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2023年12月の読書メーターまとめ

ちくわん
読んだ本
30
読んだページ
1488ページ
感想・レビュー
30
ナイス
480ナイス

2023年12月に読んだ本
30

2023年12月のお気に入られ登録
2

  • しゅり
  • 山田

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちくわん
ネタバレ1935年8月の文藝春秋。生活に不自由しない蒲原龍彦とその妻子。長男の失踪と新潟の山奥の温泉での逗留。1930年代の初期の作品は、孤独、虚無、淫楽に対する絶望を描いた、と安吾が言っている。本作も、これに則っているのだろうが、今一つピント来ない。難しい
が「ナイス!」と言っています。

2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

ちくわん

2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:24冊 読んだページ数:1662ページ ナイス数:384ナイス 坂口安吾しか読んでない。人生は厳しい。 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/690249/summary/monthly/2023/11

が「ナイス!」と言っています。

2023年12月の感想・レビュー一覧
30

ちくわん
ネタバレ1954年9月のキング。自分が考えた偽の身上相談の投書マニアの悲劇(喜劇?)。失業し、新聞が買えなくなり、若い女房を接客の仕事に出す。自分は家で投書に没頭。やがて女房に男が…。いよいよ本当の身上相談をすることに。時代を感じさせない話だった。
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ちくわん
ネタバレ1942年6月の文芸。「真珠」湾を攻撃した特殊潜航テイの乗組員(九軍神)について。「行って来ます」と「行きます」の違いに唸る。
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ちくわん
ネタバレ1946年3月の新女苑。どこか安吾の友人達を思わせる「おかしな方々」が酒を巡り繰り広げる騒動。SADM(坂口安吾デジタルミュージアム)によると本作がファルス小説とのこと。勉強になった。
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ちくわん
ネタバレ1931年1月の「言葉」。なお「言葉」は第二号で終わり「青い鳥」になった。坂口安吾の第一作。これまでの流れから予想通りまったく理解できなかった。
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ちくわん
ネタバレ1949年8月の別冊文藝春秋。1949年5月24日に、皇居内済寧館で行われた名人戦第五局、塚田名人対木村前名人の一局を安吾が語る。この後、1972年まではほとんど大山さんというのも、なるほどと思われた。ノンフィクション。
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ちくわん
ネタバレ1948年1月のオール読物。35才で二人の子をもつ未亡人の話。安吾の作品に○○物語、というタイトルがいくつかある。気になるくらいある。あとで調べよう。
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ちくわん
ネタバレ1951年9月の別冊文藝春秋。ヒダ王朝について、後日、本格推理日本史を発表する、とあるが、やったのか?
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ちくわん
ネタバレ1948年7月の文藝春秋。文法をいくら学校で教えても、敬語を含めコトバという生き物は状況に応じて変化し続ける。学校よりも影響力がある新聞の役割はどうなのだ。
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ちくわん
ネタバレ1954年7月の別冊新潮。おならが止まらない住職。おつとめにも支障をきたす。理解してくれる檀家もいるが、目の敵にする人々も。人間にとって、夫婦関係において、おならとは何かを問う。最期は、おならを我慢して…。真理を突いたテーマだと思う、ちょっと、あれだが。
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ちくわん
ネタバレ1948年8月の季刊「作品」。成人した信長が松永弾正の手引きで京都に入る所まで描き未完に。この続き、というか代わりが1952年10月からの「信長」(新大阪)なのか。
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ちくわん
ネタバレ1951年4月~12月(6月除き)のオール読物。Kindleの別本。当時の事件・スキャンダルを安吾が評する。その八では自身の人生を振り返る。晩年の作品は格段に読みやすい。最近は師走、ということ以外にも時間を取られ、その上、寒くて眠い。まだまだ安吾が終わりそうにない。
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ちくわん
ネタバレ1947年11月の雑誌「社会」。特攻隊員だった男四人と女三人のドロドロした愛憎劇。戦争が終わり、混沌とした世相を描く。
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ちくわん
ネタバレ1953年8月の別冊文藝春秋。安吾の上杉謙信が川中島で武田信玄と激突するSFチックな作品。
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ちくわん
ネタバレ1954年12月の小説新潮。若き棋士が対局後に行方不明に。観戦した文士が探し出した秘密は…。突然「女占い師の無言の威厳」というキーワードが登場。奇跡か??二つの作品には16年の隔たりがある。この二作品を続けて読んだ私の引きが凄いのか?それとも安吾の全作品に登場しているのか?
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ちくわん
ネタバレ1938年1月の文学界。「女占師の敵意の視線」つまり表情の話なんだろうが…。やはり初期の安吾は難しい。二度読んだが、さっぱりだ。
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ちくわん
ネタバレ1947年7月の光。小説を書く以外につぶしのきかない日本唯一の作家、三枝庄吉の作家活動と死を描く。モデルは牧野信一(1896-1936)。今読んでいるKindleの「坂口安吾全集・444作品⇒1冊」のうち牧野が登場する作品は24作品。5.4%と高い。
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ちくわん
ネタバレ1935年8月の文藝春秋。生活に不自由しない蒲原龍彦とその妻子。長男の失踪と新潟の山奥の温泉での逗留。1930年代の初期の作品は、孤独、虚無、淫楽に対する絶望を描いた、と安吾が言っている。本作も、これに則っているのだろうが、今一つピント来ない。難しい
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1947年12月の個性(第一巻第一号とある。創刊号?)人類の歴史は現代、中世、古代に別れる。敗戦で日本は中世に戻った。中世は集団(安吾は徒党という)の時代。血縁、地縁、組合などなど。古代は一人一人で生きる。明らかに今も中性が強力に残っている所があちこちに。
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ちくわん
ネタバレ1947年6月の潮流。芥川龍之介の家で甥の葛巻義敏と同人誌の編集作業に明け暮れた頃の青春を語る。安吾流翻訳術「…辞書をひかずに、分からぬところは、ぬかして訳してしまうから早い…」さすが。友人たちの死やカフェのマスタの求人に応募したこと(履歴書を渡したらしい)など。
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ちくわん
ネタバレ1947年1月の文化展望。安吾の子供の頃から戦中あたりの話。戦争に関してなかなか過激な発言があるが、これが安吾の真髄か。
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ちくわん
ネタバレ1935年7月の作品。小説。弁護士椋原孔明が高額の金策に走り回る。ある所へ借金をお願いする手紙を出したが、その件に全く触れない実に詩的な返信があった。ん~ん?やはり初期の安吾は難しすぎる?
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ちくわん
ネタバレ1941年12月の現代文学。毎度登場する京都の碁会所を開いた食堂の店主家族や常連の話。プライバシーはお構いなし。巻末の附記によると 「古都」という仰々しいタイトルは気に入らないので後で変えたい、とあるが果たして。
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ちくわん
ネタバレ1949年8月~1950年3月の講談社倶楽部。アプレゲールな三人の大学生が経営する商事会社、箱根の宗教団体を舞台に老若男女が入り乱れる。(続く)
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ちくわん
ネタバレ1938年12月の文体。越後魚沼の閑寺。六袋和尚になついた団九郎狸は、和尚の死後も寺で過ごす。メルヘンチックな昔話。
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ちくわん
ネタバレ1953年6月の文藝春秋。梟雄(きょうゆう)とは、残忍で強く荒々しい人。身分は低いが才能を活かし、次々と相手を倒し美濃を手中に収めた斎藤道三の物語。
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ちくわん
ネタバレ1950年1月の文学界。伊東市の町医者、赤城風雨を顕彰する碑のための詩を安吾が書いた。戦前から日本中に蔓延した流行性肝臓炎治療の先駆者。
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ちくわん
ネタバレ1931年6月の「青い馬」(岩波書店)。風博士はPOPOPO!にTATATATAH!で、蛸博士はインフルエンザ。私には全く理解できなかった。しかし、牧野信一は激賞した。初期の作品は難しい?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1947年1月の文芸。20才で代用教員だった一年間を語る。子供たちをよく観察していた、男女問わず、いろいろな意味で。
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ちくわん
ネタバレ1946年9月の「社会 創刊号」(鎌倉書房)。天下を取っても何かを恐れ、何かに怯えた秀吉。実子秀頼のために関白である養子秀次を殺す。そこに現れたのは…。我(秀吉)の中の鬼…ということか。数えてはいないが戦後すぐは雑誌の創刊が多く、安吾も結構書いたよう。それはそれで数えておきたい。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1946年7月の中央公論。キミ子という魔性の女の話。タイトルの二つは何度も登場するが、タイトルからは、この内容を想像しなかった。主人公の落合太平のアパートにキミ子から電話があり呼び出される、この電話は誰のだ?大家さん?この頃の電話事情がわからん。気になっている。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/08(2923日経過)
記録初日
2016/07/07(2924日経過)
読んだ本
1761冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
360850ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1761件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
その他
自己紹介

ポーと円朝を頑張ろう。しかし、決して目標を可視化はしない。人生とは、そういうものではない、とつくづく思う。(2024年5月19日更新)

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