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2025年11月の読書メーターまとめ

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読んだ本
9
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2962ページ
感想・レビュー
9
ナイス
154ナイス
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2025年11月に読んだ本
9

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

dzuka
学校カーストや周りの目なんてなんのその、こんな人がクラスに一人いるときっと雰囲気が変わる。そんな姿がきっと憧れをもって読まれたのではないかとも思えた。 失敗が怖い、できなかったらどうしようとかそんな考えは露もなく、とにかく突き進む成瀬の姿は痛快そのもの。 著者はどうしてこのようなキャラを生み出したのかもとても気になった。 国立大学がオープンキャンパスを開く時代になったのだと時代の移り変りも痛感。問い合わせに、なんですかそれと返された時代が懐かしい。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
9

dzuka
漂流本。 マーケティングを駆使して、世相にマッチした商品をつくることは、当たり前になっているが、この作品は、自分の「楽しい」を突き詰めたら、そこにファンがいたという理想的なデザイナーのお話。 ただ、たまたまそこにファンがいたというわけではなく、その為の準備作業として各時代の文化的要素を血肉化しているがゆえに生まれたデザインだから、ファンの琴線に触れたものであって、決してマグレではないと思われた。 地道な積み重ねが大事だと再認識した。
が「ナイス!」と言っています。
dzuka
学校カーストや周りの目なんてなんのその、こんな人がクラスに一人いるときっと雰囲気が変わる。そんな姿がきっと憧れをもって読まれたのではないかとも思えた。 失敗が怖い、できなかったらどうしようとかそんな考えは露もなく、とにかく突き進む成瀬の姿は痛快そのもの。 著者はどうしてこのようなキャラを生み出したのかもとても気になった。 国立大学がオープンキャンパスを開く時代になったのだと時代の移り変りも痛感。問い合わせに、なんですかそれと返された時代が懐かしい。
が「ナイス!」と言っています。
dzuka
高校時代の歴史の授業以来、久々に古代エジプトの歴史に触れた。 教科書ではただのカタカナの羅列だったものが、当時の神話を知ることによって、ピラミッドの意味を知ることができ、また、神殿や墓の装飾のすごさを改めて感じることができた。 また、新王国時代のアマルナへの遷都という事件については、日本で奈良時代に起こったことと同じ理由(宗教者と現世の支配者の確執)で起こっていたことに驚いた。 一度は訪れたい場所だと再認識。
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初めて本格的に読んだシュルツさんの新聞連載の四コマ漫画ピーナッツ。 漫画の英語だから楽勝だろうと思って、まず英語で読むことにチャレンジしたが結構撃沈。谷川俊太郎さんの訳の巧みさに改めて舌を巻いた。 ピーナッツはスヌーピーの可愛さが強調されがちだが、話自体はウィットや、微辛ユーモアに溢れている。誰かが一方的に勝者になるわけでもなく、敗者になるわけでもなく、かといって、上面のやりとりでもなく、登場人物の個性がうまく活かされたコミュニケーションが数多く描かれている。 それがこの漫画が長く愛される理由なのだろう。
hutaro
2025/11/25 10:19

スヌーピー、可愛いだけじゃなく結構ずっしり来る内容なのが良いですよね。昔、いくつか漫画を読んだっきりなのでこの本、気になります。

dzuka
2025/11/26 23:03

hutaroさん、コメントありがとうございます。 この作品は、縦の四コマ漫画なので、読みやすいのでお勧めです。本当に谷川さんの訳のおかげで、何気ない漫画がより深く味わえました。

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dzuka
ネタバレいきなり最初の頁に、主人公の言葉として「この世界はスーパーセックスワールドなのだから。」とあったので、現実世界とは少し違う舞台設定をしているのかと思ったが、読後に、その言葉が、この物語を象徴しているということに気付かされる。 ヘテロセクシャルを前提とした会話が、棘のように刺さる日がいるということは認識されるようになってきたが、まだまだ知られていないセクシャリティもあるということをこの作品で気づかされた。これまでの自分の言動がとても心配、いや、きっとやらかしている。世の中知らされていないことが多すぎる。
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城というと誰でも思い浮かべる天守。 実際に天守が作られた城の方が稀なのだが、その天守をテーマにした作品。 現在現存する天守は12しかないのだが、明治初頭には70以上もあったそうで、 それがいかに失われてきたかの経緯と、残った天守もいかに奇跡的に残ってきたかを教えてくれる。 また、戦後に建てられた天守における復元天守、復興天守、模擬天守の違いと、いかに残念に建てられた天守が多いかが力説されている。 今まさに復元されようとしている天守もあるわけでとても示唆に富んでいる。 そして、現存天守の貴重さを改めて感じた
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漂流本。 ハードボイルドかつミステリー小説。 幼馴染で栄光の5人組と呼ばれた者の内の1人が死亡する前に残した暗号を巡って、いろんな者たちの思惑がぶつかり合い、最後に過去にたどり着く話で、ジェットコースターに乗っているような流れが楽しめる。 様々な謎解きがあるが、とても読者に推理を楽しんでもらおうというものではなく、時代背景を踏まえるとあり得ただろうがとても思いつかない解を示しながら物語が進められていくので、謎解きの面白みはあまりない。そこは少し残念。
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漂流本。 ラブストーリーとの触れ込みで手に取ったけど、しばらく読み進めると、その様相が一変。 自殺願望がある四肢麻痺患者とそのヘルパーである主人公との関係性が契約期間の6ヶ月の間に刻々と変わっていくのに、ページをめくる手が止まらなくなり、そして劇的に登場人物の感情が動くヘルパー期間の最終盤は、ぐっとその展開に惹きこまれる。 読後は、人と人との交流による化学反応と選択の自由の物語であったと認識を変えざるを得なかった。
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dzuka
すぐ隣で進行していそうなラブストリー、だけど、人生の酸いも甘いも味わいつくしたこの須藤と青砥にしか紡げないストーリー。 60歳も近い者同士の恋愛作品はきっと30年前だと世に出なかったのだろうが、この作品は世の中に受け止められ、映画化までされるというのは、これも時代の移り変わりのせいなのか。 この年代の恋愛というのは、これまでの人間関係のこともあるし、終末期をある程度見据えないといけないということもあって、なかなか難しい。須藤が出した結論は、意地と青砥への思いへの結晶であって、決して覆られなかったと思えた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/21(3431日経過)
記録初日
2016/07/21(3431日経過)
読んだ本
1003冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
313409ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
924件(投稿率92.1%)
本棚
9棚
性別
URL/ブログ
https://www.facebook.com/app_scoped_user_id/1209831279069872/
自己紹介

あることをきっかけに、自分の知らない世界へ連れて行ってくれる本の世界に入り込む。なるべく好き嫌いなく雑食気味に読み漁り中。本のラインアップは、ブックオフの中古本や、本の交換会で手に入れる「漂流本」。

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