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2024年6月の読書メーターまとめ

yumani
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2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yumani
温かな絆が広がる。ひねくれ者には居心地が良くない。ちょっとしたきっかけから水車小屋で暮らすネネと関わることになった人達の四十年にわたる繋がりの程よい距離感は私にとってはもはやルール違反かも?!しかしそんな距離感の微妙な間合いにネネがいた♪私が小学校に上がる前の記憶に残る『ヨウム』を思い出す。色褪せたグレイに赤い尾羽、彼は分からないコトバをブツブツ話す『老人』だった。時々羽をバタバタ脅す!恐かったんだから〜。今思えば奴はチビのワタシなんか馬鹿にしてたんだろう。賢いネネとのギャップに今さらのように苦笑する。
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2024年6月の感想・レビュー一覧
24

yumani
何度も読み返す。奥さんの足跡がなかったのは何故?単純に考えれば自分で歩けなかったから「誰が彼女を殺した?」最近聞いたようなテーマ!もし自分で歩いたとすれば…忠犬ジョンまで仕事する♪ここで笑ってはいけない。靴紐はジョンには結べない(笑)「決め手」は《僕が轢死事件の現場で、計らずも拾った一枚の切符》偶然飛んできた前日列車の貸枕の受取切符は死体のかわりに運んだ石の下にあったんだとサ。結論を出すのは読み手というのはズルい。博士の名誉のため《自分を殺した犯人が自分》と言わせる下心。コレで良いのか?ニヤリが気になる。
yumani
2024/06/30 23:35

ラジオ「わたしの図書室」で羽佐間道夫さんが凄んでくれました♪

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yumani
本屋大賞に児童書がノミネートされるなんてどんなモノ?アッと驚く「事件」はプールで輝く幻想的な金魚。絵も効果的!ミステリトリオの属する四年生がコア・ターゲット。分かり易いコトバと謎解きが進む様子が微笑ましい。ふり返ればバスカヴィルやオリエント急行の中学生向きミステリシリーズを読んだことから図書室通いが始まったように思う。知念氏も言うように‘大人の本’は先ず漢字が難しくて乗り越えるのは大変だった!書物との出会いはいつからだって良いけれど、夢中になれる世界の一つとして早くから近づけるのも幸せなことかもしれない。
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yumani
遠い昔、三原山投身者のニュースが連日新聞を賑わしたことを何かで読んだことはあったが、改めてその頃の新聞記事を見ればその凄まじさに驚く。昭和八年だけで944人…一人の女学生の死を憶測と共にセンセーショナルに書き立てた新聞報道が発端だと言われている。前回読んだ『一つの思考実験』で「日刊新聞を全廃したらよい」とまで言いきる寅彦に驚いたが、その前段がこの小文にある。ここでも新聞を公共機関の手に移せと述べる。定型と憶測による記事の果てしない拡散は、形を変えて今も脈々と蠢く。誰も《国家統制》は望まなくなったけれど…。
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yumani
児童書《詩のコーナー》で目が合ったキュートなワンコと不思議なタイトル。古川タクさんの描く犬やネコがいっぱい出てきます●『ぼくの犬』なんと呼びかけても「アーウ」と答えます⇨だから無口…何ともだらけた犬に吹き出します●『表札』ショボイのら犬がいばりだしたのは表札をかけてから⇨得意げな「のら」●『としよりねこ』昔はけっこうじゃれたのに。わるぐち言っても、ぼけているから通じません。ボロ雑巾のようにへばるネコ…思わずニンマリ十五篇。阪田寛夫、まど・みちお、やなせ・たかし、工藤直子ほか さえない感想よりも一読を!!
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yumani
今夏の高校生の課題図書『宙わたる教室』読了後、火星の夕焼けと大地、クレーター等を見たくてたまらなくなった。最新とはゆかないが、図書館にて大型本『火星―最新画像で見る「赤い惑星」のすべて』(2015年)に出会う。オポチュニティの勇姿(想像図)をみる。二頁あとの見開き《青い夕焼け》は圧巻!遠くかすかに見える沈みゆく太陽の孤独。ブルーグレイの幻想に息をのむ。火星日は本当にsolと呼ぶ!地質や歴史、探検史…と盛り沢山。写真を眺めるだけで精一杯なのが悲しい。
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yumani
知らないことが多過ぎる!その知らないことにワクワクが止まらない!櫓を描き歯車を吊るす。ドライアイスのかき氷をイメージしてバキューン♪ネットで画像を探し図鑑を持ち出す(笑)文章だけでは伝えきれない熱い想いが未来に向かって溢れ出す。幾度となくこみ上げるものに慌てる。「文字がつかまらない」どうしても出来ないことを当たり前に出来る人に伝えるにはどうすれば良いのか。霧のようなもやもやが晴れた時、見えたのは火星の青い夕焼け。もう少しだけ前へ…新しい轍を。物をぶっ壊すのは自分が壊れないため…どっぷりと中まで浸かった。
yumani
2024/06/27 22:21

読了後、やっぱり火星の夕焼けと大地、クレーターが見たくてたまらなくなった。図書館で『火星―最新画像で見る「赤い惑星」のすべて』(2015年)を見つける。大型本見開き二頁いっぱいに拡がる「青い夕焼け」に息をのむ。地球より遥か遠く、かすかにみえる沈みゆく太陽の孤独。ブルーグレイの幻想は微粒子の塵によるものなのか…?

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yumani
思考実験は《あらゆる日刊新聞を全廃する事》寅彦先生どうしたの?《一か月くらいおくれて知っても少しの不都合のない》時代が急速な変化を見せる。百花繚乱ゴシップ記事は万華鏡。個人情報くそくらえの状況がどれほどのモノだったか?圧倒的な情報量からいかに自分の生活を守るのか?無くて済むもの、時間の別の使い方…は現代に通ずる。《病菌を培養する水たまり、亀裂が入りかかって地震があり次第断水を起こすような水道溝渠、危険な電線工事…》報道に関する先見の明、一方で「正しい報道」へのこだわりには不安も。その後の歴史が語るのは?
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yumani
ひぇ~!こりゃナンダ。お子さま達の間で話題になっているらしいとかで図書館で借りてみた一冊は3巻目。皆同じ顔にみえる!ギャグのテンポについて行けない!そっか…グゥってのは男の子なのか…ブツブツ「つかめ!理科の常識」の見慣れたカンジの文章に至りようやく一息つく。ずいぶん大回りするものだ。確かにコレだけなら話題にも上らない タブン。ラストの頁のアタマに★気をつけよう★としょかんの本はみんなの本です。〜しるしやキズをつけたり、なくしたりしないでください。べんしょうすることになります。⇦最後の一行!効いたね。
yumani
2024/06/24 15:47

この脈絡の無さがスゴイ!【Memo】⇨・ヘコんだピンポン・お姫様とウンチ・おしっこと汗・皮膚が濡れると酸素タップリ→カエル鳴く・ハニカム構造・ミツバチのダンス・犬の嗅覚・ケラトポレラの寿命・食物連鎖と食物網・乗り物酔い・熱が出るワケ・霧と雲・世界で一番寒い村オイミャコン・対流・慣性の法則・摩擦力・海は地球の表面の70%・北極星・海流

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yumani
温かな絆が広がる。ひねくれ者には居心地が良くない。ちょっとしたきっかけから水車小屋で暮らすネネと関わることになった人達の四十年にわたる繋がりの程よい距離感は私にとってはもはやルール違反かも?!しかしそんな距離感の微妙な間合いにネネがいた♪私が小学校に上がる前の記憶に残る『ヨウム』を思い出す。色褪せたグレイに赤い尾羽、彼は分からないコトバをブツブツ話す『老人』だった。時々羽をバタバタ脅す!恐かったんだから〜。今思えば奴はチビのワタシなんか馬鹿にしてたんだろう。賢いネネとのギャップに今さらのように苦笑する。
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yumani
二十歳の乙女が《待つ》のは誰?何?無理を承知で自分をそこに置いてみる。例えば駅の改札を通り来る人の中、顔のない姿を思い浮かべてみれば、作者ならずともかなりこわいことに気付く。いや不安なのだ。作品で三度も繰り返される「大戦争がはじまって」。読者が読み飛ばしてしまわぬように。この不穏な空気こそが真髄。女性になりかわり憧れを口にする「もっとなごやかな、ぱっと明るい、素晴らしいもの〜春のようなもの〜青葉。五月。麦畑を流れる清水。やっぱり、ちがう。ああ、けれども私は待っている〜胸を躍らせて待っている」戦争はイヤだ!
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yumani
黄色い表紙に惹かれてページを捲る。あッ☆テレビで見たことアル!(今さらのように)それはかの佐野洋子サンだった。毎度目出度いワタシ(笑)※絵は北村裕花さん。スイミングスクールも、変なイタリア男も、美容整形も、淡谷さんも、ピカソも、鯉のぼりも、二つのタイプも、ダックス柴犬も、腹立てっぱなしも、きれいな記念切手も、ベルリンの孤独も、段々畑も。み〜んなみんなコレで決まりッ!しみじみとじんわりと…そぉ、私は私!モヤモヤした時の『即効薬』見つけたヨ。続編があるらしい。密かな楽しみがまたひとつ。ウレシイね♪
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yumani
雑誌PENの特集で〈谷川と画家の下田がファクシミリで送り合った六年の往復書簡集〉とあった。送られてくるのは撃ち抜かれるほど強烈な数行!一体何を返せと言うのだ?最初は艶かしくエロティックな太い線…次第に《ハダカだから〜どうなの》→(線は勝手に動きだすんですか?〜出てくる前には〜どこにいるんですか?)そして見え隠れする老い。太い線に対し消え入りそうな細い線…《輪郭しか描かないのに〜線は平気で残酷になる》動悸が早まってくる。最後の頁は背骨の浮き出た部位だけ…とんでもないモノを見てしまった。礼讃は祈りにも似て…。
yumani
2024/06/19 15:20

雑誌『pen』2023年7月号「みんなの谷川俊太郎」より《ハダカだから 谷川俊太郎/下田昌克》雑誌での連載をまとめた一冊●連載の途中で下田さんは両親の介護をするようになり、描く絵はさらに変化。「年老いた母親を風呂に入れ、トイレの世話をするうちに、いちばん身近な裸が母親や父親になっていた。シワだらけの手や足や背中を見ているうちに、これは描いておかねばと」●はじめは性的なイメージが先行していた裸のテーマが、親の死に直面したことで、原始的なものに変化した、と下田さん。

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yumani
押入に閉じ込められるのも、5時に間に合わなくておウチに入れてもらえないのも、お尻を叩かれるのも「躾の一環」だと信じていた。一度だけひどく反抗した十二歳の春、鬼気迫る顔をした父はゴルフクラブを振り上げた。プライドに関わることだった?母が止めなきゃどうなっていたことか。中学生の頃、刺身と格闘していたら後ろからさり気なく「日本の刀はな、こう引いて返してスパッと切る」…刀?叙情的な軍歌と異国で見上げた寒空の満月、オブラートに包まれた戦争。怖いと思わせる感情こそが支配への第一歩。過去から未来へ、貴重な作品。
yumani
2024/06/18 16:04

Kindle無料版

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yumani
寄宿寮に住まう四人。「そう云えば此の頃、寮で頻りに盗難があるッて云うのは事実かね」泥棒はダレだ?犯人ちょい出し&ぽろぽろミステリー(笑)「僕は決して一言半句もウソをつきはしなかった…」天性の「ぬすッと」たる誇り=《私》たる所以。〇〇依存症に通じる輝かしい片鱗。デリケートな気持ちを酌める読者だってきっといるに違いないってか?『文豪たちの妙な話』収録→青空文庫にて
私
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yumani
コリャ涙だわ…再読にも関わらず、不覚にもこんなに没入しようとは。初読は確か一年ほど前。今回は何故か気になり、今は使われない語句や尺貫法に至るまで悉くこだわりながら読んでみた。時間は倍以上かかったけれど、目の前の景色の変化、色合いや音、登場人物たち(了海のみならず)の心情の移りようまでがイマーシブに現れ、動揺を隠せなくなった。《槌の音の間々に囁くがごとく、うめくがごとく、了海が経文を誦する声…》実話をもとに、ただただ掘り進むだけの物語を、飽きることなく多様に描ききった菊池寛の手腕に脱帽するより他はない。
yumani
2024/06/13 20:35

ラジオ「朗読の世界」より「菊池寛短編集」全25回九作目 Kindleにて【再読】

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yumani
蒸発皿に残った形跡!●亀井戸まで:子を背負ったみすぼらしい男に訊かれた玉の井まで道。観察と仮定が暴走。ミステリ作家のよう●エレベーター:先に乗りたい一陣と混雑を避け歩く人の対比。数台の上下降の同調様子を30分検証。ラストはナポレオンにレーニン?時代を我先に駆け抜けた‘英雄’たちのその後は…意味深●げじげじとしらみ:教育に必要なグロテスク教育!●宇宙線:ノーベル賞受賞会見で初めて知った宇宙線。春宵の中で寅彦が思いめぐらす人間の選択への影響は?昨年末に発表された巨大「アマテラス粒子」に穏やかでいられない(笑)
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yumani
寺田寅彦『万華鏡』の解説を書いたのが著者。寅彦先生より百倍“キザ”!城達也の頃のジェットストリームに載せて?夢見心地のまま夜舟を漕ぎ出せば〈忘れられた夢の残り香は〜意識のかけら、心の奥底の希求の残基なのか〉ウヒョ…確率の計算を実際にやればときめき、文殊の知恵に納得する。しかし何より気になったのは第十五夜「言葉と世界の見え方」言語習得による新たな認知能力の獲得が異なった社会階層で違うとすれば…蓄積される巨大電子データは何を教えてくれるのか?分断が進むこの世界で「17%の専門家」は何をたくらむのだろう。
yumani
2024/06/11 20:13

世界各地の言語の類似点をパソコンもない時代に挙げまくった寺田寅彦の『言葉の不思議』が発端→初出『鐵塔』とは何ぞや?→『万華鏡』→青空文庫(十三)比較言語学における統計的研究法の可能性について(昭和3年)→ソフィア文庫『万華鏡』GET!解説を書かれたのが全卓樹先生。《各夜》ごとに初めて出会った謎の言葉。読みたい分野は果てしなく拡がる。有名なオーウェルのあの本だって読んでない(汗)

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yumani
ラジオ「朗読の世界」より「菊池寛短編集」八作目 Kindleにて;芸のため、誉れのため…鬼気迫る藤十郎の“恋“ アクターズ・ハイぎりぎりの冷徹さにゾクリ。振り回される方はあったもんじゃナイっ!タイトルからだけでは予想もできない菊池寛。思い込みを裏切られる心地よさ♪
yumani
2024/06/21 01:24

以前にどこかでこんな話を読んだ気がする…ずっと思い出せなくてイライラ。《役者演ずる架空の人に恋をする》…丁度一年ほど前に読んだ『ある恋の話』スッキリ!同じく菊池寛でした。愛するのは…愛されるのは…まさしく《アイドル》。落差は狂気にも似て。

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yumani
二十年前の迫りくる台風、何かが始まる不安な序章。千遥と裕二、二人の章はアンバランスに展開する;1988年3月に始まる千遥の今、対して裕二は四歳から二十歳までの生い立ち。落差の大きさに先が見えず、実は一度中断!最初から読み直して気づく立体的な映像。登場人物達の二面性、何を信じる?無心に星を見つめる静寂。千遥の亡き父の勘違いが引き起こした過酷な運命。存在しなかったかもしれない人生…ダークサイドもこじれた感情も、そのまま余韻として取っておきたかった。急激なハッピーエンドを残念と感じたのは初めてかもしれない。
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yumani
性教育を受けたことのない世代は頭の片隅で“人並みの人生”を送りたいと望み、酸いも甘いも噛み分けて…今になってはたと振り返る。攻撃的にもみえる表紙とタイトルにそっとカバーをかけて読み進めてきた自分は、齋藤氏の「解説」=フォロー(!)に安堵する。アメリカの市民社会を二分する中絶論争が今でもそのまま大統領選の争点に繋がっている現状と、墮胎の黙認を女性に強いてきたわが国の闇歴史の土壌は同じとは言えない。しかし「望まない妊娠とその中絶が男性の問題である」という当り前の事実!相手を大切にする選択にはリアルが伴う。
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yumani
前回、偶然見つけた『志麻さんのプレミアムな作りおき』はレシピ本であると同時に家政婦・志麻さんの驚くべき手際よさや食材毎のアレンジ法もありモチベーションまでUP。レイアウトに載せられて次々とチャレンジ!今回はシックな外国製ノートのような表紙に期待したにも関わらず、構成が何とも中途半端。芸術写真集?一皿の完成写真も大きくホント“上手に”撮れているのに、肝心のレシピの文字はかなり小さく、ひと目で分かる手順とは言い難い。前回作ったのと同じレシピさえも面倒くさそうだなぁ〜と思ってしまうことが不思議に面白かったデス!
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yumani
気になるタイトル。見開き二頁で一事例は雑誌や新聞の軽いコラムとしては良いかもしれない。しかしながら二色刷り(経費節減!)でふざけたようにも見えるイラストと不鮮明なモノクロ写真では植物の特長を掴むのは無理。似ているから危険なのであれば、相違点が一目でわかる写真が見たい。何よりもそれぞれの事例に(意図的に?)発生日時が記されていないことは不安である。アウトドアでは地図や季節も重要。自分がこれから訪れる場所でどんな事例があったのかを具体的に知ることも必要。『もっと知っておきたい安全知識』の具体例は参考になった。
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yumani
タイトル!また犯人を読者が探すんじゃないよネ?ミステリ定番別荘地の殺人?躊躇しながらも見返しには綺麗な地図。きらりと光る瞳、怪しいと睨む度につけた付箋は約百個(笑)地図上には別荘ごとの人員や状況等のメモを。刺された夫に妻千鶴が付き添わなかったのは何故?にこだわれば介助しなかった‘医師’を見落とす。被害者と加害者の親族が共感しあえるなんてコトあるの?の不自然さ、強引さは否めずとも、一件落着かと思わせながらもアレヨアレヨの結末に、ぶーたれながら付箋回収(汗) 読み終えて…表紙絵に腕時計が描かれてないか探す。
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yumani
一年前の『谷川俊太郎 絵本★百貨店』に合せた特集。表紙を飾る様々な詩の一節は著名人達の思い出と共に語られる/スヌーピーを谷川が訳すと禅世界!/“ハダカ”には性と生が交錯し/「生と死」を考える/当時18歳と思われる鏡越しの“自撮り“写真に目は釘付け!デビュー前の谷川撮影のモノクロ写真『楽園』スナップから子供たちの声が聴こえる。おいそれとは手の出ない高価な一冊/最果タヒの谷川さんの詩に寄せたコラム〈透明な詩人〉おためごかしじゃない自分への厳しさ【綴じ込み付録】160冊の谷川俊太郎作品選集 1952-2023
yumani
2024/06/02 10:24

★《夜 一時間ほど後に生まれる子供が こうのとりにまたがって 亜成層圏のあたりを降下している》〜二十億光年の孤独〜より←阿川佐和子:谷川とは遠い親戚 対談した時に「ことばは降りてくるんですか」と聞いたら「足元から上がってくる。風呂でおならがボポカッて上がってくる感じかな」と答えた。そこを聴き出せるのはさすがだが、ウイットに富んだ喩えに脱帽。

yumani
2024/06/02 10:35

★《虹は町の上にある そしてどこにもない》〜『旅』(あの香月泰男画!)〜より←ウィリアム・エリオット:谷川の詩集63冊を翻訳、詩人。谷川とは同い年。来日したばかりでひらがなしか読めなかった頃、ひらがなで書かれた一篇の詩を新聞の片隅に見つけ、自分でも読める詩があることに率直に興奮したのが出会い。一筋の光は稲妻のように…スゴイ!

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/07/24(5263日経過)
記録初日
2005/12/22(6938日経過)
読んだ本
1474冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
319581ページ(1日平均46ページ)
感想・レビュー
996件(投稿率67.6%)
本棚
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