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2024年5月の読書メーターまとめ

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読んだ本
17
読んだページ
5149ページ
感想・レビュー
17
ナイス
559ナイス

2024年5月に読んだ本
17

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • たくや
  • うさこ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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方舟よりはコンパクトに纏まっており、ダレずに面白く読めた。完璧なパズラーなのだが、最近は論理的な謎解きの他にもう一つどんでん返しがないと許せないという風になってきており、今の推理作家は苦労していると思う。確かに攻撃されてからでなければ正当防衛が認められないとすれば、その時には全員が吹き飛ばされてしまって反撃の余地はないんだよね。国の専守防衛も同じこと。前作との繋がりはとても嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
17

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再会がテーマか。1話目はエキセントリック過ぎて感心しないが、2編目は泣いた。泣かせよう泣かせようとする著者の狙いが見え見えなのに、やっぱり耐えきれなくなった。ずるいよね、こういうシチュエーション。大作ではないが、極めてどこにでもある、みんなにも少しは覚えのある物語。
が「ナイス!」と言っています。
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読んでいる最中に何回か声を出して笑ってしまい、家内に「アンタも笑うことがあるんだね」と呆れられてしまった。ホントにバカバカしい、ダジャレだけの瞬間だけ楽しいマンガだ。施川ユウキ大センセーの一方の魅力が発揮されている。こんなにダジャレだけのマンガって他に類を見ないんじゃないか?森の中に打ち捨てられた雀卓を囲むメンバーが絶妙で、想像外。ダジャレオンパレードに怒らない人だけに推薦します。私は大好きです。
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ネタバレ面白かった。推理小説ではなくカジマナが本当に犯罪を犯したのかはわからない。しかし彼女の存在感といったら圧倒的である。取材のつもりが取り込まれて支配される様がとても怖い。レクター博士を彷彿とさせた。料理のレシピや食事がよく出てくるが、それを表現する語彙は非常に豊かだ。里佳の自分を賭けた取材に一度は屈服したように見えたが、尚、それからも超然としているように見えるカジマナの捻れた怖さに慄然とした。著者にはランチのアッコちゃんなど、ちょっとほんわかした女友達の作風イメージを持っていたが、全く違ってびっくりした。
が「ナイス!」と言っています。
bluemint
方舟よりはコンパクトに纏まっており、ダレずに面白く読めた。完璧なパズラーなのだが、最近は論理的な謎解きの他にもう一つどんでん返しがないと許せないという風になってきており、今の推理作家は苦労していると思う。確かに攻撃されてからでなければ正当防衛が認められないとすれば、その時には全員が吹き飛ばされてしまって反撃の余地はないんだよね。国の専守防衛も同じこと。前作との繋がりはとても嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ歴史に残らない人類最初の犯罪を想像力を逞しくして記述した、あったかもしれない過去。誘拐と盗聴の話が面白かった。欲を言えば、盗聴や卑弥呼の部のように有名な史実に絡んだストーリーにすれば、「ああ、なるほど!ここに繋がるのか」と納得感が倍増すると思う。「邪馬台国はどこですか」みたいに。
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ネタバレ舞台は火星。ジャンルはSFと思わせて、実はハードボイルド。途中までは、昔のテレビドラマの「逃亡者」。次第にプログレッシブのアデリーンとの精神的な交流が密になってくる。オヤジと美少女モノは珍しくもないが、逃避行でのアデリーンの共感能力が覚醒し破壊しまくるところが興奮した。今でさえ防犯カメラのリレーによって、犯罪者の行動はほぼトレースされるが、この物語ではそんなことにもなっておらず、いささか穴の空いた脱出劇になっているのがちょっと甘い。最初はとっつきにくいが、それを超えたら一気読みだった。
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ちょうど時代はピッタリ合っている、ウルトラマンやウルトラQのテレビ放送。まさかヤク中の巨人だとは!ミッキーは誰かにソックリなんだけど、誰だかどうしても思い出せない。
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この前見たゴジラマイナス1と被ってきた。当時の家並など背景を描くのがとっても上手いなあ。風俗も、押し売りが実際にいたのも覚えている。
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「あのバカは本当のバカですけど、言ったことはちゃんとやる男です」なんて一度で良いから言われてみたい。
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現実的・具体的な記述でありながら、全体を俯瞰して見ると超現実的な幻のような物語だ。宮沢賢治の一連の小説を思い起こさせる。人間世界を飛行船で脱出した人形たちはどこへ向かうのかはわからない。「漂流記」ではなく、やっと「出発」したことの記録なのではないだろうか。星空に舞う儚い雪のように、微かな希望と哀しみが感じ取れた。
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アレに向かってあさが出動。あさが飛び立つだけの間に様々なことが同時に起こる。それだけで丸々一冊費やすから、物語が重厚になる。大事の前だけれどハラを決めたおっちゃんはとても素敵だ。A倉といい実相寺も研究助手も、もちろんあさやきぬよもスジが一本通った人たちに参ってしまう。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ猟奇の果: 同じ顔を持つ人物が周囲に出没する気味悪さを描いたもの。前半は面白く進行に興味を持ったが、後半は全く違うテイストで頭を使う推理ではなく、アクション仕立てになってしまった。乱歩も言うように、連載約束の一年より早く終わってしまいそうで編集長の横溝正史のアドバイスを受けて何とか書き継いだというのが理由らしい。乱歩もすっかり忘れているような安直な真相だったが、最初のアイデアを活かし切って整合性をきっちりつければかなりの傑作になっていただろうと惜しまれる。
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ネタバレ既読の作品が多かったが、そういう関係があるとは全く気が付かなかった。男の熱い友情もそういうことになってしまうのか!具体的な行為の記述がなくても、微かな匂わせからいろいろ想像するのも読み方のひとつなんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ「わが国は今、君たちの力が必要だ」なんて言われて燃えないヤツがいるだろうか?思いもかけない重大な任務の最中にヤツが現れる。一気に読みたい!
が「ナイス!」と言っています。
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孤島の鬼:現代の作家にはとても書けないとんでもない話。単純な事件と見えて、実はウネウネと話が捩れて、怪奇な様相を呈してきた。地下通路で彷徨った場面ではこちらも息苦しくなり、鼓動が激しくなった。友人が亡くなったのは残念だったが、悪夢のような事件の中でハッピーエンドで終われて良かった。さすが乱歩、物語を進める力はものすごいものがある。
が「ナイス!」と言っています。
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え、ここまでがイントロか?一気に17歳のあさになりどう話が続いていくか、謎の怪獣がどう絡んでくるのか全くわからないが、期待が膨らむ。
が「ナイス!」と言っています。
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久しぶりの浦沢作品。伊勢湾台風の猛威と被害の描き方が素晴らしい。思わぬ形で巻き込まれた元爆撃機乗りで今は泥棒のおっちゃんがあさに励まされて、男の矜持を取り戻すところは感動した。意地悪そうな飲み屋のおばちゃんもきっぷがよく、読んでいるうちに泣けてきた。まだ1巻目で、今のところ8巻まで出ているが、浦沢作品で心配なのは無理に引き延ばして、テンションが爆下がりして、つまらない終わり方になるんじゃ無いか、という事だ。人気が出てきたからといって水増しせずに、当初の計画通りに進めて終わっていただきたいと切に思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/08(2847日経過)
記録初日
2016/09/05(2850日経過)
読んだ本
1551冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
412053ページ(1日平均144ページ)
感想・レビュー
1489件(投稿率96.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
71歳
血液型
B型
現住所
静岡県
自己紹介

大型本以外は原則すべて自炊してiPadで読んでいます。
読みたい本は数多くあれど、残された時間は少ない。
とにかく読む・読む・読む
プロフィール写真は「ミナミコアリクイ」です。

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