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2024年12月の読書メーターまとめ

tokika
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9
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1972ページ
感想・レビュー
9
ナイス
99ナイス

2024年12月に読んだ本
9

2024年12月のお気に入られ登録
2

  • 星野流人
  • ぼん

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tokika
ネタバレ限定カバー【夏】付き。人気ミステリ作家・宮内彰吾の不倫相手の子供として生まれた藤阪燈真。会ったこともない宮内が病死した際、異母兄・松方朋晃に、タイトルだけ残っている父親の遺作を探すよう依頼される。燈真は、父の遺作『世界でいちばん透きとおった物語』を探しに、父の交友関係を辿っていく――。大変にうまくできた物語だった。ミステリ作家の遺作のミステリを探す小説であり、それとは別の謎解きがあり、本文に通底する大きな仕掛けがあり……いい読書体験でした。今まで何となく読まずにいた京極夏彦さんの作品を読みたくなった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
9

tokika
ネタバレシリーズ12作(13冊)目。気づいたら中世RPG世界の勇者パーティになっていたSOS団。さらにスペースオペラ、西部劇……と、次々に作りものらしき世界にワープさせられる。無邪気に楽しむハルヒをよそに、キョンと小泉と長門は元の世界に戻る方法を考える――。コスプレ回ながら、最近はやり(?)の量子もつれがメインテーマで勉強になる。結局、原因となった何者かはわからないままということか。しかし、校正頑張って……! 感がすごい。いくら何でも主人公(というかタイトルロール)の名前を間違えるのはちょっと……と思ってしまう。
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tokika
ネタバレ連作短編集。6話収録。主に料理の配達を担当する配達員と、六本木に店を持つデリバリー専門レストラン。そのレストランでは、料理の提供だけでなく、探偵業務も請け負っていた――。本屋で作者のサイン本を販売していたので購入してみた。令和のミステリという感じで、世相を映した面白い設定だと思う。語り部たちによって後味が悪い話からちょっといい話までバリエーション豊富……と思いきや、各話の語り部たちが集合する最終話は、すっきり解決とはいかない感じで意外だった。オーナー的に配達員同士の情報交換はセーフ、という線引きなのかな?
が「ナイス!」と言っています。
tokika
ネタバレ限定カバー【夏】付き。人気ミステリ作家・宮内彰吾の不倫相手の子供として生まれた藤阪燈真。会ったこともない宮内が病死した際、異母兄・松方朋晃に、タイトルだけ残っている父親の遺作を探すよう依頼される。燈真は、父の遺作『世界でいちばん透きとおった物語』を探しに、父の交友関係を辿っていく――。大変にうまくできた物語だった。ミステリ作家の遺作のミステリを探す小説であり、それとは別の謎解きがあり、本文に通底する大きな仕掛けがあり……いい読書体験でした。今まで何となく読まずにいた京極夏彦さんの作品を読みたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ第64回収録。カバー裏に西浦高校校歌収録。2年生編のはじまり。部員の後輩を中心に11人の新入部員を迎えた西浦高校野球部。まずは間近に迫った春大会を目指す――。やっと1年が終わったんだなーという感慨。某ドカ食い漫画を読んだせいか、1日5000kcal摂取!? と戦慄。それをゴリゴリに燃焼させてると思うと、三橋ですら1年生と比べてたくましくなった理由がよくわかる。現実の「1年生エース」がいかにすごいのかも。そして「ベンチ入りは20名」というのが……ひとりベンチ外になっちゃうんだな……と余計な心配をしてしまう。
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ネタバレ完結。最終皇帝編。巻頭にカラーページ収録。40年の治世を敷いた皇帝オライオンだが、アマゾネス・クリームヒルトに継承法を使い崩御。七英雄・ロックブーケを倒したクリームヒルトは皇位を継承せず、ジェラールの孫・ジェラール二世に継承法を使う。ジェラール二世は最終皇帝として、七英雄・ワグナスとノエル、七英雄本体を倒す――。パーティはデザートガード固定、サイゴ族・ノーマッド(女)・フリーメイジ(男)→アマゾネス・インペリアルガード(男)・イーストガード。インペリアルガード(女)、イーリスも登場。駆け足なのが惜しいー。
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ネタバレ傭兵皇帝オライオン編。巻頭にカラーページ収録。20年超の治世で皇帝ジェラールは七英雄・ボクオーンを倒すが、七英雄・スービエに敗北。ヘクターの息子・オライオンに伝承法を使う。皇位継承を拒むオライオンだが、七英雄・ダンターグとスービエを倒したことで、傭兵皇帝として即位する決意をする――。パーティは宮廷魔術士(男)、帝国猟兵(男)、格闘家、ホーリーオーダー(男)。武装商船団、軍師、ホーリーオーダー(女)、サイゴ族、名前だけサラマンダーとモールも登場。七英雄は小林智美さんのデザイン風。一緒に行動してる兄妹が好き。
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ネタバレ同名ゲームのコミカライズ。皇帝ジェラール編。巻頭にカラーページ収録。モンスターによる闘争の時代、人々は伝説の七英雄の帰還を待っていた。しかし七英雄・クジンシーがバレンヌ帝国に侵入、第一皇子と皇帝を殺害。魔道士・オアイーブに自分の能力や経験を授ける伝承法という能力を与えられていた皇帝は、第二皇子・ジェラールにあとを託す。父の決死の見切りを継承したジェラールはクジンシーを倒し皇帝に即位する――。パーティは初期メン(ジェイムズ、テレーズ、ベア)+ヘクター。シティシーフ(男女)と格闘家と名前のみ宮廷魔術士も登場。
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タイトルどおり、『レーエンデ国物語』第1部~第4部の内容をまとめたガイドブック。各部の紹介(ストーリー、イメージボード、年表、地図、人物相関図)、聖イジョルニ帝国について、主要登場人物、作者の創作メモやインタビュー、地誌(用語図鑑)収録。特に地誌は知識を補う感じで楽しく読めた。個人的には、あと1冊で完結だと明言されているのだから、完結後に作品全部を網羅したガイドブックにした方がのちのち良かったのではないかと思う……。あと、作者の創作メモやインタビューを最後の章にした方が構成上美しかったのではないかと……。
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ネタバレシリーズ5作目。短編5話収録。上司・風祭警部と後輩・若宮愛里に振り回されっぱなしの麗子。麗子が語る事件を、執事探偵・影山はキレ良く解決に導く――。『浜辺のパラソルの問題』は、お嬢さまとしての麗子が事件に遭遇する話で新鮮だった。ついに麗子もプライベートで殺人事件にかかわることに……。お約束を逆手にとって一ひねりしてあるエピソードも多く楽しく読めた。『服を脱がされた男』と『四回殺された女』はアイディアの勝利。星宮キラリに配慮したり、タイトル回収か麗子の誘いでディナーに同席したり、影山の印象が柔らかくなった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/07/06(5300日経過)
記録初日
2008/11/30(5883日経過)
読んだ本
5273冊(1日平均0.90冊)
読んだページ
1122100ページ(1日平均190ページ)
感想・レビュー
1786件(投稿率33.9%)
本棚
24棚
外部サイト
自己紹介

読んだ本をまったり登録中。「感想・レビュー」を募金きっかけに書き始めたのですが、レビューというよりも個人的な内容の覚書。あとから自分で見返したときに何となく本の内容を思い出せたらいいなーくらいなので、参考にはならないかと思います。基本的には褒めるのが先に来ます。

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