個人ではなく分人という考え方の提唱。対人関係や自己分析において分人として捉えると腑に落ちるというか、納得できる。本当の自分、キャラを作る、仮面を被る、などの考え方は個人としては捉えているから。

個人ではなく分人という考え方の提唱。対人関係や自己分析において分人として捉えると腑に落ちるというか、納得できる。本当の自分、キャラを作る、仮面を被る、などの考え方は個人としては捉えているから。

2024.9.20映画公開前に先立ち読了。CODAとして生きる五十嵐大が赤裸々に綴られる。聴覚障害の親を否定する気持ちと、それでも支えたいと肯定する気持ちで揺れ動く。聴覚障害者に限らず社会的マイノリティの人たちへの差別や偏見は知らないことによって生まれる。本書や映画が公開されることで『知る』ことのきっかけになってほしい。

特集記事“人生100年時代の口腔メンテナンス” 8020運動が推奨されて35年、今はKEEP28という目標らしい。100歳で健康な歯を28本残す。ホームケアのポイントは「2+2+2+2」歯磨きは1日2回、歯磨き剤は2㌢、2分間、口の中のフッ化物をうすめてしまわないよう2時間飲食を避ける。歯科医院にも定期的に通い予防することが大事。

神奈川新聞連載の椿の恋文全カットの画集。ツバキ文具店の第3弾のことは知っていたが、そうか新聞連載だったのか。新聞で鳩子さんの物語が毎日読めた神奈川の方達は、なんて幸せ！本編の椿の恋文を読む前に画集を手にしてしまい、多少ネタバレになってしまった。でも、それは残念なこととは思わなくて予告編を見たようなワクワク感が高まった感じ。伊豆大島にも行きたくなる。

映画鑑賞後に原作があることを知り読了。主人公エッガーの愛した人、マリーがアルプスの山々を陶器みたいだと表現していたのが印象的。毎日ただ生きる、名もなきエッガーのある一生だけれど、確かに生きていたことがわかる。自身の心臓の鼓動を聞き、次の鼓動が来ないことを知り、エッガーは死んだ。この最期の描写がエッガーらしいと思った。