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2023年5月の読書メーターまとめ

ちくわん
読んだ本
43
読んだページ
8750ページ
感想・レビュー
43
ナイス
727ナイス

2023年5月に読んだ本
43

2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちくわん
ネタバレ2017年5月の本。若き秋田生まれのバッタ研究者の、遠くモーリタリアの砂漠でのフィールドワークの様子を描く。現地のババ所長やドライバのティジャニとのやり取りが独特の調子で語られる。自分自身が無収入の今、読んだことで胸に刺さるものかあった。何事もタイミングだ。
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2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ちくわん

2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:34冊 読んだページ数:5083ページ ナイス数:606ナイス あちこち手を広げずに積んである本を読みましょう。 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/690249/summary/monthly/2023/4

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2023年5月の感想・レビュー一覧
43

ちくわん
ネタバレ初出不明。花房一郎シリーズに判官三郎ご登場。平将門が玉置の城に隠した財宝の謎。玉置子爵家の謎。
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ちくわん
ネタバレ2014年5月の本。昨日、古本屋にて購入。カラー写真が豊富。高橋克彦、中一弥、末國善己、林望、井深大、金田一京助ほかの方から書き下ろしや過去の記事。日本経済新聞の「私の履歴書」を探してみよう。これまで「あらえびす」の作品、音楽関係、は、あまり読んでいなかったが、ぼちぼち読もう。探索は続く。
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ネタバレ1949年1月~4月に少年時代(同盟出版社)に掲載。祖父の遺産を託された狩屋三郎、愛子兄妹。横取りを狙う祖父の義弟一味。従弟や謎の姉弟を巻き込み、宝の在りか探る。というストーリーであったが未完で終了。(野村胡堂で2回目)
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ちくわん
ネタバレ1998年5月の本。デビュー作。仏陀、邪馬台国、聖徳太子、織田信長、明治維新、イエスの六篇。バーの四人の会話(トーク?)が巧み。巻末に参考図書をあげ、作中にも○○氏の説とする。そういった点で著者自身が謎解きをしたオリジナルではないかもしれないが、歴史ミステリーとしては十分楽しめる。甘いのかな?
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ちくわん
ネタバレ2000年5月の本。神道を軸に仏教と絡めながら。時代ごとに宗教の役割は異なった。フォーカスをあてていただけると理解しやすい。念のため「詳説日本史研究」(山川出版社)にも記載があった。歴史学習の新たな方法に出会った。神秘的だ。
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ネタバレ2012年4月の本。この本も長らく積んでいた。ソーシャルメディアが革命、情報発信、震災、未来をどのように変えたかを、対談を通して伝える。古いが勉強になった、特に第1章。あとがきにある、デジタル技術が起こしたイノベーションに立ち会った第一世代(1955年生まれ)、第二世代(1973年生まれ)、うぉっ、見事に飛ばされた。立ち会えなかったことは仕方がないので、彼らのおこぼれに預かろう。
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ちくわん
ネタバレ1949年1月の本か?唐船男爵の屋敷から深山教授の設計図が盗まれた。「判官三郎」を名乗る犯人の正体は?深山(みやま)茂と女中のお鶴は、猊鼻渓から二十里ほど山奥の中央山脈のお盆の中、とある。秋田県湯沢市か横手市か?
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ネタバレ2010年9月の本。1997年12月、京都会議以降の国債環境問題。2010年4月のBP社メキシコ湾海底油田噴出事故。お二人は安易な陰謀説に否定的だが罠や仕掛けは、やはりあるのではないだろうか?何の因果関係もない、ことはない。本題よりも交流電流が気になった。
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ネタバレ2002年3月の本。三色ボールペンで本に線を引く。青はまあ大事、赤はすごく大事、緑はおもしろい。正解があると意識してしまうと、線を引く手が止まる。自分は高校受験の頃、教科書にバンバン蛍光ペンでマーカーした、ほとんど全体。文庫は厳しいが、新書はいけそう。しかし、たぶんやらない気がする。
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ちくわん
ネタバレ2006年6月の本。文系大学生向けにレポートの書き方(原稿用紙の使い方から心得まで)を伝授する。大学の講義にとどまらず、図書館・大型書店に行けと。続いて第二部は、二項対立を作る、線を引く。遺伝と環境、西欧と日本、女と男。それ以外に『カルスタ』との抗争ありと盛り沢山。取り上げられた本に既読本も結構あった。あっ、俺も文系大学生に少しは近づけてかな…。
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ちくわん
ネタバレ2010年1月の本。久しく積んでいた。会社における人材開発の本。人材は「人財」とかは言い出していない、十分納得できるレベル。人事部と総務部だけはアウトソーシングやコンサル任せにせず社内でやっていただきたい、という私の意見にも合致している。指導する側が育成も(がではない…)自分の仕事と認識できていないと何も変わりません。そういった意味で私が新人の頃と変わったことはないのではないかと思うが。あまりにカタカナ言葉が多いので一覧化を試みることにする。
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ちくわん
ネタバレ2018年5月の本。殷墟、孔子廟、兵馬俑と始皇帝陵、万里の長城、泰山、敦煌、明の十三陵の七つを取り上げる。中国は現在、文化遺産37、自然遺産14、複合遺産4の登録で世界一位に躍り出た。他にパンダ保護区とかも。しかし、あまり興味が持てなかったので、ざっと読み。
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2006年2月の本。初めて読んだ。ご自身も含め数々の社会学者か実践したフィールドワークを引く。調査対象でなく、調査する側のあり方を大切にする。形式や効率に走り、心(リサーチ・マインド)に欠けてはいないか。要領よくまとまったテキストからは学べない、それが「本当の社会学」である。というより、何でもそうな気がしてきた。
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ちくわん
ネタバレ2012年6月の本。漱石とウェーバー、特に漱石を多く引用。東日本大震災を軸に漱石らと絡めるが、果たしてどうだろう。新型コロナ後の今を、続続・悩む力とするのだろうか?まぁ、そういう書き手だ、という考え方もあるが。
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ちくわん
2014年9月の本。「ナンプレ」の頃から解いていた。9×9のマスに各行、各列、各ブロックに1~9の数字をそれぞれ一回ずつ入れる。最初の手がかりとしていくつかの数字が入っている。本書では必勝法の説明はない。(そもそもないらしい)基本、手がかりからマスを埋めていく。パターンとして双子とXウィングを挙げているが、あとはアリアドネの糸(仮に埋めて矛盾すれば戻る)でいくしかない。タイトル通り「数独」というパズルを数学で考える。(組み合わせ、グラフ、群…)やはりオイラーの名前は登場。読めてホッとした。
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ちくわん
ネタバレ2007年1月の本。五大紙プラス東京新聞を五つのテーマで五人の識者が斬る。テーマは、教育再生(諏訪哲二)、ホリエモンと村上ファンド(森永卓郎)、北朝鮮と安全保障(戸髙一成)、靖国と歴史認識(長山靖生)、ジェンダーフリー(桜井裕子)。各社の社説を識者が次々に断じていくので、「はぁ、そうですか」という姿勢になり、「あぁ、やっぱり社ごとに意見は違うのね」という当たり前の感想しか出てこなかった。
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ちくわん
ネタバレ1982年8月の本の文庫化。短編四作品とエッセイ。短編は1981年7月~10月に小説新潮に掲載。「嘘つき卵」が最期の作品となった。小説、エッセイいずれもすっきりしていて喉ごしがよい。父が生命保険会社の支店次長のため転勤が多かった。そのため人間関係や物に対する考えが、ずっと同じ所に住む場合と異なるのか。エッセイの終わりの方に「悠木千帆」さんの名が。後の樹木希林さん。懐かしい。そうか二人とももう…。いい昭和に浸れる。
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ちくわん
ネタバレ2013年5月の本。ひとつ前に読んだ本に引き続き新聞のコラムを検証したいがために読む。漢字の含有率は30%台。「~的」な表現はない。略語はあった。「海上自衛隊(以下、海自とする)」という記述なしでの「海自」の使用。「小欄」は度々登場する。自社の記事の引用あり。俳句の引用は、やはり多い。季節、故人の業績、政治、経済、事件、社会問題。コラムができるまでに興味が湧いたので、しばらくは地元紙のコラムを研究しよう。(そんなことしている場合か、という気もしてはいるが)
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ちくわん
ネタバレ2013年1月の本。著者は読売新聞朝刊の一面コラム「編集手帳」を書く方。読売新聞は久しく定期購読していないが、「編集手帳」は中公新書ラクレで第二十一集、第二十七集を2018年に読了。引用されている数々の本、探してみたい。ライトな語り口の中にたまに毒舌。プロの文筆家がパソコン、インターネットが当たり前になった世の中で、文章を作るということを語る。(書き換え、テニヲハ、漢字カナかな)文章を作るとは考え尽くすこと、とみたり。引用のためのデータベースの作り方(構築方法)が興味深い。
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ちくわん
ネタバレ2017年5月の本。若き秋田生まれのバッタ研究者の、遠くモーリタリアの砂漠でのフィールドワークの様子を描く。現地のババ所長やドライバのティジャニとのやり取りが独特の調子で語られる。自分自身が無収入の今、読んだことで胸に刺さるものかあった。何事もタイミングだ。
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ちくわん
ネタバレ2011年10月の本。2003年から新聞の連載が元ネタ。新選組(本書は「選」に拘る)を通して幕末維新を読む。鎖国、複雑な利害組織(朝廷・幕府・諸藩)、世界情勢の急激な変化(黒船、アヘン戦争)から短時間で①公武合体による攘夷②倒幕による攘夷③攘夷断念→開国のどれを、誰が選択するか。スリリングな時間との戦い。とりどりのトピックスが散りばめられ、まず楽しめた一冊。
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ちくわん
ネタバレ初出は1928年10月の文芸倶楽部。深井青年が巻き込まれた事件。深井はメゾソプラノ歌手駒鳥絹枝の車に轢かれ屋敷に連れ込まれる。小説家の錦木幸麿を始め数々の求愛を断り続ける絹枝の秘密とは。オーブリー・ビアズレー(英ペン字画家)やチェーザレ・ロンブローゾ(伊犯罪生物学者)が作中、ポツッと登場するが、当時は皆が知っていた?
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ちくわん
ネタバレ2009年5月の本。日銀の役割は、銀行の銀行、政府の銀行、発券銀行。2024年には新紙幣が発行される。最初に見たのが聖徳太子と伊藤博文。今度で四代目、その次はどうかな。歴代の日銀総裁は第25代の澄田から、三重野、松下、速水、福井、白川、黒田、植田。うっすら覚えているので、やはり日銀はニュースに相当登場しているのであろう。
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ちくわん
ネタバレ1981年9月の本。理科系の学生向けに書かれた「文書作成術」。パソコンやワープロがない時代に書かれたが、今読んでもまったく古さを感じない。一般的な社会人に必要なスキル。本書が出版されて42年経ち現在の日本の若い方々は学校でこうした「文書作成術」を身に付けている、に違いない。その上での生成AIの登場。自分でできることは自分でやってもよいのではないか、とも思うが。さすがの一冊。
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ちくわん
ネタバレ1935年(昭和10年)の舞台に掲載された。「真景累ケ淵」の作者、名人三遊亭円朝の名前を知った本。岡本綺堂が語る三遊亭円朝に興味が涌く。「塩原多助一代記」を書くために旅した時の紀行文「上野下野道の記」を読んでみたい。
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ちくわん
ネタバレ2016年11月の本。「私はサイコパスか?」これを知るために読む。情緒的でなく合理性だけで判断する。善悪を考えない。企業経営や探検家に向く。時代や国の環境によりサイコパスに対する評価は変わるようだ。ただし、絶対的にアウトのサイコパスもいる。横溝正史の金田一シリーズの犯人のような。自己判断ですが、私は非サイコパスですね。とてもとても2パーセントの枠には入れません、全然です。
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ちくわん
ネタバレ1859年(安政6年)の作。岡本綺堂の本で知る。「落語」とあったのでまさかこんなに長いとは。深見新左衛門が宗悦を惨殺したことに端を発する。次々登場する人物が後から後から繋がってくる。読んでわからないものが、果たして話でわかるものなのか。そもそも本作を話したら一体どれくらいの時間がかかるのか。様々な疑問を持ちつつ、まずは完走できたことを歓びたい。
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ちくわん
ネタバレ2000年9月の本。番組は1994年4月~2010年12月(池上氏は2005年4月まで)。この番組でNHKのひとりの記者であった池上氏が世に登場した。本書では、その後の氏の活躍、手法の背景が窺える。四半世紀前ではあるが、基本姿勢は普遍。ディジタル化しようが、AIが登場しようが、人類および社会はそれほど変われてはいない。「わかる」までには、まだまど道程は遠い。久々の池上本。
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ちくわん
ネタバレ初出は1929年(昭和4年)11月の少女倶楽部。香椎(かしい)六郎シリーズ。発明家の松井博士が病死したが、莫大な財産と発明の設計図が見つからない。博士は一体どこに隠したのか?博士の娘の友達の叔父の香椎が、悪人の博士の弟子に立ち向かう。十銭白銅貨の穴に水を垂らして凸レンズにして指環に書かれた小さなメッセージを読む。今度、実家に行ったら試してみよう。少女向け冒険小説。
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ちくわん
ネタバレ2020年発刊の単行本の文庫化。著者は同郷。2018年2月27日読了の「吉田観覧車」以降、常に探していた。本書も岩手ネタ、懐かしネタ、奥さんや娘さんネタ、実験ネタ、血圧・酒ネタと日常に則して幅広に。地元に帰省して東京に戻る際、水沢駅から福島駅まで、なんとなく東北本線で行ってみようとするところが、らしさを感じた。
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ちくわん
ネタバレ2007年1月の本。子供が誰も読まなかったので、やむなく父が読む。小学校で学習する1006文字。各文字に対応する英単語、熟語が付けられている。小学生にはどうかと思うが、なかなか深い。自分自身の書き順の間違いをチェックした。米、科の斗、写の与、様、級の及、官、成、犯、宝、将、座、済、誤の呉など。なぜこれほどデタラメなのか?我ながら驚く。本書の監修者は2021年5月8日読了の「読めそうで読めない漢字2000」(講談社+α文庫)の方。縁を感じる。
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ちくわん
ネタバレ初出は1934年(昭和9年)1月の少女倶楽部。野村胡堂の作品。巨万の富を受け継いだ新婚の詩子(ふみこ)に襲いかかる事件。命を狙うのは誰か。結婚相手の妹と容疑者の妹が真犯人を炙り出す、という凄い話。この辺、江戸川乱歩の少年探偵団ものと似た臭いを感じるのは、私だけか?それ以前に野村胡堂の銭形平次以外を読んでいるのは、私だけか??
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ちくわん
ネタバレ初出は1929年(昭和6年)7月の文芸倶楽部。海原伯爵に届く脅迫状、「二十三年目の三月三日、死を以て償え」。一人目は書生が、二人目は養子の敬太郎が犠牲になる。最後は…。伯爵の過去と二十代前半の登場人物、ここから犯人が明らかに。花房一郎シリーズ。
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ちくわん
ネタバレ初出は1929年4月の富士。花房一郎シリーズ。深夜、銀座にある銀行地下の食堂に集う複数の男女。話題は連続強盗団の首領大谷千尋(せんじん)。青眼鏡をかけた元外交官婦人の女主人村岡柳子。ヒントは、昭和の頃に流行った青と赤のセロハンを貼った立体メガネ。
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ちくわん
ネタバレ初出不明。天保二年秋、白山の山奥で備前の表具師幸吉と元弟子鶴次郎が、加賀藩の密命で開発した飛行具を身に着けて飛行を競う。これに幸吉の娘お通、公儀隠密の一宮隼人、加賀藩の侍が絡む。
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ちくわん
ネタバレ2003年4月の本。長く積まれていたこの一冊。旧約聖書は紀元前1100年~150年に書かれた39の書物をまとめたもの。歴史と割り切って読み進めた。幼稚園で聞いた話が出てきた。
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ちくわん
ネタバレ2015年3月の本。ほぼ同い年の青森県出身のライターが、酒(主に日本酒)と土地の料理、旅のエピソードを交えて紹介する。積んでから、なかなか手がでなかったが半分までは順調に読み進めた。が、しかし、今日現在で新型コロナ前の社会に、すっかり戻れる確信がなく、酒場で飲むことももうないんじゃないかな、と思い後半はさらっと。まぁ、あくまで今日現在ですよ、悲観的なのは。
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ちくわん
ネタバレ1907年の本。早速読んでみました。37才の文学者が生活のため雑誌社で働く。妻と二人の子。そんな生活の中、彼の楽しみは通勤と中に出会う少女たち。「蒲団」と同じシチュエーション。気になったのが「甲武鉄道」。今のJR中央線の前身。この鉄道で、代々木、千駄ヶ谷、信濃町、四ッ谷、市ヶ谷、牛込、飯田町、水道橋、御茶ノ水と通っていた。さて、結末に…相当驚く…いきなりなので、二度読み、いや三度読みしました。この結末は、私にはあまりに切ない。
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ちくわん
ネタバレ1907年の本。牛込矢来町に妻と三人の子と暮らす小説家竹中時雄。小説家を目指し上京した横山芳子。やがて芳子が田中秀夫と交際することで時雄は…。田山花袋自身の私生活を描き「自然主義文学が「私小説」へと転換してゆく記念碑的な作品」と賞されたとしても、ラストに衝撃を受けた。「懊悩」と「惑溺」が多く使われている。
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ちくわん
ネタバレ2000年3月の本。「漢字は左の側頭連合野が、カナは左の角回が受け持つ」とあるが、漢字(熟語)を見て、(ちゃんとは)読めないけれど意味が(なんとなく)わかるのは、ひとつひとつの漢字の意味をつなげて連想しているのだろうか、という本題と無関係なことを考える。まずはP134にあるとおり「物忘れは、記憶が消えているのではなく、エネルギーが足りないだけ。当然思い出す。」というのを聞いて安心した。
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ちくわん
ネタバレ2003年9月の本。1991年まで文化放送アナウンサー、1992年からフリー。ことばの使い方について面白く、そして軽快に書かれている。特に、「サービス残業」という欺瞞~婉曲化の問題(P34~)は素晴らしい。例え話に登場する有名人が古く20年の月日を感じさせるが、鮮度は問題ない。
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ちくわん
ネタバレ2006年1月の本。17年経ったがいまだに使われている「ニート」ということば。確かに昔からこの定義に合致する人々は一定数いた。なので2004年あたりに突然発生したことでは決してない。様々な意見を実名で引用しているのでトレースしやすい。少子高齢化、労働人口の減少、非正規雇用、若年層の離職率の高止まり、終身雇用制の崩壊などなど労働環境にまつわる問題は多い。自分も関わる問題として、自分に何ができるか考えて、実践していきたい。
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ちくわん
ネタバレ1906年9月の本。新小説。熊本県玉名市の温泉が舞台のモデル。旅の画家の心持ちを描く。物語が膨らんで筋がつかめなかった。なぜ?
草枕
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/08(2934日経過)
記録初日
2016/07/07(2935日経過)
読んだ本
1774冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
361051ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1774件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
その他
自己紹介

ポーと円朝を頑張ろう。しかし、決して目標を可視化はしない。人生とは、そういうものではない、とつくづく思う。(2024年5月19日更新)

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