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2024年7月の読書メーターまとめ

菊地
読んだ本
84
読んだページ
24166ページ
感想・レビュー
84
ナイス
392ナイス

2024年7月に読んだ本
84

2024年7月のお気に入られ登録
1

  • はじめまこと

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

菊地
作者さんが以前に書かれた「黄金旅程」に比べると「裏社会との絡み」等の異物のような要素が含まれておらず「競馬小説」として純化しており、実名馬名の使用範囲等で更に現実競馬に近いところにリアリティラインが引かれている。 「ナカヤマフェスタの仔で凱旋門賞に挑戦」はロマンの塊だし、ナカヤマフェスタの馬主一家の話を下敷きにしたエピソードにも感じ入るところがある。最後の話の落としどころも「らしさ」があったとても良い。 ナカヤマフェスタが種牡馬引退後にこういう小説が出ることに、競馬のロマンを感じる。いやー、面白かった。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

菊地

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:69冊 読んだページ数:20641ページ ナイス数:256ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/6937/summary/monthly/2024/6

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2024年7月の感想・レビュー一覧
84

菊地
男が女に守られる「強さ」が逆転した世界で、主人公が種馬として成り上がる話。 次々と子作りして妊娠させる展開ながら、ダイレクトな濡れ場描写には踏み込まず、ちゃんと「ライトノベル」の範疇に納まっている。 「ライトノベル」でありながらハーレムものらしい楽しさや次々と子供を作っていく背徳感もあって快感度が強い。割と好き。 他にも「種馬」と言う比喩だけじゃなくて、男に関するリストや扱いが完全に競走馬の種牡馬のようなノリで笑った。実績を出した種馬の代替馬として兄弟の価値が上がるところとか種牡馬そのもので楽しかった。
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菊地
北欧のような世界観は独特の味わいがあるものの、能力が万能過ぎるため「能力」「知識」を工夫して上手く使う面白さには欠けているかな、とは思う。 後は色恋沙汰に関する控えめな描写は嫌いじゃないんだけど、恋愛描写の積み重ねが少ない中で恋愛関係が進展してしまうので達成感は少ないかな、と思う。 いいところが無くも無いんだけど、個人的な好みと合わないポイントが明確かつ複数あるので総合点としてはあまり褒められない感じ。not for me気味。
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菊地
思っていたようなピカレスクものではなかったし、細かい粗や気になる点は無くも無いんだけど、最後まで明るく前向きにハッピーに復讐劇としての国家転覆をやり切った点は素直に評価したい。2巻で納まっているのがちょうど良かったね。
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菊地
あらすじから「悲劇で壊れる」主人公の作品かと思ったら、思ったより悲劇じゃなかったし、主人公は割と元から頭のネジが緩んでいるタイプだったので、良くも悪くも明るいハイテンション復讐劇あるいは毒を以て毒を制する懲悪劇だった。
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菊地
キャラクター性は相変わらず好きなんだけど、今回の再会から事件に巻き込まれるまでの流れについては(僕の読解力の問題なのか)細かい疑問点があったかなぁ。
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菊地
ハイスペック鈍感系主人公とハイスペックポンコツ系お嬢様のラブコメ第二弾。 新たなる恋敵の登場で恋模様が煽られ、旧来の恋敵の共闘、前巻に引き続く小気味よい掛け合い、単巻としてのまとまりとラストのクリフハンガー。 実にラブコメとしてのバランスが良い。いいですね。
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菊地
再度ニアミスする殺し屋。 彼・彼女が交差するときがシリーズラストだと思うだけに、そこまでシリーズが続いてくれることを祈っています。
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菊地
同人誌原作既読。以前のノベライズ既読。 良くも悪くもいつも通りの「アヤカ」のノリで安定感はあるものの、やはり以前のノベライズからのレーベル変更に伴って本文イラストが付かなくなったのは純粋な減点材料だよな、とは思ってしまう。
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菊地
「エロゲ」設定を上手く生かせていない一方で、「武士」の設定がキワモノレベルとして存在感がありすぎて、随所でバランスの悪さを感じたかなぁ。
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菊地
「沢山助けられてきた親友に借りを返す!」という展開大好き。
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菊地
「悪徳領主」では悪いところばっかりが目立つキャラクター達をカッコよく感じてしまい何か悔しい。
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菊地
ネタバレ勘違いものコメディかと思ったら最後に「十二の瞳」で泣かせてくる手腕が鮮やかでしたね。お前らの瞳かよ!
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菊地
ネタバレ何度も繰り返された結果ダンジョンエピソードに作業感が強くなってきたので、今回のがま口財布のような知識チート展開が入ってくるとホッとしてしまう。
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菊地
面白くない訳じゃないんだけど、「借金完済」以外の部分でヒロインとの絡みでも、傭兵としての成り上がり・評価的な面でも動きが乏しかったので食い足りなさはあった。
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菊地
ヒロイン同士の関係性がギスギスしてなくて良くも悪くも読み易い。
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菊地
2巻で完結した作品のサイドストーリーや番外編などを集めた短編集。 好きなシリーズだったのでまだ彼女・彼らの話を読めて嬉しい。 笑える展開からちょっと泣ける展開まで揃っており、やっぱり何よりエリちゃんを始めとしたキャラクターが良かった。勢いで突っ走った面はあるにしても改めていいシリーズだったなぁ、って思いますね。
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菊地
設定周りのディテールが個人的な好みに合わなかったかな。 食いしん坊マスコットは可愛かった。
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菊地
状況だけだと「深酒して前後不覚になった末に見知らぬ男と同衾して責任を取らせて結婚した」話ってことになるので深く考えるのは、うん。
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菊地
シリーズ序盤に比べてキャラクターの成長を感じさせるのはいいシリーズ。
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菊地
ヒロイン(候補)を始めとしたキャラクターが薄味で、「ハーレム」というには色恋にまで発展しておらず、色々と「ゆるい」。 うーん、こういう設定・状況なら異世界・現代を行き来することを生かして成り上がる・儲ける方が展開として「気持ち良い」と思うんだけど、色々と理由を付けてブレーキをかけてしまっている点が少し気になるかな? 「説得力のある制約」が面白さに繋がることもあるのも分かるんだけど、本作の制約は「それだけの能力が持っていればどうにでもなりそうじゃない?」と思ってしまうところはある。 全体的に物足りない内容。
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菊地
マリャさんの落としどころ、「そうなるんだ」と肩透かしを食らった感はある。
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菊地
レイヤーヒロイン自体はいいと思うんだけど、レイヤーヒロイン(コスえっち)と「挿絵が無いレーベル」の相性の悪さを感じますね。
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菊地
鉄道業界には詳しくなかったので、様々なデータから「鉄道業界」が説明されていて実に興味深かった。鉄道会社がサービス業やホテル業や不動産業をやっているのは知っていたけど、JR各社ですら収入比率にここまで違いがあるとは思わなかった。面白い。 更に自分の生活圏の東北や頻繁に訪れる関東圏の鉄道については分かる部分が多い一方で、東海以西の鉄道事情は(観光で行ったごく一部以外)ほとんど知識がないことがハッキリと分かってしまう。こうしてみるとやはり鉄道会社と言うのは生活に密着したものなんだな、ということを強く感じますね。
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菊地
ロッテのせいで存在感が薄まっていたクルト君のターニングポイント回。
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菊地
紡木さん、中々面倒くさいキャラをしている。
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菊地
非常によくまとまった1巻から、どのような2巻に繋げてくるのかと思ったらアリスガチ勢を始めとする同期や会社メンバーなどの濃い顔ぶれを投入した上で、アリスも超絶運動能力を実披露など、見所が沢山あって実に楽しい内容だった。 同期の顔見せと掘り下げをしつつ、アリスの見せ場も忘れない。完成度の高い1巻から、実に良好な「受け」の続巻でしたね。続きも楽しみです。早く新刊読みたい。
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菊地
「貴族令嬢」として未熟な面はありながら、誠実さと人間力で立場と良好な人間関係を作り上げていく流れが実に良い。 主人公に「最適な行動ではない綺麗ごと」「手を汚したくないが故の欺瞞」を突き付けてる流れなど、しっかりしている。 無自覚・鈍感系主人公だけど、サイコな黒幕と言う地雷の上をダンスするにはそれくらいの鈍感さが必要なのかもしれない。
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菊地
百合(勘違い)に挟まる男のラブコメ。
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菊地
「職業王妃」という強引な設定よ。
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菊地
タイトルに「奴隷」とあるものの暗い展開は無く、「幸せな愛奴隷」という感じだから良くも悪くも気楽に読める。 「奴隷」と「ハーレム」に対して拒否感が乏しいのでヒロインがチョロすぎなところはあるけど、そのおかげで攻略していくテンポ感はいい。 最後に明かされる「不思議な道具」の秘密と、その要素による落としどころはハッピーエンドの満足感がありましたね。 1冊で非常にまとまったいいエロ作品でした。
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菊地
尾崎世界観の自伝的小説ということで手に取ってみたけど、本当に「自伝的」であって、自伝のような楽しみ方は出来い作品かな? バンド活動が上手くいかなかった時期の生の感情をぶつけるような筆致が良くも悪くも私小説。 「HE IS MINE」のような曲があるから性的な体験が原体験にあるだろうことは分かってたけど、思ったよりセックス描写が多くて苦笑いしてしまった。 正直、こういう作品があってもいいとは思うけど、僕が求めていた・読みたかったのはもっと分かり易いバンド小説的なものだったのでnot for meでしたね。
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菊地
うーん、好きな部分も無くも無いんだけど、主人公が攻略や戦闘などをやらない一方で、「美少女四人」サイドがゲーム内で「(ゲーム内で)食事作ってもらうための食材集め」くらいしかやっていないように見えてしまい、戦闘・攻略描写を省略することによる「主人公にフォーカスを当てる」効果はあるにしても「VRMMO」ものとしての広がりや面白さを表現しきれていない印象は受けるかなぁ。 更にヒロイン4人の行動・反応の足並みが揃い過ぎているせいで、4人の個性や差別化が死んでいる気がするのは勿体ない。
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菊地
各キャラの変態ムーブに関しては若干飽きが出てきたけど、ここ数巻の5期生に焦点を当てた展開にきっちりと綺麗なオチを付けたのは良かったですね。 次巻本編最終巻らしいけど、6巻で綺麗に終われるところ延長してマンネリ感が出てしまった気がするので、アニメ放送が始まった後のこのタイミングで終われるなら幸せなことだと思います。なんにせよ最後まで見届けようと思います。
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菊地
やはり展開が遅く感じてしまい、1冊読んだ時の物足りなさがある。
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菊地
ギャルと言うかどちらかと言うと幼馴染ヒロインだった。
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菊地
「バンドとは何か?」について、5つのバンドのフロントマンにインタビューした本。 個人的に山口一郎さんのインタビューが最も興味深かったかな? 音楽活動に辿り着くまでの経緯が特殊で、その人生が彼の音楽観・音楽世界に繋がってると思うと頷ける面が多々あった。 「バンドとは植物園である」 僕には出てこない発想で感心しましたね。 他のバンドのインタビューでも様々な回答があって、「バンド」と言っても多種多様で面白かったです。 いい本でした。
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菊地
ジジ専プレイに対するこだわりがとても良かった。
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菊地
散々引っ張った感があるので、「ようやく!」というよりは「ようやくか……」という第一印象。
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菊地
このまま主人公に教育された有能な皇帝によって世の中が平和になっていくと物語が盛り上がらないので、きっちりと今後に繋がる火種をバラまいていく。
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菊地
「指輪」の正体については分かったけど、その指輪がロッテの手に渡っていくまでの流れについてはしっくりこない物は残ったかなぁ。 ただまあ、導入と顛末の部分に疑問点があったものの、ロッテとクルトの恋愛に発展しそうでしない関係性やチート薬師としてのエピソードは安定した面白さはある。
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菊地
年の差エロスが好きなので楽しめました。 ただまあ、知り合いの娘に性的興奮を覚えるのはあくまでこれがフィクションだからだよなぁ、とリアルでのアレコレを思い出しての感慨。
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菊地
本好きヒロインにはシンパシーを感じてしまって評価が甘くなってしまうところがある。
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菊地
断罪返り討ちで始まるハッピーエンドピタゴラスイッチ。
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菊地
パパ活ものに「娘の同級生」という要素を付け加えるだけで背徳感を煽られるし、年の差感が強調されるのでシチュエーションがいい。 パパ活によって破綻するところを描く訳でもなく、かといって間違った関係が解消されることも無く、欲望と快感に耽溺するままで終わる匙加減も個人的に好み。 うん、自分の今の性的嗜好にマッチした作品でしたね。
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菊地
これで終わりかどうかは分からないし、続けようと思えばできそうではあるけど、「悪役令嬢の娘の運命改変」「妻と娘溺愛もの」としては割と綺麗な一区切りがついたとは思う。 諸手を上げて絶賛する訳は無いけど、十分に楽しめるシリーズでしたね(いや、まだ終わりなのかは分からないんだけど)
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菊地
敵の正体が明らかになっても「へー」以上の感想が浮かんでこない時点で惰性で読んでいる感がある。
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菊地
「竜の血」を引いていることで女性上位の世界観、主人公は肉体(下半身)言語で「わからせ」てハーレムを作っていく話。 「わからせ」展開にはゾクゾクするものがあるし、肉体関係に溺れるような退廃感は嫌いじゃないんだけど、こういうお猿さんくらいヤリまくっているような作品をライトノベルレーベルで出すことの是非については毎回頭を悩ませるところはあるかなぁ。 僕個人はジュブナイルポルノ読みでもあるので作品そのものを否定するわけではないんだけど。
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菊地
ケヴィンとモリーの関係が進展したこと自体は良かったけど、不良騎士の策略と顛末があまりにも雑過ぎて、「トーナメント戦」の展開にもイマイチ乗っていけなかった。
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菊地
料理小説というよりは「料理コンクール小説」だった。 コンクールに臨む様々な背景を持つ複数の料理人にそれぞれスポットが当たる群像劇になっている。 バックグランドとなる環境・料理ジャンル等でキッチリとキャラクターが描き分けられており、キャラが立っていて対比関係も鮮やか。 地に足の着いた料理描写によって、勝ち負けの理由も明快で、スポコン的な面白さがある。 料理バトル漫画で育ってきた人間としては実に楽しい内容でしたね。いい作品でしたね。好き。
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菊地
んー、タイトル通り「生き残りたい」のは分かるからそのために死亡フラグとなるキャラと距離を取ろうとするのは分かるんだけど、それにしてはゲームの主要キャラとの距離の取り方が中途半端過ぎて、「結局主人公はどういう位置で、何をしたいの?」という点に疑問符がついてしまうところはある。
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菊地
1巻がそんなに合わなかったことから期待値を下げて読んでみたけど、事前にハードル下げて読んだらまだ読めた。 相変わらず各要素や展開に新鮮味は乏しいけど、割り切って読めばそれはそれでと思えましたね。3巻を読むかはまだ分からないところではある。
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菊地
んー、前巻に引き続き全体的に大味で粗が目立つ。2巻も読んでみたけど僕には合わない作品なのかもしれない。
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菊地
最初の「ビブリオにとってのディストピア」の世界観が印象的だった分、その共通世界観で進むのかと思ったら連作形式じゃない「本に纏わる」という共通点の短編集だった。 こういう短編集だと短編の面白さでムラが出来るものだけど、個人的な好みとして最初の短編が好きだった分面白さのピークが最初にきてしまい、竜頭蛇尾を感じてしまった。
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菊地
デビュタントの流れとかは焼き直し感もあるんだけど、あっちこっちの国に移動してバタバタしてた最近の展開に比べれば焦点がハッキリしてる読み易さがあるし、そもそも「デビュタント」はこのシリーズが一番面白かった頃のエピソードであるから焼き直しでもそれなりの面白さはある。
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菊地
3巻にして早々に主人公の主目的や物語としてのメインストーリーラインが迷走中という印象。
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菊地
シリーズを重ねることで「ミステリ向きじゃない」昔話を選ばざるを得ず、ミステリ化するための試行錯誤が垣間見える。 その辺の試行錯誤が成功していたり、イマイチ成功していなかったりという印象。 個人的には出来にムラを感じる巻でしたね。
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菊地
料理コンクールを目指す料理人の小説。 変な謀略や事件が起きることなく純粋に「料理」「料理人」に焦点が当てられているので、「どういう料理を作っていくのか(作れるのか)」「自分がどんな料理人を目指しているのか」等のテーマに集中できる。 数々の料理漫画を読んできた身としてはやや地味な面もあるし、荒木さんとの関係性などには疑問が残る部分はあったものの、真摯な描写には手堅い面白さがあった。 割と好きでしたね。
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菊地
白い結婚後に旦那との関係性が良くなって幸せになるタイプの作品。 このテーマの作品としては特筆するものがある訳でもないけど、それなりに手堅い。「こういうの」が読みたい人なら。
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菊地
テーマを絞ったグルメチートものは、対象を絞った分早々にネタ切れになり易いものだけど、日本人的に「お米」というテーマなら色んな引き出しがありそうだという安心感がある。
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菊地
ゲーム悪役転生もの。あまり新鮮味はない。カラー口絵では目立ってたメイド5人娘の登場格差が大きかった。
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菊地
歴史書風英雄伝みたいな独特な形式で書かれた1冊。 歴史書のように客観的な事実の羅列になるのではなく、客観性が高い筆致で個人的な視点が書かれているので情けない失敗や泥臭さも描写されていて、何とも不思議な味わいがある。 一方で、こういう文章によってキャラクターへの距離感は生まれているので、良くも悪くもキャラ小説感は弱いかな? 質は高いと思うんだけど、割と好みが分かれそうな気もする。 個人的に一番引っ掛かったのは、タイトルで重要な部分をネタバレされた気持ちになってしまったところかな……
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菊地
婚約者が妹と浮気していて婚約破棄してザマァ、というタイプの作品。 んー、元婚約者・妹・母親等への復讐や断罪について、主人公があまり主導的な立場を取らないので「父親と英雄が方をつけてくれました!」みたいな感じで、正直盛り上がりには欠けましたね。
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菊地
「聖術」や「錬金術」の設定がイマイチしっくりこなかった。
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菊地
ラーメンを切っ掛けにしてサラリーマンとして成長するみたいなものを想像してたけど「お仕事小説」としての強度は強く無い。 一方で、ラーメン屋のアドバイザー的な展開になって「ラーメン屋小説」の方向性で進むものの、ラーメン屋小説としてはあまり山場が無くて盛り上がりに欠けていたし、途中で匂わしていた恋愛要素についても尻切れトンボ気味。 グルメ小説は好きなので個々の要素で楽しめる部分はあったものの、全体的なまとまり・仕上がり的はどの方向性としても「中途半端」な作品だったなぁ、という印象。惜しい。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
作者さんが以前に書かれた「黄金旅程」に比べると「裏社会との絡み」等の異物のような要素が含まれておらず「競馬小説」として純化しており、実名馬名の使用範囲等で更に現実競馬に近いところにリアリティラインが引かれている。 「ナカヤマフェスタの仔で凱旋門賞に挑戦」はロマンの塊だし、ナカヤマフェスタの馬主一家の話を下敷きにしたエピソードにも感じ入るところがある。最後の話の落としどころも「らしさ」があったとても良い。 ナカヤマフェスタが種牡馬引退後にこういう小説が出ることに、競馬のロマンを感じる。いやー、面白かった。
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菊地
1巻に引き続き、勘違いや思い通りにいかない展開が微笑ましい。 ただまあ、個人的好みとして第三王子のキャラクターがあまり好きにはなれなかったかなぁ。
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菊地
古代ローマは期間が長いからある程度網羅的に1冊をまとめようとするとこうなってしまう、という典型的な1冊。 まずテーマごとに分けてあって、そのテーマ内で時系列順に並べられており体系的に「古代ローマの歴史」を勉強するのには向かない。 一方で各トピックスについては図解付きで説明してあって個々の情報の質自体は悪くないので、「古代ローマの歴史をある程度分かっている人が、各トピックスを図解付きの情報で知識を深めたい」という用途には使えるとは思う。 ただ初心者が最初の1冊に選ぶ本ではないし、あくまで副読本止まりですね。
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菊地
うーん、全体的なテンポ感が僕の好みには合わなかった感じ。
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菊地
この作者さんらしい「勘違いもの」……なんだけど、「勘違い」というよりは、「主人公の言い回しが露悪的」という印象かな? 「主人公の自称している『極悪』の印象を周りに与えられていない」し、あんまり勘違いされてる感じはない。 作品自体は結構好きです。
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菊地
「お前らが動くのかよ(生きているのかよ)」と突っ込まれがちな登場キャラが出てくるさるかに合戦の新解釈が面白かった。
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菊地
ヒロイックストーリーっぽかった前巻に対して、名声を得た後のアレコレに旧友との再会、兄や元テロリスト等の「違う猫人」の話など。 もう一人の「黒猫」が、主人公の有り得たかもしれない可能性として面白い対比になっていますね。
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菊地
悪役令嬢の継母になって溺愛する話。 主人公の口調・思考はかなり荒々しくて全体的には脳筋思考気味。その辺は個人的には嫌いじゃないし、義娘はそれなりに可愛いんだけど、使用人が主筋の人間に対して慇懃無礼ですらない暴言・攻撃的な発言を繰り返すのにはゲンナリしてしまった。階級社会やないんかい。 更に(多分)ヒーロー役になるんだろう旦那の好感度が低い。娘への対応の悪さや主人公に対する態度や発言等ヘイトが溜まる。細かいところでも主人公が男装してアレコレする展開も余計に思えてしまったし、全体的に僕には合いませんでしたね。
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菊地
タイトルの割にはギャル要素や餌付け要素はそこまで強く無く、明るいラブコメ展開だけじゃなくて割とシリアスな展開・描写も入っていて、何というかこういう設定・あらすじの割には全体的なリアリティラインを「真面目」に書いてるなという印象になりましたね。 料理できる系主人公キャラが好きなのもあって、割と好きです。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
明るく強く、ポジティブメンタル最強ヒロインが素敵。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
1巻早々に想像以上の成り上がりしていただけに、「推しに捧げる」という目標を達成しないまま引っ張るのは逆に不自然なので、ここで目標達成して一区切りつけるのは潔い展開で好印象でしたね。面白かった。 ここで初期目標を達成してしまった以上次の展開が気になるけど、3巻以降も楽しみにしています。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
勘違いものらしい滑稽さに適度な黒さとビターな味わいを加えて、「聖女」の伝説として綺麗な第一部完。 この流れでコミカライズで描かれていた2部に繋がる訳なんだろうけど、コミカライズは意識しないで第2部の小説版を展開していくのかな? まあ、何にせよ第一部の終わり方としては非常に好感が持てる一区切りの巻でした。第2部も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
1巻に引き続き良くも悪くも勢いで諸々の瑕疵をフォローしている。まだ楽しめているけど、このノリが続くなら近いうちに飽きそう。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
幾ら王子の結婚とは言え、国に取っての重要人物である天才魔術師と貴族令嬢の婚約を解消させて王子と結婚させようという流れには無理があるのでは……? 王子本人がそれを望んでいるならまだしも、王子本人も望んでいないまま婚約解消騒ぎになるのは「婚約の危機!」展開をさせたいだけのご都合展開に思えてしまう。 キャラが好きなシリーズなだけに残念な内容だった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
出張ってくる強い仲間が仲間が沢山いることで、主人公の存在感が食われてしまっているところはあるかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
んー、そこまで嫌いではないし、面白さを感じる瞬間もあるんだけど。 主人公を持ち上げるためのムーブをされがちなヒロイン勢に「ストーリーの都合」が透けて見えてしまってキャラクター性の弱さを感じてしまうし、主人公賞賛装置のような視聴者に配信の解像度が低さを感じてしまうかなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
超ハイスペック鈍感ヒーローを攻略しようとする超ハイスペックお嬢様ヒロインの涙ぐましい努力の話。 ヒロイン視点がかなり多く、実質的にはダブル主人公くらい印象。 掛け合いのテンポ感が良く、ワードの選び方がかなり好みだった。好きですね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
構築された世界観における文化・風習・常識と身分格差によって主人公が「運命に翻弄されてる」ような展開になっていて、そういう展開は「はがゆさ」に繋がりそうなものだけど、前世記憶による精神性の成熟と自作魔法によってポジティブなバランスになっている匙加減は良かった。 ただ、丁寧にやっている分ストーリー展開は遅めだし、この巻に関しては「あれ、ここで終わるの?」という印象にはなってしまったかなぁ。丁寧さとスピード感はトレードオフになり易いので難しい。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
異世界転生というよりは異世界憑依同化タイプの作品。 憑依風なので「体を奪った」罪悪感を持っている主人公の心理が描かれていて作品の味に繋がっていますね。 内容はタイトル通り「自分勝手に魔法を増やす」展開なんだけど、プログラマーの前世を生かして魔法のシステムを推論・実践・検証を繰り返していく展開は良くも悪くも丁寧だし、「神の奇跡」に象徴される世界観には独特の味わいがあってその中で主人公が戸惑う展開はしっかりしている。 丁寧にやっている分展開の遅さはあるものの、この辺は好み次第かな? 全体的には割と面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/05(5827日経過)
記録初日
2008/10/01(5831日経過)
読んだ本
12282冊(1日平均2.11冊)
読んだページ
3541729ページ(1日平均607ページ)
感想・レビュー
12115件(投稿率98.6%)
本棚
262棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://snowillusion.hatenablog.com/
自己紹介

登録しているのはラノベ、ミステリ、一般文芸、ジュブナイルポルノ、雑学本など。
漫画は登録していません。

・Twitter
http://twitter.com/snowillusion

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