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2024年7月の読書メーターまとめ

のん
読んだ本
13
読んだページ
3612ページ
感想・レビュー
13
ナイス
153ナイス

2024年7月に読んだ本
13

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のん
1967年から2022年までの2人の人生を描く物語。同世代の飛馬は言うまでもなく15歳上の不三子の人生も興味深く読んだ。1人1人の物語でも十分成立するところを世代の違う2人を交流させることでより面白くなっている。情報が溢れる時代に何を信じるかは人それぞれ。「デマ」が創作のきっかけになったという。「あなたの信じているものは正しいのか?」と突きつけられる。この不安にさせる読後感はやはり角田さんでした。図書館の本。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

のん

遊びすぎが祟ってダウンするも何とか後半盛り返して11冊。月10冊前後をウロウロ、上半期はきっちり60冊でした。2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3716ページ ナイス数:104ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/694996/summary/monthly/2024/6

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2024年7月の感想・レビュー一覧
13

のん
家族から借りて長らく置いていたら続巻が2冊も出てました。人気のエッセイ美女入門。2〜3年前のanan連載なので会食の制限などあった頃。それでも真理子さんはスキを見て会食にストレス解消のため?お買い物。時間もお金もパワフルに使う…すごいなぁ。高級レストランもハイブランドにも縁がないから、とりあえず爪でも綺麗に切り揃えようと思った(笑)
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のん
山内マリコさんのお買い物エッセイ。小説の方を続けて読んだのでこちらも。同じマリコさんでも林真理子さんのはお買い上げ額がへーーほーーの桁違いだったけど、こちらはまだまだ一般庶民に手が届く。とはいえ最近はデパートに行ってもデパ地下くらいしか行かず、何でもネットでポチッとしてるとお買い物の仕方も忘れてしまう(笑)。久しぶりにお買い物の楽しさを思い出させてくれる一冊でした。次は積読になっている元祖マリコさんのを読んでみよう。
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のん
山尾悠子さん初読み。1980年のコバルト文庫からだとか!何気に懐かしい。読書家少女ではなかったけど何冊かは家にあったなぁ。日本ではないどこか異国風の独特な風景描写に酒井駒子さんの挿絵(しかもカラー)が世界観を盛り上げている。最終話の場面転換についていけなかったのは少女にも劣る読解力のなさか?(笑)図書館の本。
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のん
「いづれの御時にか〜」の所で躓くほど古文は苦手で、和歌に至っては壊滅的な読解力ですが読んでみました。何と言っても角田さんの現代訳ですから面白いに違いない。登場人物は多いし、和歌は訳(ほぼ解説)でしか意味がわからない無粋モノですが、挫折することなく楽しんで読めました。これなら全巻制覇できそう。あ、8巻もある(汗)。
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のん
「ごんぎつね」に別の結末があったのでは…を追いかけるビブリオミステリー。四年生の国語で習ったかどうか忘れたけれど、名作誕生の背景なども描かれていて面白く読んだ。初読み作家さん。16年ぶりに再デビューされたということで73歳だとか。今作は29歳が主人公だったが、せっかくなので年長者の方が主人公の作品なんか読んでみたい。図書館の本。
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のん
4つの短編集。青春小説より年長のジャンルだから白秋小説?(ってあるのかな)。車内で骨壷の忘れ物を見つけたり、姑の遺影を探したりで始まるストーリー。「死」というものが近い小説。中年以降の世代の人たちの心理描写が興味深くて、一気に読んだ。結末がホラーっぽいのもあったけど、どれも現実にありそうで…でも本のタイトルが「白昼夢」。そうか…夢なのか?面白かったです。図書館の本。
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のん
独特のファッションと歌声そして何より色彩感のある楽曲の数々。歌詞だけで一編の短編小説になりそうなストーリー。「ユーミン」が誕生するまでの物語。熱狂的なファンではなく人並みに曲は知っている(コンサートは1回だけ)程度の私ですが、魅きつけられる名曲の生まれた理由(必然の)が描かれていて興味深く読みました。戦後の高度成長期の女性や昭和のポップス音楽史も盛り込んでいて読み応えありました。チャペルのオルガンが歌声の原点だったのが一番の驚き。人脈は作っていくけど決して群れない孤高の天才でした。尊敬です。図書館の本。
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のん
自己肯定感の低い真智子の恋愛。どうしてこの本借りたんだっけ?大阪が舞台だったから?ちょっと思い出せない。ここのレビューにも面倒くさい人と書かれている、確かに。それでも共感したという人も多くてびっくりした。真智子の歳上の友人たちは飛んでるし、そちらにも付いていけない。世の中には色んなタイプの人がいるんだな…。図書館の本。
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のん
奈良ゆかりの4人の作家の城崎カニ旅行から始まった作品。ちなみに日本海にカニを食べに行くのが関西人は大好き。古風なカバーデザインに志賀直哉オマージュ作品かと思ったらいきなりのパロディ…思ってたのと違った。森見登美彦だもんね。さくさくと読了。図書館の本。
が「ナイス!」と言っています。
のん
1967年から2022年までの2人の人生を描く物語。同世代の飛馬は言うまでもなく15歳上の不三子の人生も興味深く読んだ。1人1人の物語でも十分成立するところを世代の違う2人を交流させることでより面白くなっている。情報が溢れる時代に何を信じるかは人それぞれ。「デマ」が創作のきっかけになったという。「あなたの信じているものは正しいのか?」と突きつけられる。この不安にさせる読後感はやはり角田さんでした。図書館の本。
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のん
食べ物(食べるシーン)が出てくるショートストーリーを短歌で締めくくるスタイル。全編短歌を楽しみに読んだ。こんなストーリーからこの短歌が生まれるんだ!という驚きのものもあった。31文字の言葉の組み合わせだけで作られる世界は、何かの秘密の暗号のよう。誰にでもできるわけじゃない、さすが歌人。愛犬の想い出を歌った「納豆オムレツ」が好みでした。図書館の本。
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のん
姉が「面白いよ」だったか「これ話題のやつ」だったか言って貸してくれた。でも吉本ばななさんの家族(父親)エッセイを読んだ時ほどの感動はなかった。文字になったらそれは全てフィクションというから何とも言えないけれど、長女らしい目線の、父はすごい人だった、うちの家族は他所とは違うのよ感…。吉本隆明ファンの方に向けて書いているというのもあるんだろうけど。食べたかったものがかぶるくらいでスピリチュアルなら我が家だってスピリチュアルだな。
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のん
緊急事態宣言の中、孤独な一人暮らしをする大学一年生の杏奈。そこに時空を越えてマリリンモンローから電話が…SF的な物語と思ったら違った。ウーマンリブを経てフェミニズム、ジェンダーと変わっていった現代にマリリンが生きていたら?をテーマに卒論を書き上げていく杏奈。一方でコロナ禍の始まりが大学入学という大学生のリアルも描かれていて、私の想像力は足りていなかったなという気付きもあった。面白かったです。図書館の本。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/28(3088日経過)
記録初日
2016/02/20(3247日経過)
読んだ本
1387冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
427831ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
1301件(投稿率93.8%)
本棚
0棚
性別
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