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2024年11月の読書メーターまとめ

yszk
読んだ本
6
読んだページ
1756ページ
感想・レビュー
6
ナイス
662ナイス

2024年11月に読んだ本
6

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • 正太郎
  • ykshzk(虎猫図案房)

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yszk
ネタバレ 古書市で先日購入。再読だけど例によって忘れているので新鮮に楽しめた。第一次大戦下での中立国スイスから、ソ連成立直前のロシアまで、実際に諜報活動に従事したモームが連作短編の形で小説にしている。  上司にあたるR大佐の造形がいい感じ。最初にあまりにもベタなネタを紹介してしまってアシェンデンに詰め寄られるところから、チップをうまく渡せずにまごついていたり。 直接的ではないけど人は確実に追い詰められたり処刑されたりしている。その加減がうまいなぁ、と思う。
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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

yszk

あああ年末調整の季節がやってきた―。10月は少なめ。 2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1543ページ ナイス数:569ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2024/10

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2024年11月の感想・レビュー一覧
6

yszk
図書館新着棚から野次馬的好奇心もあって。202X年代に相次いだトヨタグループでの不正問題。 日野自動車、ダイハツ工業、トヨタ自動織機等のそれぞれの問題が分けられて説明されていた。 助手席側の実験結果を運転席側に転用したのは悪質だなぁ…(というか私にわかる不正はその程度だからかもしれない)。 調査報告書の文章に「バッドニュースが速やかにエスカレーションされる風土が」とあって妙に笑ってしまった。 そりゃ設計関連の人たちがかかわらなきゃ、不正はできないよねぇ。
yszk
2024/11/29 18:51

あと筆者はトヨタの社風は不正防止に最適なのにグループ会社に対して性善説で接しすぎていたから防げなかった、という感じがものすごーく出ていて、へー、業界的にはそうなのか、素人で離れた土地の自分は「カンバン方式」で下請けにきついという印象が強いんだけどなーという気持ちになった。

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yszk
ネタバレコナン・ドイル1879年の幻のデビュー作と言われる『ササッサ谷の怪』から、1930年の最後の作品『最後の手段』まで14短編をまとめたもの。もとは1980年代に小池氏が版元を騙して(とは若い頃の北原氏の発言)出させたホームズ以外のドイル作品集らしい。 怪異譚系は時代もあるだろうけどまぁそんなものかなぁというちょっとしょぼいお話。 複数作品で田舎の老人が普通に追いはぎ殺人企てていて恐ろしいw 両親がモデルかもしれない『やりきれない話』は本当につらい。父親のアルコール依存症によるクズ行動がリアルすぎる。
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yszk
ネタバレ 古書市で先日購入。再読だけど例によって忘れているので新鮮に楽しめた。第一次大戦下での中立国スイスから、ソ連成立直前のロシアまで、実際に諜報活動に従事したモームが連作短編の形で小説にしている。  上司にあたるR大佐の造形がいい感じ。最初にあまりにもベタなネタを紹介してしまってアシェンデンに詰め寄られるところから、チップをうまく渡せずにまごついていたり。 直接的ではないけど人は確実に追い詰められたり処刑されたりしている。その加減がうまいなぁ、と思う。
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yszk
ねこようかい等でおなじみぱんだにあさんのクトゥルフもの。フカフカしていないどころか粘液出しているし、肉球は吸盤だしで勘弁してほしいw長毛と思ったら触手とか。結構設定が忠実らしく(あとがき見たところちゃんと元ネタ複数読んでの作品ぽい)、主人公カー太くんは本人も苦労するし、周囲に災厄をまき散らす存在となっている。「一番可愛いのはシュブ=ニグラスだって…」を繰り返す八木山さんこわいw(あ、黒ヤギだからか)。狂言回しの神父がうざくて楽しい。ウルちゃんは可愛い!お母さんが一番したたかに現世利益を得ていて恐ろしいw
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yszk
図書館新着棚から。遠藤氏が設立した未経験者に限定した素人劇団『樹座』について、新潮社の担当編集者で、初期から関わっていた筆者が経緯や歴史を書いたもの。遠藤氏のファン会報に連載されていたらしい。 本人たちは楽しそうではあるのだが、自分が演劇自体を苦手にしていることもあって、ふーんそうなんだ以上の感想はあまり持てなかった。音痴や演技力ない人たちの演劇を楽しめるかというと一層厳しいしなぁ。北杜夫氏の思い出話(ハムレットを演じた時等)くらいの分量で自分には十分だったなぁという結論。
yszk
2024/11/09 15:34

それにしてもこういう経緯での劇団でも分裂が起きたりするんだ。演劇はやる人は楽しいみたい。 表紙は遠藤氏の死後、解散が決まった劇団のラスト追悼公演のポスター。

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yszk
ネタバレ 以前FBで流れてきた海外文学関連の画像で「Hermann Hesse-Der Steppenwolf」の文字列を見て、「ステッペンウルフってボーントゥービーワイルドだよね(この部分しか知らない)、なんでヘッセ???」となって気になったので。といってもヘッセの方も『車輪の下』(子供の頃読んだのでほぼ忘れてる)とか『シッダールタ』、教科書のトラウマ話『少年の日の思い出』くらいしか知らない。  ヘルマン・ヘッセが自分を投影しているらしいイニシャルが同じハリー・ハラーの手記(狂人のためだけに)を中心に、
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/30(3172日経過)
記録初日
2016/02/07(3224日経過)
読んだ本
1108冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
355088ページ(1日平均110ページ)
感想・レビュー
1079件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

基本的には『ガープの世界』の掃除婦のように、「次がどうなるか」知りたくて読んでます。

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