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2023年12月の読書メーターまとめ

yszk
読んだ本
8
読んだページ
3149ページ
感想・レビュー
8
ナイス
798ナイス

2023年12月に読んだ本
8

2023年12月のお気に入り登録
2

  • はなこ
  • よしじ乃輔

2023年12月のお気に入られ登録
4

  • はなこ
  • よしじ乃輔
  • か
  • ああああ

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yszk
ネタバレコルター・ショウシリーズ4作目。いつも通り読んでいるとき頭は空っぽだが「あれ、3作目で安定した関係の女性いなかったっけ?」となった。他の方の感想にもあるが、個人的に色恋展開は特にいらないんだけどなー。ストーリーは小型原子炉開発のベンチャー企業からの試作デバイス盗難の防止から、同企業の優秀な女性技術者の失踪を追い、保護することへと依頼が続く。彼女はDV夫が早めに出所した情報を得て、娘と一緒に誰にも知られない場所へと避難していったのだ。その夫ジョンは優秀な警官だったが飲酒と薬物の問題で人格が変わってしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

yszk

月後半に小さな不運や業務の心懸かりがあってちょっと滅入る時期でした。ラスト1ヶ月、元気に過ごしたいものです。2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3216ページ ナイス数:922ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2023/11

が「ナイス!」と言っています。

2023年12月の感想・レビュー一覧
8

yszk
短編全集2巻目。1958~9年の作品16編収録。 ・伊賀源と色仙人:丼池の商人もの。すごく楽しい。不渡りを出して浮浪者同然となった伊賀源次郎が、西成地区で師匠となった色仙人から商売の極意を教えられ、立ち直る話。色仙人がきったないけどとても格好いいの。 ・壺狩/豪傑と小壺:同じ題材。お気に入りなのかな。小汚い薬草入れの小壺に、折り紙がついて天文学的な価値を持つ。持ち主稲津忠兵衛は怪力で度胸もあるが武運に恵まれず冴えない生涯を送った。実在の山の井肩衝と言われる茶壷の話。
yszk
2023/12/31 20:46

・白い歓喜天:以前の単行本での書下ろしらしい。司馬氏に離婚歴があることが後年わかってから解釈が変わってきたらしい。ただし結婚相手はこの作品中のようなホステス系の人ではなく、当時の職業女性としてかなり上位の大学医局の薬剤師だったとのこと。 ・法駕籠のご寮人さん:幕末の大阪で、大店の女主人の話相手となった幕臣と新選組。松じじいの人を見る目がないのが良い。

yszk
2023/12/31 20:46

大阪が舞台の作品が時代物も(当時の)現代物も生き生きとして楽しい。あと、真面目系クズというか、底は腐っているが善人として生きていけるタイプの書き方がうまいと思った(和州長者、大阪醜女伝)。

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yszk
図書館新着棚から。 いわゆる宗教2世については、昨今のSNSの発達等で声を上げる人たちが増えつつあったらしい。 そこに昨年の元首相の銃撃事件が発生したことで大きな動きにつながっていった。 その状態に生きづらさを抱えている人たちの話だから当然だが、家庭内が不和となる時点で不幸なのになぁ……。と単純に思う。 統一教会についての鈴木エイト氏の直接的な表現「高額エンドレス献金」が恐ろしい。
yszk
2023/12/27 16:41

前半、カルト系宗教から牧師などの尽力で抜け出した話を目にすると、「煮込まれてるのは変わらず、他の鍋に入っただけじゃないの」と思ってしまうが、そういう立場の人でないと手を差し伸べるのも難しいのだろう。自分も大学同級生に幸福の科学の信者?がいたが、書籍を渡されそうになった時点で拒否して近づかないようにしたものなぁ。  後半にはいわゆる伝統宗教での話もある。現在の世界情勢を見るに、伝統があるからといって是とされるものでもないよなぁ。とつくづく思う。

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yszk
ネタバレ謎イラスト表紙の短編再録文庫4冊目らしい。1946~55年発表(ファンサイトでの検索結果)4作収録。一応新潮文庫にも入っているらしいがあまり記憶にない、出来は決して良くはない作品といった感じ。まず表題作は忍術ではない。神様を脅して付加された「思うことは何でもかなう力」を使うというめちゃくちゃ設定。おしゃべり物語:これは結構面白かったけれど、普通にこの藩もう駄目だろ感……
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yszk
図書館新着棚より。スウェーデンのコウモリ研究者/作家の筆者が、人工的な光により動植物の生殖サイクルや、移動時の進行方向が乱され、生息数等を減らしている状況を憂いている。ラスベガスで2019年、バッタの大量飛来があったそうで、(当時話題になったそうだが)退廃の都市ラスベガスのピラミッド型ホテルが使用する超強力なビームを目指して飛んでくるバッタの大群なんて聖書の災厄じゃん!と私も思った。  後半に谷崎潤一郎氏の『陰翳礼讃』が取り上げられていて驚いた。
yszk
2023/12/19 16:29

 夜道は街灯がないと怖いし、コウモリには近づきたくないけど、太陽が与える光によるスケジュールからあまり外れずに生きていきたいとは思った。

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yszk
ネタバレコルター・ショウシリーズ4作目。いつも通り読んでいるとき頭は空っぽだが「あれ、3作目で安定した関係の女性いなかったっけ?」となった。他の方の感想にもあるが、個人的に色恋展開は特にいらないんだけどなー。ストーリーは小型原子炉開発のベンチャー企業からの試作デバイス盗難の防止から、同企業の優秀な女性技術者の失踪を追い、保護することへと依頼が続く。彼女はDV夫が早めに出所した情報を得て、娘と一緒に誰にも知られない場所へと避難していったのだ。その夫ジョンは優秀な警官だったが飲酒と薬物の問題で人格が変わってしまった。
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yszk
ネタバレウォーウィックシリーズ4作目。購入はしていたのだけど他に手が取られて読むのが遅くなった。 ゴールの決まっているサスペンスシリーズで、ドキドキさせ続けるのは難しいなぁ、という感じ。 面白いのはちゃんと面白いのだけど、話を動かすためにちょっと無理感ある「死ぬためキャラクター」が出てくるのと、いやその装置の代金は絶対払うでしょ、外から操作される可能性だって出てきちゃうじゃん、あとそれがその時切れるのはいくらなんでも……とご都合主義がなきゃ勝てない状況だったというのが苦しい。
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yszk
ネタバレ 図書館新着棚から。以前読んだのは新潮文庫で、何(十)年前だろう……。これは1953年のイギリス版の挿絵を収録したものとのこと。 挿絵をパラパラ見る程度と思っていたけど、読み直したら良かった。  キューバの老漁師サンティアゴが、84日の不漁の後の出漁で大きなマカジキ(マリーン)とあたり、全知恵と体力を使って戦う。
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yszk
図書館の全集コーナーで見つけて。本名で発表していたデビュー当時の短編も含めてまとめられている。『ブディスト・マガジン』なんて雑誌あったんだ。現在は『大乗』という誌名の浄土真宗の雑誌らしい。創刊号から載っていたみたい。実在の人を元にしている作品も多い。 ・わが生涯は夜光貝の光と共に:1950年のデビュー作。螺鈿細工に魅せられた明治初期の人物を描いている。ラストが明るくて良い。
yszk
2023/12/03 00:46

・饅頭伝来記:奈良饅頭の創始者がモデルらしい。南北朝も絡んでいる。お饅頭はあまり好きではないけどここではおいしそう。甘味がない時代こういう味が出てきたら嬉しいだろうなぁ。 ・花妖譚:未生という雑誌(生け花の流派の月刊誌らしい)に連載。シュールなサフランと、山伏モデルの睡蓮が好き。 ・丼池界隈/大阪商人:戦後復興の混乱期の生地商人のガメツクも頑張っている姿。楽しい。この2作が一番好きかも。意外感もあるし。

yszk
2023/12/03 00:46

・兜率天の巡礼:設定は結構めちゃくちゃだけど、幻想の中の景教信者の模様が美しい。現実世界での動きは松本清張作品ぽい。 ・ペルシャの幻術師:モンゴル幻想もの。有名作品らしい。嫌われ側だけど惚れてほしくて無理には迫らない少年王の大鷹汗かわいいと思う。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/30(3002日経過)
記録初日
2016/02/07(3054日経過)
読んだ本
1073冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
343469ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
1044件(投稿率97.3%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

基本的には『ガープの世界』の掃除婦のように、「次がどうなるか」知りたくて読んでます。

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