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2023年11月の読書メーターまとめ

yszk
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2023年11月に読んだ本
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2023年11月のお気に入り登録
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2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yszk
ネタバレ 今年はクマ出没が多く、最近自宅近所(一応住宅街)でも柿の木に上って居座ったニュースが。出没のメール通知もほぼ毎日入るし。日暮れ後帰宅する身としては結構まじめに怖い。家族が読んで面白かったからと勧めてきた本。  三分の二くらいまでは姉崎氏の半生記とアイヌ民族における狩猟や獲物に対する儀式等の説明。この部分がすごく面白い。以前読んだ漫画(ゴールデンカムイ)の参考資料にもなっているみたい。姉崎氏は福島出身の屯田兵の父親(和人)とアイヌ女性の混血だったため、子供時代はアイヌの集落で冷たい扱いを受けていたらしい。
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2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

yszk

先日行った、書店の空きフロアでの古本市のニュース。競合するのでは等もう言っていられないのでしょうね。先日は丸善入居のビルのロビー(書店の隣)で開催していたし。https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20231020/6000025363.html 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2589ページ ナイス数:771ナイス 読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2023/10

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2023年11月の感想・レビュー一覧
12

yszk
ネタバレ 今年はクマ出没が多く、最近自宅近所(一応住宅街)でも柿の木に上って居座ったニュースが。出没のメール通知もほぼ毎日入るし。日暮れ後帰宅する身としては結構まじめに怖い。家族が読んで面白かったからと勧めてきた本。  三分の二くらいまでは姉崎氏の半生記とアイヌ民族における狩猟や獲物に対する儀式等の説明。この部分がすごく面白い。以前読んだ漫画(ゴールデンカムイ)の参考資料にもなっているみたい。姉崎氏は福島出身の屯田兵の父親(和人)とアイヌ女性の混血だったため、子供時代はアイヌの集落で冷たい扱いを受けていたらしい。
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yszk
英文精読教室の第5巻(読む順番は適当)。今回は怪奇小説がテーマ。語彙や言い回しの工夫を感じるためかな。私には難しいけど。 ウルフ『幽霊屋敷』うん、翻訳部分読んでも難しい。わからない。雰囲気は良い。ポー『赤死病の仮面』これまで粗筋だけで読んだ気になっていた。領主は仮面の中を見てショックで死んだと思い込んでいたけど、仮面が剥がれるのはその後なのね。ディケンズ『信号手』これは何度か。しみじみ読むと、あんな話聞いた後語り手が午前2時に帰るの帰り道怖いなぁ。朝までつきあわせてくれよ。
yszk
2023/11/23 13:20

ボウエン『悪魔の恋人』多分複数アンソロで見かける作品。解釈解説でへぇーっとなる。元ネタがフォークソングにもなっているとのこと。手元にP.サイモンが歌うやつがあったので聞いてみる。ハウス・カーペンター・ソング。歌詞を知らず聞き流していたら大工の話と思っていたら大工は寝取られ元なのね。なぜそのタイトルになる。カーター『レイディ・パープルの情事』人形容赦なくて笑う。これまでの劇とは別の経緯たどって勝ち逃げしてほしい。エヴンソン『ウインドアイ』ざわっとする話。妹が吸い込まれるシーンが怖い。

yszk
2023/11/23 13:20

というか柴田氏エヴンソンもっと出してほしい。

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yszk
ネタバレ 文遊社ジム・トンプスンシリーズ。1954年作品。返却期限(と予約者)の関係で似た系統が続いてしまった。 30歳のトディは金の訪問買取人。ゴールデン・ギズモと彼が呼ぶ虫の知らせがとりついていて、それが疼くとケチな詐欺を行わずにはいられない。 前科が色々あるが、今はお人好しの取引先ミルトにも恵まれて、カリフォルニアでそこそこまじめにやっている。ある日偶然訪問した家で、ほぼ純金の時計を見つけ、どさくさ紛れに持ち帰ってしまう。
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yszk
ネタバレウィルフォード作品。1954年作。  カフェ店員が、酔っ払って荷物もなくしたという小柄なブロンド美女と知り合い、親しくなる。2人ともアルコールに依存していて、数日入院したり立ち直ろうとするのだが状況は悪化していき、彼らは心中を思い描くようになる。  少しずつ2人の過去や現在の状況が開示され、男が挫折した元画家、女も地質学を大学で学んだインテリで、毒親持ちとわかる。男が描いた彼女の肖像画が結局は凡作と判明するシーンが切ない。
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yszk
 図書館新着棚から。 20XX年、日本各地で霧の中から古代生物が出現するようになった。それはかつてその生物たちが生息した場所で、観光客はそれを眺めたり、貝類の料理を食べたりできる。という設定で書かれたのが第一部。第二部は現実世界で、その化石資料や痕跡をどこに行けば見られるのか博物館等の紹介がされている。  最初のほうに出てきた鯛やグソクムシ、トウキョウホタテのイラストがどうもかわいくない…と思ったが、爬虫類や哺乳類の古生物のイラストはかわいかった(余計なお世話)。
yszk
2023/11/14 16:18

あと、なぜ貝類は無造作に食べているんだ、貝はもう普通に繁殖している設定なのか、霧からの出現でも食べられるならミズナミジカのモミジ鍋くらい出してくれ、等余計な突込みをいれてみたり。取上げられているのが関東・北海道(が多い)・中部・近畿で、えー東北はーと思ったが、あとがきに『「設定」が専門家のみなさんにどれだけ受け入れられるかがわからなかったため』、別企画で懇意になっている博物館を中心として取上げたためとのこと。全体的には楽しかったです。

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yszk
ヨシタケシンスケ氏イラストシリーズ22作目。著者は作者ではなく採話者的な立場。登場人物のナスレディン・ホジャはアラブ・イスラム圏での民話によく出てくる人物とのこと。とんちや生活の知恵、狡猾なたくらみ、逆に大馬鹿な行動をとって、日本の民話に通じる筋立ても多かった。連想したのは吉四六さんシリーズ。表紙は息子に「人の言うことを気にするな」という教訓を与える話。狂言の『附子』に近い話や、禅問答のような話も。とても短い60話以上収録なので、イラストお得気分。
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yszk
図書館新着棚から。アイキャッチのためかの邦題ピンとこないなぁ。原題は「A History of Plants in 50 Fossils」なのに。どちらかというと「変わった世界環境に適応していく植物の進化の過程」を見せてくれる感じ。起源から人間との係わりまで。こちらに知識がないので流し読み程度しかできないが、へーっという感じだった。ぜいたくを言うなら、大きさの記載は隅にあるのだが、スケールっぽいものも添えてほしかった。
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yszk
ネタバレ黒猫表紙に釣られて。ミステリ作家アンソニー・バークリーの別名義での1926年作品とのこと。SF風ユーモア小説。 高名な生物学者のリッジリー教授は、脳の研究の結果として、別種の生物間の脳移植を可能にしたと主張していた。 反対者の批評文を読んで激高した教授は卒倒して死亡してしまい、共同研究者はリッジリーの脳を若いメスの黒猫に移植してその命をつなげようと…。 喋る猫として蘇ったリッジリー教授は好奇心から家を抜け出てしまって犬やいたずらっ子に追いかけられて女優の部屋に逃げ込むと。
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yszk
先日古書市で見かけて購入。付録のカルタはついていなかった。出身地なのだが、特に歴史や伝承に関心があるわけではないのでお祭り気分に浮かれてのもの。平家の落人系や、弘法大使が来たとかのどこにでもある感じのものが多かったが、時々本来の意味での「やおい」かっと言いたくなるような、「やまなしおちなしいみなし」のお話が混じっていて楽しかった。子供を鮫に取られてしまったお坊さんが、別の地の宿でその鮫の骨を見かけた。お坊さんはその骨を蹴飛ばそうとしたが、間違って柱を蹴ってけがをしてしまい、それがもとで亡くなった、とか。
yszk
2023/11/05 21:20

1994年の自費出版らしく、巻末にショッピングセンター(2001年に倒産)の広告が入っているのも懐かしかった。

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yszk
家族購入本。こけしが仙台弁を解説しています。4コマ漫画としては……ですが、こけしが描き分けられている(表紙のメインキャラは鳴子こけし、他に作並こけし・遠刈田こけし・弥治郎こけし)のは可愛らしい。自分は仙台在住だけど大学からなので、ネイティブ仙台弁を耳にする機会はあまりない。いきなりは聞いたことないなぁ。でも今考えると、以前の勤め先で「だから」を同意の意味で使う人はいた気がする。これは誤解されがちな言葉だよね。ミニ解説に「もっと訛ると「んだがら」になります」とあったけど、その方がわかりやすいと思うなぁ。
キムチ27
2023/11/04 21:23

んだからっしゃァ…わたしが育った時間は、そんな「音」だった記憶です。んの前に鼻にかかったような「ふ」の音が。大学でてまなしに離れた仙台ですから、古い「音」が言葉の記憶になってます。

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yszk
ネタバレヨシタケシンスケ氏のイラストシリーズ、今回はアガサ・クリスティー。 1本目『最後の降霊会』。なぜにこの胸悪怖怖オカルト物が冒頭なんだ。怖いです。イラストも怖い。 2本目の『収穫の多い日曜日』5本目『ナイチンゲール荘』はどちらも「リスタデール卿の謎」からのノンシリーズ短編。既読だけど内容忘れていたので楽しんだ。 3本目『二重の罪』はポアロ。「とび色の髪―きみは本当にとび色の髪に弱いな!」
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yszk
ネタバレ柴田元幸氏が、1919~1947年のアメリカ作家の短編を「準古典」として訳したもの。心覚えをいくつか。 アンダーソン『グロテスクなものたちの書』(1919):初読みの作家。老作家が抱え込み、思い浮かべる諸々のイメージが素敵だった。 ヘミングウェイ『インディアン村』(1924):これは何度か目にしたことが。終わり近くのあの転換で今回もぎょっとする。 ハーストン『ハーレムの書』(1927):作者は黒人女性民俗学者・作家とのこと。初読み。とても面白いけど、聖書の知識がないと味わいきれない感じ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/30(3011日経過)
記録初日
2016/02/07(3063日経過)
読んだ本
1077冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
344477ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
1048件(投稿率97.3%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

基本的には『ガープの世界』の掃除婦のように、「次がどうなるか」知りたくて読んでます。

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