読書メーター KADOKAWA Group

2024年1月の読書メーターまとめ

ちくわん
読んだ本
44
読んだページ
2743ページ
感想・レビュー
44
ナイス
634ナイス

2024年1月に読んだ本
44

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちくわん
ネタバレ1954年6月の小説新潮。馬草村青年団主催の文化祭に東京の大学バンドを呼んだ。青年団の幹部らは入場券の販売代金の大半を自分のポケットに入れるは、青年団をけしかけた東京帰りの村の青年は端から支払いをする気がないは。ハチャメチャな話の中に日本の風景を描く。本作品に登場した「雨天体操場」というのは「講堂」のことらしい。講堂と体育館は何が違うのだろうか?
が「ナイス!」と言っています。

2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

ちくわん

2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:30冊 読んだページ数:1488ページ ナイス数:480ナイス 読んだ、読んだ、しかし、まだある、坂口安吾 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/690249/summary/monthly/2023/12

が「ナイス!」と言っています。

2024年1月の感想・レビュー一覧
44

ちくわん
ネタバレ1939年5月の文体。安吾自身をモデルにしたファルス小説。私も同感だ、と素直に思った。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1935年4月の作品。親友・長島あつむがモデルの小説か。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1945年10月の新時代(創刊号)。登場する美しき義妹、折葉。十里四方もつづく満開の桜の森林の風のよう。「桜の森の満開の下」が後なので、こっちが先?安吾、相当深い。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1936年3月の本。雪国の山奥の村に困った禅僧と困った女がいた、という話。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1933年、同人誌「櫻」の創刊号、第二号。黒谷村の村長氷川馬耳を取り巻く人々の…。期待大のところ、またも「未完」。「吹雪物語」よりも私は、こちらの方が好きだ、未完だが。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1938年7月の竹村書房。新潟を舞台に繰り広げられる男女の愛憎劇。安吾自身のエピソード満載。私としては評判に関わらず目を通しておいてよかった。読了まで時間がかかったが…
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1951年3月のオール読物。江戸で目明かしをしていた鼻介。故郷に帰り、豪商由利団右衛門の妾の一人娘の婿になる。人体のツボをつく名人。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1948年1月のろまねすく創刊号。戦地から引き揚げてきた石塚貞吉が主人公。家を継いだ長男、満州から家族で引き揚げてきた次男、夫が戦死して家に戻った長女。他に昔の女中やダンスホールで知り合った女子学生。と、そこへ(未完)の文字。同人誌「ろまねすく」は安吾、太宰、石川淳、伊藤整らが参加。創刊号で廃刊。このタイプはもっと読みたかった。頑張ってAIに続きを書いてもらおうか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1950年12月の別冊文藝春秋。天狗と呼ばれた坊主が興した神社の巫女が代々なぎなたの奥義を受け継ぐ。妄想に駈られた女が巫女に果たし合いを挑む。この戦いを家老が観て…。新潟の方言が細かく登場。県は接してはいないが、大体解る。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1952年6月の新潮。夜長の長者の屋敷に招かれた飛騨の匠、耳男(ミミオ)。屋敷には十三才になる姫が。姫の最後の台詞がすべてか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1953年3月の小説新潮。飲み屋に住み込む女中のミヤ子。客のグズ弁、右平。飲み屋の店主夫婦。ミヤ子の情夫。この六人の中で起こった殺人事件。真犯人と動機と結末が…。「みんないい加減だから、それで世の中がまるくいくのさ」というミヤ子のセリフに昭和を感じる。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1954年4月の別冊小説新潮。映画館で綾子の手を握り、公園でロイド眼鏡の水木由子の手を握る松夫。最後の一言がすべてを語る。自分に重ね合わせてモヤモヤしてみた。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1932年10月の三田文学。人口二百三十六名の村。二軒しかない金持ちの家で婚礼と通夜が重なる。どちらに出席するかで村中大騒ぎ。やむなく医者が出した解決策は…。ファルス文学。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1954年6月の小説新潮。馬草村青年団主催の文化祭に東京の大学バンドを呼んだ。青年団の幹部らは入場券の販売代金の大半を自分のポケットに入れるは、青年団をけしかけた東京帰りの村の青年は端から支払いをする気がないは。ハチャメチャな話の中に日本の風景を描く。本作品に登場した「雨天体操場」というのは「講堂」のことらしい。講堂と体育館は何が違うのだろうか?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1953年6月の群像。海軍大佐だった佐田は助役や村会議員に請われ村長に。火事で焼けた小学校の再建に誰も彼の言うことを聞かず、自分の利益のためだけに行動する。自分の成功と他人の失敗を願い、チャンスがあれば他人を陥れる。そんな彼らに村長は…というラスト。教訓になった。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1948年10月の人間喜劇第11号(イブニングスター社)。国家論てもあり、「政治とは何か」を安吾が語る。現在を考え、様々思う。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1947年1月の文芸。登場人物は「私」と「一人の女」だけ。夢か、うつつか…
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1948年7月の新潮。延々と続く太宰への弔辞。安吾のお薦め(魚服記、斜陽、男女同権、親友交歓)を読んでみよう。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1954年6月の群像。ストーリーはさておき。妻も子もなく、定年で仕事もない独り暮らしの男たち。その関係は相手より自分の方が偉いという自負だけ。いがみ合い、相手の粗を探す毎日。そこまで突き詰めてしまうと我々初老の男性はファルス小説の主人公だ。恐るべき作品。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1950年11月のオール読物。ホンブンは越後獅子一座に入り全国を巡る。生まれ故郷に戻り、アメ屋と寺子屋をやりながら、モチ竿を手に「チョーセイ、チョーセイ」の掛け声で蜂や山犬をやっつける。またもや家老柳田源左の目に止まり、御前で真庭念流の剣術師範に勝つ。百石を与えられ兆青(チョーセイ)流開祖となる。この掛け声は、どこから来た?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1940年6月の文化評論、創刊号!手紙を出した方が加害者か?手紙を横取りした方が加害者か?被害金額二十円(確証はないが、それほどの金額ではない)の詐欺事件。ファルス小説とのこと。なぜ本作が「炉辺夜話集」の一作なのか不思議。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ前編に同じ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1931年1月~1932年3月の文科。駄夫(DAF)が居候する野越家。主人の与里(ヨリ)、妻の総江(フサエ)、母、子の多次郎。昔は裕福だったが、今はひどく貧乏。毎日繰り返される夫婦または母子の狂気の口喧嘩。兄の玄也が夜逃げをしてきて、連れの女はいなくなる。やがて駄夫もこの「竹藪の家」を去る。難解な漢字が多く苦戦した。漢字検定準一級のようだ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1950年10月の別冊文藝春秋。大飯食らいの木こりカメが編み出した水中歩行術。川幅ニ百米(?)の阿賀野川を一息で歩いて渡る。五石二人扶持で召し抱えられ、五頭亀甲斎魚則という名前を与えられた、というお話。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ前編に同じ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1947年1月の中編小説新書(九州書房)。小田原の北条攻め、朝鮮・明への侵攻、関ヶ原。主人公は黒田如水なのか?歴史小説として面白く読めた。秀吉が…まぁ、本書だけで判断することではないか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1941年8月の現代文学。21才の波子は、死に花を咲かせようとする父と、若く美しく見える母と暮らす。真面目すぎて面白味のまったくない30才の男との結婚を勧められるが…。家族とは何かを問う。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1947年8月の群像。この年の6月6日、東中野のモナミで行われた将棋名人戦第七局、木村名人対塚田八段戦の観戦記。「日本的幽霊」が印象に残る。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1953年9月の小説新潮。リレー小説という企画なので真ん中(第二回)だけ読んでも、わけがわからん。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1950年5月~1951年1月の新潮。その一からその八まで。安吾が自身をわかりにくく語っている。予備知識が必要になるところは毎度のこと。最後が安吾らしい。「末尾ながら、明けまして、おめでとう。ウソつけ、今日は何日だ、そうか。いつだって、明けまして、おめでたいや。アバヨ。」と。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1947年5月の本。正直、よくわからなかった。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1950年5月19日~10月18日の読売新聞。連載小説のためか、これまでの作品に比べて薄く感じた。最後に「未完」の文字がなかったのでホッとした。続き物、特に新聞の連載小説は難しいのだと思った。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1946年11月のサロン。こちらは「一人の女」、野村のほかにカマキリとデブが登場するが、「戦争と一人の女」と類似している。(当然だが)もしかして「戦争と一人の女」が当局のお達しにより改変されたので、自己修正版として、直ちに「続戦争と一人の女」を発表したのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1946年10月の新生。他の方のコメントで知ったが、近藤ようこさんという方がマンガにしているらしい。読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1939年2月は文体か?紫の大納言は好色な50代。ある日、天女の侍女が落とした笛を拾う。返還を求める侍女を無理矢理付き合わせる。夜道で盗賊に襲われ、身ぐるみ剥がされ、笛も奪われる。侍女のため取り返しに行くが返り討ちに遭う。そこで謎の童子に出会うがて…。「炉辺夜話集」のうちのひとつ、これぞ美しい物語。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1950年3月の別冊文藝春秋。梅村亮作はうだつが上がらない男。小学校教員だったが、さっぱりで野口の会社に移る。妻娘は亮作をまったくあてにせず疎開する。空襲で命だけは助かるが、すべてを失い野口の別荘がある伊東へ。しかし、ここも敵の上陸が噂され野口は軽井沢へ逃げる。伊東の土地と家を野口からなけなしの金で買った亮作。念願の土地持ちとなったが…。救いようがない男の救いがない話。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1947年1月の人間(←調べていないが、すごいタイトルの文芸雑誌だ)。40才の夏川は妻子と離れ、母に居場所を告げず闇屋で稼ぐ。同居人との複雑な関係。やがて、どこで調べたか、母が訪ねてくる。「母が上京」して来たから、これまでの人生を清算しよう、ということか。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1948年3月の中央公論。敗戦で物資が窮乏、為政者の国民への不信により、魂の荒廃が拡がる。そうした中、事件は起こる…。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1948年1月の風報。深く考えさせられる。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1941年4月の現代文学。戦争・死、どちらも鼻唄は似合わない。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1948年9月の文学界。銀座の似顔絵描きや若い女形の淪落(落ちぶれること)を描く。これまでのいろんな物語や人物が交差して、なかなか整理ができない。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1950年4月の新潮。アガサ・クリスティとエラリー・クイーンを絶賛。日本では横溝正史が抜群で、「本陣殺人事件」が最低。ネタバラシが凄い。あれ、新潮と揉めていたのでは?
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1955年3月の風報。五十で子供を授かり、パパママで呼ばせる。これからが「砂をかむ」思いだ。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわん
ネタバレ1949年6月の文藝春秋。退院の翌日に書いた、自分の入院に関する報道について、新聞記者にを批判。ほか諸々。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/08(2920日経過)
記録初日
2016/07/07(2921日経過)
読んだ本
1754冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
360673ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1754件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
その他
自己紹介

ポーと円朝を頑張ろう。しかし、決して目標を可視化はしない。人生とは、そういうものではない、とつくづく思う。(2024年5月19日更新)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう