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2023年9月の読書メーターまとめ

ちくわん
読んだ本
43
読んだページ
5389ページ
感想・レビュー
43
ナイス
728ナイス

2023年9月に読んだ本
43

2023年9月のお気に入り登録
2

  • ねぼすけ
  • おの

2023年9月のお気に入られ登録
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  • おの

2023年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちくわん
ネタバレ1949年8月から1950年3月に座談に掲載。Kindleで読む。昭和17年の倉田家長男と息子の轢死。昭和22年の次男の復員をきっかけにした連続殺人事件。事件解決に向かって最高潮に盛り上がる中…未完となった。高木彬光氏が続きを書いたようだが、それはまた別の機会に。果たして安吾の考えていた結末は? 【個人的見解】少しずれてキングに掲載された推理小説と復員兵の手型のトリックが同じような気がする。
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2023年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ちくわん

2023年8月の読書メーター 読んだ本の数:28冊 読んだページ数:6620ページ ナイス数:541ナイス 8月の最後の最後に悲しい知らせ。気分を切り替え次の場所を探しだそう。負けたことで強くなるしかない。 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/690249/summary/monthly/2023/8

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2023年9月の感想・レビュー一覧
43

ちくわん
ネタバレ2011年3月の本。170ページから紹介されている著者の本の読み方と私の読み方に共通点があった。本題の書評だが新聞、雑誌とも私は書評欄を読まない。そもそも発売されたての本を読まない。ま、しかし、折角なので明日の朝刊の書評欄は読んでみよう、地方紙ではあるが。
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ちくわん
ネタバレ2015年12月の本。週刊文春の1979年5月24日号から1980年5月22日号に掲載された全52編。先生らしいエッセー。
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ちくわん
ネタバレ1949年8月から1950年3月に座談に掲載。Kindleで読む。昭和17年の倉田家長男と息子の轢死。昭和22年の次男の復員をきっかけにした連続殺人事件。事件解決に向かって最高潮に盛り上がる中…未完となった。高木彬光氏が続きを書いたようだが、それはまた別の機会に。果たして安吾の考えていた結末は? 【個人的見解】少しずれてキングに掲載された推理小説と復員兵の手型のトリックが同じような気がする。
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ちくわん
ネタバレ1953年9月のキング。温泉街(伊東?)で暮らすアラサーの女が、新興宗教の教祖になるまでの二年間を周りの四人の男たち(大巻博士、安福軒の主人、文士の河野、若い日野)を絡めて描く。それぞれのベクトルの向きがバラバラなのに気づかず合成した結果、想像外の方向の巨大な力が生まれてしまう。
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ちくわん
ネタバレ2023年3月の本。Linuxコマンドの初歩を学ぶ。シェルスクリプトでBATファイルを思い出す。本書、「はじめに」も「おわりに」も力が入っている。次の働き先での使用を予想して。
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ちくわん
ネタバレ2012年8月の本。ここは比較的知っている範囲だ。イギリスのパークスは日本の次は清でも大使も務めた、知らなかった。戦争に対する後藤氏の考えには共感する。
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ちくわん
ネタバレ既読の4作品以外の6作品をKindleで読了。屋根裏の犯人、1953年1月。山の神殺人、1953年8月。正午の殺人、1953年8月。影のない犯人、1953年9月。心霊殺人事件、1954年10月。能面の秘密、1955年2月。ここまで読んだ安吾作品では、やはり1950年10月から1952年8月の安吾捕物帖が好きだ。
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ちくわん
ネタバレ1940年9月の文学界。最後の布教の1643年から60年後、イタリアのシチリア生まれのシドッチが日本へ。長崎から江戸へ連行され新井白石により訊問される。ここは史実。その後は切支丹屋敷に幽閉され亡くなる。これまで安吾が書いてきたものから、いろいろ考えてしまう。
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ちくわん
ネタバレ1940年7月の文学界。1547年、ポルトガル船が九州で二人の日本人(一人は弥次郎)を乗せインドへ。そこでザビエルに会い、1549年鹿児島に上陸。以降時の権力者の思惑と切支丹への迫害を綿々と描く。
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ちくわん
ネタバレ1953年1月2日から4月13日に西日本新聞に掲載、全100回。戦後間もないので安吾の意見も更に鋭い。驚いたのは「松井大将の書斎」と「一ツの最後的な革命」。
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ちくわん
ネタバレ2013年7月の本。第二次世界大戦後の世界史は驚くくらい知っていないことが多かった。不勉強を嘆きつつも、今後の指針にしたい。本書もいつもながらの後藤節。合わない方には合わない。私は合います。
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ちくわん
ネタバレ2015年3月に文部科学省検定済、中学校外国語科用教科書。付録は“英語で「できるようになったこと」リスト”。学年別に、聞く、話す、読む、書くについて87項目。このリストを早めに使って頂きたい。まさかと思うが使われていない?また、「保護者の皆様へ」という本教科書の狙いのようなことが書かれているが、これを読んだのは私が…、なんてことはないか。こうした工夫が見えないことが気になる。
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ちくわん
ネタバレ2002年1月の本。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の時代を生き抜き、1599年に没した、加賀百二十万石の祖、前田利家の歩み中心に描く。加来耕三さんの強い思いに溢れる一冊であった。
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ちくわん
ネタバレ1947年8月~1948年8月に日本小説に連載。読者も犯人を推理するという驚きの企画。大金持ちの田舎の屋敷に小説家仲間が集まるが、そこにはドロドロの愛憎。最終的に怪しい登場人物のほぼ半数が殺される。気のせいか中学一年生の時に映画館で観た「○○○殺人事件」ライクなエンディング。そろそろ「堕落論」を読むか。
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ちくわん
ネタバレ1953年4月のキング。ピアニストの比留目奈々子が殺された。奈々子を訪ねた二人組を波川巡査父娘が中華人陳氏の邸宅まで追い込んだ。邸宅には陳の令嬢のみ。「南京虫」は女性用の金の腕時計のことらしい。タイトルからはまったく別のストーリーを想像していた。
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ちくわん
ネタバレ1953年6月の小説新潮。選挙に立候補した三高吉太郎。選挙後、小学校の縁の下から発見されて首ナシ死体。巨勢の登場で解決。全くわからなかった。ある意味、驚き。
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ちくわん
ネタバレ単行本は1981年10月の本。新聞や雑誌に掲載されたエッセイ集。一番は「手袋をさがす」。本書では自身のことを多く語る。「食らわんか」で紹介された、豚肉とほうれん草の鍋。日本酒、にんにく、しょうがを入れた湯で。豆腐すら入れない。レモン醤油でいただくのが昭和らしい。わが家ではポッカレモン、味の素、醤油が定番だった。
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ちくわん
ネタバレ初出は1948年5月のサロン別冊特選小説集。復員した矢島は古本屋で戦死した同僚神尾の蔵書印が押された本を買う。本に挟まれていた暗号の手紙、「いつもの処にいます七月五日午後三時」。空襲で失明した妻タカ子、行方不明の二人の子供。矢島は神尾とタカ子の不倫を疑う。ここまで読んだ坂口安吾の作品と感じが違う、これまでが捕物帖と殺人事件だからか?
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ちくわん
ネタバレ初出は1950年4月の講談倶楽部。若きプロ野球のエースと映画スターのスキャンダルに絡み、球界の裏側で巨額の金が動く。その最中、渦中のエースが殺された。トリックは納得できたが、動機がわからない。明治開花安吾捕物帖の前。やはり推理モノは安吾が薦める横溝正史に限るのか?
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ちくわん
ネタバレ初出は1952年8月の小説新潮。かつての悪徳高利貸、才川平作。六年前に亡くなった妻の一月三十一日の法要に現れるトンビコートの男。楠巡査が最初に発見したバラバラにされた遺体。楠を助け結城新十郎が事件を解く。ついに最終話に到着。ここで坂口安吾の捕物帖を復習しておこう。
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ちくわん
ネタバレ初出は1952年7月の小説新潮。小沼男爵一家は悪人。娘の嫁ぎ先を生糸取引で騙し破産させる。息子は昔やり取りしたラブレターをネタにある公爵の子息夫人を脅迫していた。そんな中、息子の周作が行方不明となる。枕の女相撲がどう繋がるのか。
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ちくわん
ネタバレ初出は1952年6月の小説新潮。重病の時信全作の病室を訪ねてきた謎の行商人。彼が帰った後に密室の中、刺殺された全作。行商人は何を売りに来たのか?そして犯人は?
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ちくわん
ネタバレ初出は1952年5月の小説新潮。庭の祠に主人蛭川真弓の死を予告する札が。郷里に伝わるオーカミイナリの祟りか。真弓は15年前の番頭今居定助と同じようには弓矢で殺される。今回、勝海舟はお休み。
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ちくわん
ネタバレ初出は1952年4月の小説新潮。人形町の(今でいう)派遣マッサージ業を営む女主人が絞殺され、床下に隠していた金が盗まれる。犯行時刻に家には誰もおらず、外部者の犯行か…。勝海舟の推理復活。
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ちくわん
ネタバレ初出は1952年3月の小説新潮。深川木場の材木商山キの主人不破喜兵衛が生前葬の最中に燃やした棺桶から出られず焼死した?山キの跡継ぎを巡る人間模様を新十郎が解く。
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ちくわん
ネタバレ初出は1952年1月の小説新潮。大友家の若き当主宗久の様子がおかしい。嫁いだばかりの妹克子が新郎宇佐美通太郎と「ロッテナム美人術(美容術)」のからくりを追う。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年12月の小説新潮。島田幾之進は白頭山の馬賊の頭目。凄腕の門弟十五名、息子三次郎、娘サチコ。三次郎が嫁を迎えるために新築した家に、偽仏像作りの三休、五忘に指示された大工のベク助が縁の下に抜け道を作る。その上、山本定信というフィクサーも登場。この壮大な伏線をどう回収するのか?
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年10月の小説新潮。東海道線国府津の先下曾我で轢死が発見された。被害者は小田原遊女屋の主人ガマ六。さらに小田原の花房の湯主人の雨坊主が牛の角で刺し殺される。登場人物の名が、ナガレ目、オタツ、カモ七など普段と違って変な感じだった。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年9月の小説新潮。物凄い雷雨の夜、母里(もり)家の留守宅から女中の三枝子が姿を消す。家宝の皿が割れ、裏庭の井戸に何かが落ちた音がした。しかし翌日井戸を調べても何もない。犯人の仕掛けたトリックを結城新十郎が解く。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年8月の小説新潮。被相続人の元三千六百石の旗本水野左近は、血縁関係が複雑の上、莫大な資産、性格の異常さから専門家チームに対応を委ねるべき案件と思われた。新十郎が勝海舟の面前で事件を解決、解説。形は崩れた。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年7月の小説新潮。八ヶ岳山麓に居を構える旧家多久(たく)家。東京の別荘の火事で当主駒守と、覆面・全身マントで人前に姿を見せない嗣子風守の二人とみられる屍が。三代の家系図と多久家に関わる人たちが織りなすミステリー。横溝正史の「獄門島」を彷彿させる。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年6月の小説新潮。官軍に追われて身重の妻を残し塩釜に逃げた御家人の梶原正二郎。塩釜で婿入りした家は極悪人一家。一力という実力者に助けられ東京で事業に成功し、芸妓のお駒を妾にし、残していった妻の行方を気にしつつ優雅な生活をしていたが…。婿入り先の母娘が物凄い。法律相談にかけてみたくなる内容だ。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年4月の小説新潮。川越の千頭家の財産を巡る事件。二十年前に当主津右衛門が神田の甚八と囲碁の対局中に血を吐いて亡くなる。その二十一回忌に、妻千代の実家の安部家、千代の実弟の婿入り先の和具家、甚八が入り乱れる中、新たな事件が。安吾は囲碁に詳しかった。二十年前の事件の犯人、動機がよくわからなかった。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年3月の小説新潮。ボルネオ北端のスールー海に眠る白蝶貝、黒蝶貝。これから採れる大真珠を目指した船乗りたちに待ち受ける事件。
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年2月の小説新潮。白金に住む大金持ち一家で起こった事件。当初の話の形はなくなった、なぜだ?
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ちくわん
ネタバレ初出は1951年1月の小説新潮。海外貿易商事や興行物で儲かっている中橋英太郎。その別宅から本宅に運ぶ行李の中から無惨な女の他殺死体が発見される。登場人物が多いが、丁寧に11月30日の行動を追っていけば犯人にたどり着く。しかし渡米した劇団の話は、後出しジャンケンだ。このあたり横溝正史テイストだが嫌いではない。犯人が判れば、動機は後回しだ。(やや暴論)
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ちくわん
ネタバレ初出は1950年12月の小説新潮。ある宗教団体の信者四名が狼に襲われたように殺される。謎の儀式「ヤミヨセ」とは?教団内部の抗争や複雑な人間関係を、勝海舟が、そして結城新十郎が解く。この二段階推理は斬新過ぎる。
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ちくわん
ネタバレ初出は1950年11月の小説新潮。人形町小間物屋川木の主人藤兵衛が土蔵二階の密室で刺殺された。怪しいのは妾のお槙、番頭の修作、甥の芳男、元番頭の加助。容疑者が品川駅から関西に逃亡をはかる、というのが明治らしい?
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ちくわん
ネタバレ初出は1950年10月の小説新潮。明治維新後の日本の産業振興を巡るX国とZ国(イギリスとフランス?)の対立の中、政商加納が館で催した仮装舞踏会の最中に殺された。犯人、動機、殺害方法を勝海舟と新十郎が競う。
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ちくわん
ネタバレ1991年9月の本。地元盛岡市で1056年に起こった前九年の役で滅びた安倍氏は蝦夷(の末裔)であったのか?市内には厨川、前九年町、安倍館町と縁の町名が今もある。昔のこと過ぎて資料の信憑性が評価は難しい。まずは地元の歴史を知るということで。
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ちくわん
ネタバレ初出は1935年10月の東洋思想。日本人にとって自然は慈母であり厳父である。
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ちくわん
ネタバレ初出は1923年1月の女性。三毛、玉、ちび、太郎、次郎、あか、おさる。飼い猫、飼い猫が産んで他所へやった子猫、一時預かりの猫の話。
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ちくわん
ネタバレ初出は1932年10月の中央公論。からすうりの花に集まる蛾を敵国の飛行機(爆撃機)になぞらえる。人間と戦争についての考察。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/08(2933日経過)
記録初日
2016/07/07(2934日経過)
読んだ本
1774冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
361051ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1774件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
その他
自己紹介

ポーと円朝を頑張ろう。しかし、決して目標を可視化はしない。人生とは、そういうものではない、とつくづく思う。(2024年5月19日更新)

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