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2023年4月の読書メーターまとめ

ちくわん
読んだ本
34
読んだページ
5083ページ
感想・レビュー
34
ナイス
606ナイス

2023年4月に読んだ本
34

2023年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちくわん
ネタバレ1986年5月の「深夜特急第二便」の前半部分の文庫化。インド・カルカッタから、ネパール・カトマンズを経てデリーまで。最後にカルカッタで出会った此経啓助氏との対談がオシャレだ。第八章だけ違和感を覚えたのはなぜだ?
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2023年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ちくわん

2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:29冊 読んだページ数:8029ページ ナイス数:575ナイス さすがに仕事をしていないと、読書が進む。地図を買い万歩計も買い3月だけで200キロくらい歩いた。今はスマホだけで地図も万歩計もなくても大丈夫。しかし私は全部をスマホに頼らない。★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/690249/summary/monthly/2023/3

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2023年4月の感想・レビュー一覧
34

ちくわん
ネタバレ2008年6月の本。講談社「読書人の雑誌 本」に連載。落語を通して江戸時代と現代の「違い」を丁寧に紐解く。旧暦の日付ごとの月の出入り時刻に感動。理科と歴史の融合?他にも誕生日、正午、○代目○○、金銀銅の単位などなど。三遊亭円朝の真景累ケ淵が引かれたのでKindleで並行読みしたが、想像以上長い、406ページ。これを噺すとは、落語家恐るべし。
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2001年3月の本。著者は明治製菓株式会社にいた方。昼食の成り立ちから弁当、給食、外食の歴史。ブレークダウンして麺類、カレーライスの歴史。家で作って家で食べていた食事(特に昼食)が、もしかすると外で作って家で食べるように変化するのか。後半、引用への依存が強まるが、テーマに惹かれたので楽しめた。
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ネタバレ初出1939年11月の新青年。大久保石見守の隠した7万両を巡る連続殺傷事件。横溝正史の金田一耕助シリーズが彷彿させる、推理ものではないのだろうが。
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1998年5月の本を文庫化。ナチスが政権を握ったのが1933年。ポーランド侵攻が1939年。その間に行われたベルリンオリンピック。記録映画を監督したレニ・リーフェンシュタールへのインタビューと日本選手の活躍と挫折。沢木氏らしいドキュメンタリーであった。
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ネタバレ2018年10月の本。エッセイ、なのだと思う。母、父、息子、漱石、金大中。妻、飼い猫。朝鮮とドイツ。氏だから語れる「もの」がある。素直な気持ちで感じ、考え直すべきことがある、ようだ。それとは別に著者は「棍棒で頭を殴られる」ことがよくあるようだ。
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ネタバレ初出不明。鳴海司郎が無頼漢に追われる男から頼まれ、橋から飛び込もうとする若い娘を助ける。とわここから始まるストーリー。
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2010年4月の本。40年前のこの季節、目黒の教室で初めてイプシロン・デルタ論法の洗礼を浴びた。本書購入にあたり、まず演習問題の解答を見る。数学書奥義の「自明」はない。次に「はじめに」を読んで細井先生を信じてよいことを悟る。最初からきれいなデルタがあるのではない。「発見的な証明」を整形して「天下り的な証明」に書き直す。著者は1982年に「イプシロン・デルタを理解するために 数学のまわりの論理と日本語」を出版されている。もしこの本を手にしていたなら、私の人生が変わったであろうか。(いや、そんなことはない)
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ちくわん
ネタバレ2008年9月の本。自然言語処理のため読む。半世紀以上日本語を母国語としているので、ほぼ大丈夫?しかし理由の説明なき例外が多く、実装の妨げか?いずれ「日本語を母国語とする方々」が受験対象の試験だそうです。
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2017年3月の本。「コンピュータの知識」をアップデートするために読む。当然、新しいコトバは出てくるが、腰が引けるほどではなかった。電力消費量を下げる技術の大切さ。次は「ネットワークの知識」かな。
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ちくわん
ネタバレ2001年9月の本。日本語のオンパレード。いろはかるたで江戸、京都で共通したのが「つ 月夜に釜をぬく」だけ。これはこれで凄い。ここからの派生も多いことだろう。
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ちくわん
ネタバレ1938年6月から新少年に連載。江戸の紅葵こと大場剣作改め剣之進の活躍を描く。幕末の井伊派と尊攘派の戦い。ヒロインは水戸藩桜井月山の娘照江と剣之進の兄大場剣十郎の娘弥生。映画化されテレビドラマにもなったらしい。このあたりの胡堂の作品は情報が乏しく困っている。いや、それでも頑張る。
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ちくわん
1999年4月に発行された単行本の文庫化。一番下の妹による。ドラマは観ていた。1981年8月の航空機事故も覚えている。ご本人の若い頃の写真は拝見した。物凄い衝撃を受ける。
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ネタバレ1987年12月の本。実家にあった。すっかり日焼けしている。明治初期の5人の日本人科学者。北里柴三郎、高峰譲吉、長岡半太郎、池田菊苗、鈴木梅太郎。そこに夏目漱石を加える。「日本人に創造性はあるか?」、答えはある。「創造性の妨げは?」、答えは青山胤通であり森林太郎(鴎外)。科学史として、面白かった。菊田と漱石の交流。菊田となぞのドイツ女性。などなど、ここを起点に知識を広めたい。
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ちくわん
ネタバレ1914年(大正3年)11月に学習院で講演。今読んでいるブルーバックスに関連して。ここで漱石は「学習院の学生さんは権力、金力がある。個人主義を正しく理解して行使していただきたい」と述べる。その通りだ。
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ちくわん
ネタバレ初出は1922年(大正11年)1月。侍が街道からだいぶ入った藪の中で殺されていた。侍、侍の若妻、盗人の言い分は大きく異なる。深い。作者の意図がわからない。事件は関係者の証言だけでは解決できない、ということか。まさに「藪の中」。
藪の中
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ちくわん
ネタバレ1986年5月の「深夜特急第二便」の前半部分の文庫化。インド・カルカッタから、ネパール・カトマンズを経てデリーまで。最後にカルカッタで出会った此経啓助氏との対談がオシャレだ。第八章だけ違和感を覚えたのはなぜだ?
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ちくわん
ネタバレ初出は1928年11月の少女倶楽部。亡くなった友人からストラドヴァリウスを譲り受けた立花兄妹。軽井沢から列車で上野に向かう中、ヨーロッパの小国出身のベーカーと意気投合する。少女向け国際サスペンス風。
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ちくわん
ネタバレ1940年5月の講演の速記録から。小さい国でも悪い条件が重なると核兵器を保有してしまった21世紀。本書で論じられている戦争と、今後起きうる戦争は中身が変わってしまったのだろうか。国レベルの併存、協調を優先して行くことを不能にしないために、常に「相手(国)を知る」という行為の継続が必要ではないか。あまり本書の感想にはなっていないが。
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ちくわん
ネタバレ初出は1935年12月、富士。天保の改革の悪者は?大分限の木場廻船問屋増田屋の次女お豊が身を呈して挑む。野村胡堂にしては意外な結末か。
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ちくわん
ネタバレ初出不明。大砲の井上家、火薬の稲富家。五貫目(19キログラム)の玉を五十丁(5.5キロメートル)撃つことができるか。お家再興と許嫁と由井正雪の謀反がてんこ盛りのサスペンス。個人的に近江(江州)の遠江(遠州)の意味がわかってうれしかった。一回読んだことがある。
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ちくわん
ネタバレ初出は1936年12月の新青年。流行歌手長島若菜が代官山の自宅で拳銃で撃たれて殺された。二丁ほど離れた所に住む別居中の夫で音響学者長島長太郎は開発したばかりの音響兵器で殺したと自首するが…。アミがフランス語で「愛人」、一丁が1.82メートル×60間=109メートルであること学ぶ。トリックは、まぁなるほど。しかし90年前に書かれたと思えば、少し驚き。
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ちくわん
ネタバレ初出は1930年3月の文芸倶楽部。筋はともかく、永田町の外交研究会(という民間団体)の金庫に保管されていた外交上の重要な覚書(機密文書)が何者かに盗まれた、って「外交上の機密文書を民間で保管」自体が大問題では?さらに「金庫の合言葉」がわからない、とある。この時代にはそういう金庫があったのだろうか?謎だらけの作品。
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ちくわん
ネタバレ1930年6月に文芸倶楽部に掲載。女優柳糸子が美人像が持つ短銃で撃ち殺された。容疑者は男女複数人。本話が「探偵花房一郎のノートより」の(1)悪魔の顔、(2)踊る美人像のいずれに収録されているか。(普通に考えて2なのではあるが)現物があるようなので近場の県立図書館で調査しよう。
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ちくわん
1955年11月の本か?徳川忠長の倅、駿河太郎が将軍家光の命を狙う話。少年少女向け歴史冒険譚。
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ちくわん
1930年10月に文芸倶楽部に掲載。遺産を巡る二つの殺人事件を探偵花房一郎と新聞記者千種十次郎が解決する。この二人は以前読んだ「笑う悪魔」(未完、探偵小説雑誌ロック、1948年12月~1949年8月連載)に登場する。順番から察するに愛翠書房から「探偵花房一郎のノートより」を出版し、直後、ロックに書き始め、出版社の何らかの都合で未完となったのだろうか?この経緯の方がミステリーだ。
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ちくわん
ネタバレ1932年9月の本。「朝日」に掲載。(この朝日は何だろう?)碓氷峠で裸で育てられた赤毛、碧眼の娘お島は軽業一座を経て三千石の旗本の妾となる。お島の出生の秘密を追う。■本書に合わせて読了した本「猟色の果」1949年2月の本。娯楽世界に掲載。差札の江島屋宗三郎は妻三人、妾何十百人。ある晩、二度目の女房の幽霊が現れて…。わずか7ページの短編。
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ちくわん
1933年4月、オール読物。天保の大飢饉の中、金座後藤家は莫大な不正資産を築く。勘定奉行矢部駿河守は水茶屋の娘お駒に後藤家の屋敷を探索するよう命じる。■最近、ご無沙汰していた野村胡堂を1話ずつ読んでいます。
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ちくわん
初出不明。将軍家光の頃、山形藩重臣の子、松根余吾之介が、最上騒動の仇討ちと切支丹弾圧の中で、許嫁鹿の子と乳母の娘お秋の間で揺れる。野村胡堂作品の中では伝奇小説に分類されるが…。初出がすごく気になる。
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ちくわん
ネタバレ1931年9月の文藝倶楽部。Kindleにて。「百唇譜」は他に横溝正史に「悪魔の百唇譜」がある。百人分の唇コレクションを指すようだ。本作は安政の頃、色男の千代之助が従妹の真弓を皮切りに八年かけ九十九人分を集めた。百人目の根岸の尼が実は真弓で口紅の代わりに…という怖い話。悪事は露見するということ。
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ちくわん
ネタバレ元は1938年3月のオール読物。Kindleにて。明治元年五月。絵師大蘇芳年(月岡芳年)は、官兵に惨殺される彰義隊を描く。英名二十八人衆句は慶応の作。本ストーリーと不一致?胡堂は、こうした作品もあったのだ。
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ちくわん
2016年5月の本。「語彙を増やす」ではなく「語彙力を鍛える」(心の中では「力」と「鍛」を赤文字)というタイトルに納得。語彙力を鍛える=量を増やし、質を高める22の方法を論じる。個人的には後の方が消化できなかった。まずは積んである著者の「接続詞」から読み進めたい。
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ちくわん
歩いた道を塗る。かなり歩いた。一旦、読了とする。
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ちくわん
ネタバレ2006年1月~2008年7月に月刊「家の光」に掲載。岡本綺堂関連で選んだ本。Kindle。全五話。第一話を読んだあと長い中断。四月に入り読了。まさか、こういう並びだとは…。第二話が怖かった、ホラー級。
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ちくわん
ネタバレ2003年9月の本。ニューヨークの図書館は寄付に恵まれIT化されデータベースも使いやすく充実している、という。それに比べて日本の図書館は、となるが、2023年の今はどうなのだろうか。折角なので近場の県立図書館に、行ってみよう。本書を読んだ感じでは、アメリカの方々は調査する入り口として図書館を活用する。多分、大学や高校の頃から自分で調べる習慣なのだろう。一方日本は誰かに(ほとんど塾)教わることが身に付いている。このため、この目的で図書館を思い浮かばないのでは。(あくまで個人の…)まずは出掛けてきます。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/08(2934日経過)
記録初日
2016/07/07(2935日経過)
読んだ本
1774冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
361051ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1774件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
その他
自己紹介

ポーと円朝を頑張ろう。しかし、決して目標を可視化はしない。人生とは、そういうものではない、とつくづく思う。(2024年5月19日更新)

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