのマイナス感情的なものが具現化しているような感じ? 謎の入金があり、生活に困らないほどのお金を持っていても、それが自分のものだという感じもしなければ有効に使うことも叶わずで、お金の不安に付き纏われ続ける感じ。濁流から次の濁流へ。お金を稼いで生きることの息苦しさ。浅はかな自分への呆れ。
0255文字
keichato
新着
読んだ。難しくてなかなかしんどかった。 これが歴史小説と言われればそうなのかもしれないが、話が進んでいるんだかいないんだかという感じで、あったことや居た人についての説明につぐ説明で何ページも苦しんで、ようやくご褒美のように話が進むページがほんの数ページあって、また長ーい説明があって、と感じてしまい辛かった。本当はそうではないのかもしれないけど、私はそう感じてしまった。文章の美しさは好きだった。少し気を抜くと、いま誰の視点で描かれているのか迷子になる。この本を楽しめない自分がくやしい…。
keichato

自分の読書力では楽しみきれなかったけど、本当に文章の美しさは素晴らしいので、たくさんの人に読んで欲しい。修行してまた読みたいな。

03/31 22:47
0255文字
keichato
新着
読んだ。面白かった! 何もすることがない状態に人間は耐えられない…。 確かにそう。本当にそう。 退屈には第一形式〜第三形式の三つの形式がある、というハイデッカーの論がすごく面白かった。 特に、第二形式の退屈が、わかるようでわからない、けどちょっとわかるかも、という感じで、自分も日頃から感じている退屈の正体のぼんやりとした輪郭が掴めたような気がする。パーティーに参加しているが、思えば退屈だった…、というような経験。 環世界の話も面白かったな。 もっと深く理解できるとさらに面白いんだろうなと思う。
0255文字
keichato
新着
ネタバレシリーズものだからこそ成り立つ物語のギミックが面白かったし驚いた。 知っているキャラクター、知っている物語のフォーマット、なのに違う。ずれている。読んでいるこちらの勘違いか?というような気持ちの悪さと困惑に絡め取られて一気に読んでしまった。ずっしり重いけど楽しい。 トラウマや自分自身の嫌な部分と向き合うことを余儀なくされるのは、かなり辛いことだろうなと思う。 これまでのシリーズ通り、怪異を知識と押入れ能力で解決するお話にしても良いのに、こんなぶっ飛ばしてくれるなんて、勇気あるなぁと思った。面白かった!
0255文字
keichato
新着
面白かった〜。面白かったけど激ムズだった〜。 全編まんべんなく面白くて好きだったけど、いちばんを決めるなら、「雲を運ぶ」かなと思う。 言葉の使い方とか人物の名前とか、文章と世界観に独特のカラーがあってしみじみ面白かった。小説を読んでいるな〜という感じ。 海外文学の中でも(自分の好みに合うからなのか)台湾文学は小説で表現される情景や感情がとても豊かで鮮やかな印象。そしてさらにSF要素が加わって、本当に楽しい読書体験を味わえる。 長編の台湾SFをじっくりたっぷり読みたい。
0255文字
keichato
新着
私は、自分が特権階級であることを意識せずとも生きてこられた男性です。男性が男性目線で男性優位社会を批判的に振り返りつつ、自身も反省しながら一緒に考えよう、というメッセージを受け取った。考えないといけないなと思った。創作物を通して、男性性の変化や社会の変化を読み解いていくのは面白く、それをさらに深掘りした本を書いて欲しいなと思った。 また、「生産性の呪いと自己責任社会」の章がとても身につまされた。そうなんだよ、効率上げて成果をださなきゃ、何かを成さなきゃ、と思ってしまうんだよなぁ。
0255文字
keichato
新着
とても良かった…。 静謐で美しい文章で描かれる、幻想的でもありリアルでもある描写が胸に迫ってくる。 海、山、雨、森、岸壁。自然と命と人間。ゴミの島。 人智を超えた大自然の営みに翻弄されながらも、ひたすらに人間が過去や自分自身と向き合う姿が描かれる。 現実なのか、現実でないのか、はっきりわからないこともあり、この小説全体がもしかするとアリスが書いた小説なのかも、なんてことを思った。アトレは本当に存在したのか。 オハヨのオッドアイが、トムとトトの魂が猫の姿を借りて帰ってきたように思えた。 繰り返し読みたい。
0255文字

読んだ本
387

積読本
374

読みたい本
9

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/16(3333日経過)
記録初日
2016/03/08(3341日経過)
読んだ本
387冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
127338ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
154件(投稿率39.8%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

海外文学と、SF、ホラーが好きです。
小説以外もちょこちょこ読みます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう