2024年10月の読書メーターまとめ

読んだ本: 5冊

読んだページ: 2088ページ

感想・レビュー: 5件

ナイス: 202ナイス

2024年10月に読んだ本
5

本を登録する
2024/10/30
邪悪なる大蛇
- ピエール・ルメートル
344
登録
339
本を登録する
2024/10/24
ミゼレーレ下 (創元推理文庫)
- ジャン＝クリストフ・グランジェ
384
登録
61
本を登録する
2024/10/20
ミゼレーレ上 (創元推理文庫)
- ジャン＝クリストフ・グランジェ
384
登録
78
本を登録する
2024/10/13
極夜の灰 (創元推理文庫)
- サイモン・モックラー
480
登録
291
本を登録する
2024/10/05
死はすぐそばに (創元推理文庫)
- アンソニー・ホロヴィッツ
496
登録
786

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しーたけぱぱ

2024/10/05

毎年楽しみにしているホロヴィッツの一冊。今回は高級住宅街（小さな披露山庭園住宅街のイメージですね）で起こった殺人事件。どうやら近隣同士の軋轢が原因と思われるが、誰もが動機があり疑わしい。果たして犯人は誰か？というフーダニット。密室の種明かしは少々粗い感じもしたが、十二分に堪能。珍しくモヤモヤしたまま終了かと思いきや、こんな結末とは...。少々ゾゾっとしたし、そこに至る伏線に感服（なるほどねぇ、だからホーソーンは袂を分かったのかぁ...）。ホーソーンの違った一面が明かされて、これからの展開が待ち遠しいです。

2024/10/09 09:43

毎年出してくれて、それが毎度クオリティ高いシリーズいくつか押さえておくと、気づいたら年明けますよね（笑）

しーたけぱぱ

2024/10/09 14:51

だから年取るのが早い😭

が「ナイス！」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

しーたけぱぱ

2024/10/30

凄腕の殺し屋マティルド。認知症を患い、やたら銃をぶっ放す等仕事の精度が粗くなってしまい、組織の上司アンリからも見限られ狙われるようになってしまう。老女のど派手な立ち回りを書く異色クライムノベルは、どこかシニカルでブラック感漂う。独特な作風は既刊『～アレックス』というよりは『監禁面接』に近い。感情移入しかかった登場人物が思いの他バタバタ死んでいく意外性が楽しい。最後になってこの人が出てくるとはね...。これから読む方は、深く考えることなく肩の力を抜いてこの世界観を楽しみましょう！

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレナチを根源とするカルト集団、主人公の元刑事が体現した戦争犯罪、フランス領土内の治外法権の自治領等荒唐無稽といってしまえばそうなんだが、よくここまでフィクションを作りあげるなぁと感心。『死者の国』には及ばずも面白く読めました。耳の中の渦巻管を突き破るほどの鋭利な謎の凶器が”アレ"とは...ね。う～ん、賛否両論ありそう。そのぶっ飛んだ発想も含めグランジェなのでしょう。

が「ナイス！」と言っています。

惨殺死体となってパリの教会で発見されたチリ出身のアルメニア人聖歌隊指揮者。たまたま居合わせた定年退職した老刑事がヤク中の青少年課の若手刑事と捜査にあたる。そもそも権限のないこの二人が何でこんなに深い捜査ができるのかはご愛敬。コンビで結構いい味を出しているので許そう（笑）何かを暗示したような陰惨な連続殺人事件と発展していくのだが、これがチリのピノチェト軍事独裁政権とそれを当時裏で支えていた西側資本主義国家の策謀が深く絡んでいることが徐々に明らかになっていく。後半からさらに快調。下巻も期待。

2024/10/21 08:20

あー、一つ読んだけど遠巻きに見てる作家さんのだ～（苦笑）ぱぱさんの感想読むと面白そうだけど。

しーたけぱぱ

2024/10/21 22:28

mippoさん、私はグランジェさん結構お気に入りなんですが、こればっかりは好みがありますからね😅本作、マイナーだけど私の中では今年の指折りの作品に入りそうな予感がしてます😌

が「ナイス！」と言っています。

しーたけぱぱ

2024/10/13

陸軍兵３名が取り残されたされたアメリカのグリーンランド基地。火災により二人が死亡、瀕死の重傷を負いながら陸軍兵コナーのみが生き残った。一体何が起こったのか、どうやってコナーだけが生き延びたのか...。昏睡状態から目覚めたコナーに精神科医のジャックは聞き取り調査を始める。驚きの真相に行きつくまでの伏線が見事で、回収されていく様が面白い。それ以降はスパイ・アクション小説さながらの展開で、それはそれで楽しめたのだが、ジャックは医者だよね？と思わず突っ込みたくなってしまった...（笑）

が「ナイス！」と言っています。

毎年楽しみにしているホロヴィッツの一冊。今回は高級住宅街（小さな披露山庭園住宅街のイメージですね）で起こった殺人事件。どうやら近隣同士の軋轢が原因と思われるが、誰もが動機があり疑わしい。果たして犯人は誰か？というフーダニット。密室の種明かしは少々粗い感じもしたが、十二分に堪能。珍しくモヤモヤしたまま終了かと思いきや、こんな結末とは...。少々ゾゾっとしたし、そこに至る伏線に感服（なるほどねぇ、だからホーソーンは袂を分かったのかぁ...）。ホーソーンの違った一面が明かされて、これからの展開が待ち遠しいです。

2024/10/09 09:43

毎年出してくれて、それが毎度クオリティ高いシリーズいくつか押さえておくと、気づいたら年明けますよね（笑）

しーたけぱぱ

2024/10/09 14:51

だから年取るのが早い😭

が「ナイス！」と言っています。